2014年09月24日
ぶらり、日本酒ブロガーの丹醸さんと那須の清流で日本酒オフ会をしてきた
昨日は日本酒のブログでお世話になっている「丹醸&スペペ 飲料マニアと雑学帝王!!」の丹醸さんと約一年ぶりのオフ会が実現しました。
昨年のオフ会は栃木県北部にお住まいの丹醸さんと東京に住んでいる私太泉八雲の中間地点として、埼玉県蓮田市にある清龍酒造で行いました。
今年は、旅好きで酒蔵好き同士のオフ会、ただの居酒屋では風情が無いと、丹醸さんのご提案で大田原市近郊の「観光やな」で一席設けることとなりました。
昨年は青龍酒造、今年は那須の清流での一献です。
昨日はなんと仕事が徹夜となってしまいの朝帰り。
そのままシャワーを浴びて、荷物をまとめて家を出ました。
JR宇都宮線を乗り継いで、東京から約150km。
宇都宮線最北端の駅「黒磯」に到着したのは9:10です。
黒磯は東北本線の乗り継ぎで何度か来たことがありますが、改札を出るのは初めてでした。
那須御用邸があるので皇室専用の出入り口がある黒磯駅。(現在は使用されていません)
実はこの黒磯駅を境に南側は直流電化、北側は交流電化と電化方式が異なっているので、栃木県内にありながら運行形態が分断されている場所なのです。
丹醸さんとの待ち合わせ時間は当初10:00でしたが、予定よりも早く着いてしまったために、9:30頃に駅に向かいに来てもらう事となりました。
その間に駅前をぶらっと散策してみる事にしました。
駅前ロータリーから古い商店がちらほら見えたからです。
黒磯駅前周辺には古い商家や屋敷がいくつも点在していました。
ぐるっと一周して駅に戻ります。
そして丹醸さんと久々のご対面。
丹醸さんの車で最初に向かったのは黒磯郊外にある小さな酒蔵「熊久保商店」です。
「那須野泉」という銘のお酒を醸していましたが、現在はおそらく自醸していないとの事。栃木県酒造組合にも加盟はしていませんが、地酒のイベントに結構出店しているそうです。
店の裏には崩壊して朽ち果てた土蔵が...見てはいけないものを見てしまったような...。
観光地向けの少し高いお酒と、地元向けのリーズナブルのお酒、さらに焼酎やリキュール類も販売しています。
店の女将さん?おばあちゃんから説明を受ける丹醸さん。
その間に4合の普通酒「くろいそ巻狩の里」を1本購入。
他のお客さんも待っていたので、店を出ました。
丹醸さんの紹介で地元の”スーパーいけがみ”に寄ってまだ未購入だった県南にある栃木県最大手の蔵「北関酒造」の吟醸酒を購入。
そして、本日の目的地である「寒井余一観光やな」を目指しました。
我ら二人は真っ昼間からお酒を飲むので、途中丹醸さんの奥さんを乗せてから現地へ。
で、我ら二人を降ろすと、奥さんが車を運転して家に戻られました。
那珂川の清流ぞいにお店はあります。
「やな」は写真では見たことがありましたが、実物を見るのは初めて。
今日は晴天に恵まれましたが、水量が少なく”やな”に川魚の姿は一匹も見られません。
清流のせせらぎも気持ちが良いのですが、もう早く一杯やりたくてたまらなくなったので、お店に向かいます。
気になる一品料理をいくつか選び、テラスで待ちます。
日本酒!!と行きたいところですが、とりあえず最初はビールで乾杯です。
「かんぱ〜い!!」
料理が次々と運ばれてきます。
初めて食べる”鮎さしみ”。
活け作りですよ!!
鮎の一夜干し”鮎ひらき”。
小ぶりだけど、味が濃縮されている〜。
そして定番ですが外せない”鮎塩焼き”です。
そして、これも鮎の刺身の一種。身を細かく輪切り(ぶつ切り)にした”鮎筒切り”です。
豪快で野趣的ですね。
これは酢味噌でいただきます。
そして自家製のお新香。
もう早く日本酒にシフトしないと。
お店に置いてあるのは地元大田原の地酒「天鷹」と「旭興」ですが、まずは冷酒から。
「旭興」は生詰め酒ですが、「天鷹」は生酒のようです。
料理もさることながら、この店....レベルが高いぞ!!
いや〜清流のマイナスイオンに包まれながら酒も料理もススム、ススム!!
次の料理は”稚鮎の天ぷら”です。
そして今度は「天鷹」と「旭興」の熱燗を1合づつ。
少しぬる燗ですが、料理に合います。
片口で出してくるところが憎いでね〜。
ちょっと肉系も食べたくなったので、定番の鶏の唐揚げ。
ぬる燗にも合います〜。
そして締めは”手打ちそば”。
これがまた...めちゃうまい蕎麦でした。
いや〜満足、満足。
昼から3合近くは飲んでしまいました〜。
丹醸さんは奥さんに迎えの電話。
そして駅方面に向けてぶらぶら歩きました。
そして途中で奥さんの車にピックアップ。
ウーロン茶までいただき、帰りは那須塩原駅まで送っていただきました。
帰路は東北新幹線を奮発。
大宮までのつもりでしたが、気がついたら終点の東京駅でした〜。
そして家に着いたら、バタンキュー。
目が覚めたら翌朝でした。
今回は本当にめちゃめちゃ贅沢で至福な一日を過ごす事ができました。
オフ会をプロデュースしてくれた丹醸さんと奥さんに感謝です。
ありがとうございました!!
この記事はあなたのの役に立ちましたでしょうか?
よろしけれは、ポチッと応援をお願いします。
↓ ↓
http://blog.sakura.ne.jp/tb/103913521
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
遅くなりましたが、オフ会有難うございました。いろいろ語りながら、美味しい鮎と栃木の地酒が飲めて楽しい一日でした。わざわざ黒磯まで来ていただいて有難うございました。
また是非オフ会しましょう。