2014年08月22日

ぶらり、徳島へ山間の集落と酒蔵巡りに行ってみた【前編】

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先日、四国の徳島へぶらり、と行ってきました。
本当に直前で、前日に現地で足となるレンタカーが運よく確保する事が出来た(しまった)ので、思い立って行ってきたのです。まあ、前々から行く理由と場所はあったのですが、東京からかなり距離があるので、なかなか機会がありませんでした。ちなみに徳島に訪れるのは実に5年ぶりです。

前回の記事では、今回の旅の最終日の出来事を、いろいろなハプニングがあったので、その熱が冷めやらぬ内にと先にアップしたのですが、今日と明日は今回の2日間の旅を書いていきます。

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今回の現地での足はトヨタのハイブリッド車『プリウス』です。
まさか、こんな良いグレードの車を借りる予定はまるでなかったのですが、お盆連休前日に徳島駅周辺のレンタカー会社を探して、やっと見つけたのがこの車でした。まあ、一度は乗ってみたかった車でもあり、そもそも足が無いと旅そのものが成立しないので、少し悩みましたが申し込み。
昨年からやっている「輸入車での酒蔵巡り」の延長線上と考えました。

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プリウスの運転操作は独特で、既存のAT車に乗り慣れていると最初は戸惑うこともあるかも知れませんが、慣れると非常に機能的で快適です。もう普通のAT車に戻れないかも....は、ちょっと大げさですが。
あと、この操作系はBMWと似ていますね。

さて今回、徳島入りの往路にはひさびさに相乗りサイト「のってこ」を利用しました。

直前でしたが、たまたま東京から愛媛へ帰省される方がいらっしゃり、同じく徳島・愛媛へ帰られる方との同乗となりました。途中心配された高速渋滞も無く、早朝の6時には徳島入り。
わざわざ遠回りとなる、徳島駅(から少し離れた)レンタカー店の前まで送っていただきました。感謝感謝。

レンタカー店の開店まで1時間以上あるので、徳島城址公園(徳島中央公園)を散策して、公園内のベンチで仮眠。そして時間が来たのでレンタカーに乗り込み出発です。

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まず最初の目的地は、レンタカー店から一番近い酒蔵、清酒『勢玉』(せいぎょく)を醸すその名も勢玉という酒蔵です。助任川(すけとうがわ)沿いに建つ勢玉は、徳島市内にある酒蔵5軒の中でも最も若い明治27年(1894)の創業ですが、戦火を免れた酒蔵や商家、煙突などが国の有形文化財に指定されています。
しかも酒蔵を利用して、そば処やカフェ、イベントホールなども運営しています。

『勢玉』
株式会社 勢玉
徳島市福島1丁目4-9
088-623-2777

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さて次は、吉野川を渡って鳴門市方面へ。
途中の川内町という田園地帯の中にひっそりと佇む、清酒『蘭玉』を醸す吉田酒造へ。

創業は江戸時代後期の文化7年(1810)。家族経営の小さな酒蔵で直売所も併設していますが、お盆連休なのでお休みの様でした。電話で市内の販売店を問い合わせましたが、あまり流通していないとの事。しかも、年内の酒は完売したので蔵元にも在庫が無いとの事。まあ、またの機会にという事で先に進みます。

『蘭玉』
吉田酒造 株式会社
徳島市川内町大松424-1
088-665-1201

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今切川、旧吉野川を渡り、右手に徳島空港...は見えませんがそのまま鳴門市入り。
そして5年ぶりの撫養町南浜へ。旧撫養街道沿いは阿波の玄関口として発展した商業の町で、今も往時を偲ばせる古い家並みが残ります。以前は”JR四国乗りつぶし”の旅で、JR鳴門線で訪れた事がある町です。

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そんな町並みの中に建つ白壁が目印の、清酒『三拍子』を醸す三拍子酒造は創業大正10年(1921)。
以前訪れた時も閉まっていましたが、併設しているコンビニのような直売所も荒廃に研きを掛け、廃業の香りが漂います。休日なのか電話をしても誰も出ず。
でも、一応徳島市内で直営店のカフェレストラン「三拍子」を経営しています。

三拍子酒造 株式会社
鳴門市撫養町南浜字蛭子前西99
088-686-3111

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続いて鳴門市街へ。鳴門市には3軒の酒蔵があります。2007年公開の映画「阿波DANCE」の舞台となった鳴門高校のすぐ脇に建つ、清酒『花乃春』を醸す花乃春酒造もまた江戸時代後期文化11年(1814)創業の古い酒蔵です。学生達が利用するであろうコンビニ「ヤマザキホップ」が蔵の直売所でもあります。
かつては田園地帯だったのでしょうか?蔵のまわりが住宅街となっていて、見つけるのに苦労しました。

『花乃春』
花乃春酒造 株式会社
鳴門市撫養町斉田字浜端西105-3
088-686-2008

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さて、JR鳴門線の終点鳴門駅の先の大桑町にある、清酒『円滑』を醸す鳴門酒造へ。伝統的な佇まいの酒蔵ですが、創業は昭和32年(1957)と新しい。
連休中とあって蔵はお休みの様で、人の気配はしましたが声をかけても応答なし。電話をしてみると、きっぱりと「本日はお休みです」との事で、市内の販売店を訪ねると「いや、いいでしょうもう」と面倒くさそうに電話を切られてしまいました。まあ、ご近所限定流通の小さな酒蔵なのでしょう。おそらく一升瓶しか無さそうな気もしたので、深入りせずに鳴門市を後にしました。

『円滑』
鳴門酒造 株式会社
鳴門市撫養町大桑島字すべり岩11

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JR鳴門線に併走する撫養街道を西へ。JR高徳線との分岐駅である池谷駅の一つ鳴門寄りの阿波大谷駅近くに建つのが、清酒『鳴門鯛』を醸す本家松浦酒造場です。

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蔵の創業は文化元年(1804)ですが、蔵元の先祖は長崎県の松浦水軍だったといいます。戦時中の企業整理令で鳴門地域の酒蔵が統合され、複数の酒蔵を系列下に持つことになった事から「本家」を冠称したといいます。

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町並みを構成する旧家の佇まいです。

『鳴門鯛』
株式会社 本家松浦酒造場
鳴門市大麻町池谷字柳の本19
088-689-1110

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その本家松浦酒造場の斜向かいに建つ味噌・醤油の醸造蔵『福寿醤油株式会社』もまた松浦家の一族が経営しています。

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本家松浦酒造場を後にさらに西へ。JR板野駅の南側、吉野川と旧吉野川に挟まれた板野郡藍住町の田園地帯の中に建つ屋敷のような大きな酒蔵。清酒『雲井椿』を醸す木内本店は明治10年(1877)の創業。
しかし、見るからに荒廃して倒壊目前の酒蔵、入口にも蔵の看板はありません。
廃業している気配がプンプンしますが、確認の為電話をしても誰も出ず。蔵を後に。

『雲井椿』
株式会社 木内本店
板野郡藍住町富吉字須崎95-3
088-692-2307

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主要地方道徳島引田線を南下し再び徳島市へ。
徳島城下の東端に位置する伊予街道・旧道沿いに開けた商家町である鮎喰町には、清酒『南国市』や『眉山』で知られる吉本醸造があります。重厚な商家建築の主屋で創業は明治元年(1872)。

この町並みもひさしぶり、吉本醸造はお休みでしたが、お酒は過去に飲んでいてネットでも流通しているので東京でも手に入ります。

『南国市・眉山』
吉本醸造 株式会社
徳島市鮎喰町1丁目125
088-631-7591

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現在の伊予街道・国道192号線を東へ徳島中心部へと一筆書きで戻ってきました。
隣りに建つ牛どんの吉野家が目印の酒蔵、清酒『御殿桜』を醸す齋藤酒造場は昭和14年(1939)創業と結構新しいですが、実は100年以上続く酒蔵を斉藤家が購入したのが創業年となっています。このあたりは徳島城下で酒、味噌、醤油、酢などの醸造蔵が集まる地域で、かつては15軒近い酒蔵があったといいます。今でも佐古町の真ん中には「蔵清水」と呼ばれる名水の井戸があります。

『御殿桜』
有限会社 齋藤酒造場
徳島市佐古七番町7-1
088-652-8340

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徳島市から今度は阿南方面へと南下していきます。
いよいよ今回の旅の本命とも言える山間部へと入っていきます。

の前に遅い昼食。
ロードサイドのセルフさぬきうどん店に。
うどんは中盛、えんどう豆のてんぷらを付けて500円弱と、やや高いかな?

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うどんは茹でて時間が経っているのか、ソフト面のようにコシがありませんでしたが、出汁はめちゃ旨かったです。ああ、胃にしみる〜。

ごちそうさまでした。



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