ぶらり、草津温泉に行ってきました。
日帰りで。
数年前から年に一度は(基本雪の降る冬)草津温泉に行っていました。
しかし、昨年は結局一度も行くことが出来ず。
なので2年ぶりの草津温泉です。
今回の草津温泉の目的は、八ツ場ダム建設に伴うJR吾妻線の新ルートを初めて通って草津温泉に行く事と、新車両となった特急「草津」に乗る事。
どちらかと言うと、鉄寄りの旅。
昨日は徹夜。
久々の休日を寝て過ごすのは勿体ないので、無理して早朝に家を出る。
本当は行きも新・特急「草津」に乗って行きたかったのだが、草津31号は9:00上野発。
ちょっと遅すぎ。
時刻はまだ6時台。
なので、行きは鈍行の高崎線(湘南新宿ライン)で上州を目指します。
もちろんグリーン車。
いつも結構がらがらですが、土曜の早朝はかなりの乗車率。
辛うじて窓際の席を確保。
読書と朝のコーヒー。
そして、お猪口?
最近の旅のマイブーム。
上の写真の窓際に置いてある携帯魔法瓶の中身はお茶ではなく日本酒。
日によって燗酒を入れたり。
以前はボトルに直接口をつけて飲んでいましたが、ちょっと試しに持って来た。
やっぱり、こっちで飲む方が美味しい。
旅の風情も一気に上がります。
上信電鉄が見えて来た。
そして高崎駅に到着。
通勤とか帰省とかで乗っている人には長い乗車時間かも知れませんが、
準備をしてきた旅人にはあっという間の一時。
高崎駅に降り立ってすぐに、新・車両の特急「草津」が通過していった。
でも、この時間にはまだ「草津」は走っていないので、おそらく「スワローあかぎ」かと。
特急「草津」「あかぎ」を新型車両ではなく新・車両としているのは、元々が常磐線の特急「スーパーひたち」のお下がりだから。
常磐線の特急車両は新型のE657系の導入によって、「スーパーひたち」の651系がこの高崎線へ、同じく「フレッシュひたち」のE653系は化粧直しをして新潟県へと転勤していったのです。
長野原草津口行きの吾妻線の出発までまだ少し時間があります。
休日の朝の高崎駅のトイレはめちゃ混みます。
朝飯がまだだったので、久々の駅そば。
明太子ごはんとの朝食セット。
出発時刻の5分前に列車に乗ったら、案の定ボックス席は空いておらず。
ロングシートにも辛うじて座れた感じ。
でも、まあ。
吾妻線の車窓は何度も見ているので、しばらくは読書にふけります。
で、吾妻線の新線は岩島駅〜長野原草津口駅間。
何年も前から建設をしていたコンクリート橋(第二吾妻川橋梁)を初めて渡ります。
遠く、中央右あたりに見える旧線。
ほとんど良く分かりませんね。
しかも途中で無くなっています。
新線は線形が良いので以前の旧線よりもスピードも出て、乗り心地も良いのですが、
ほとんど(7割)がトンネルとなっているので、車窓の景色は楽しめません。
わずかに見える吾妻橋。
そして、また旧線が見えて来たら「長野原草津口」駅に到着。
おお!!
ス、Suicaが使える!!
スバらしい!!
新線が開通した2014年10月1日から設置されたそうです。
でも、ピッと簡単ですが、東京からの金額は結構大きい。
良く見ると、駅も建て替えられて新しくなっていました。
ここからJRバスに乗り換えです。
臨時急行バスが出ていました。
路線バスは長野原町の中心部を走りますが、急行は町を迂回するバイパスを走ってノンストップで草津温泉に向かいます。
しかし、期待した雪が無い...。
草津町に入ると、標高が高いので幾分雪が残っていますが、降雪はありません。
草津温泉バスターミナルに到着。
改修工事が進んでいるらしい「湯畑」周辺へ下る坂を(恐る恐る)下っていく。
何か...いろんなものが出来ていた。
「湯畑」は変わらず。
「湯もみ会館」こと「熱の湯」は大改装中。
で、最も心配していた「白旗の湯」は...以前と変わらぬ姿でした。
改装工事が行われていたと聞きましたが、ホッと安心。
私にとっての草津温泉はイコールこの「白旗の湯」なのですから。
中もあまり変わっていない様子。
良〜くみると、耐震補強が施されている事と、床が滑り止め加工されているくらい。
ああ、よかった。
しかし、今年の草津の湯はちょっとぬるかった。
まあ、普通の人なら入れないかも知れませんが。
大体45度くらい。
いや〜、やっぱり効くな〜。
温泉はやっぱり草津ですわ。
酸が効く〜。でも湯を上がってしっかりとタオルで体を拭かないと、酸で下着がボロボロになりますのでご注意を。タオルは基本使い捨てです。
徹夜の疲れが(精神的)には癒やされ吹き飛びましたが、
強い薬効で体はより一層疲れています。
本来ならば一泊でもするのが良いのですが、今日はここでとんぼ返りです。
素泊まりの宿も取れなかったし、雪も無いのでまた来ます。
タイミング良くノンストップで「長野原草津口駅」行きの臨時急行バスがあったので、
それに乗って山を下ります。
駅でとりあえず特急券を購入。
なぜかカードが認識されず、現金購入。
乗車券はSuicaでピッです。
しかし、長野原草津口駅から先、特急「草津32号」は約1時間半近く先。
今日は昼食もまだです。
と、いっても昼食は特急「草津」の車内で取るつもりですが。
しかし、誤算が。
リニューアルされた長野原草津口駅には何も無いのです。
正確には小さな、小さなキヨスクが一軒のみ。
これ、旧駅舎のキヨスクと同じか、逆に小さくなってない!?って。
駅弁は2個だけ。
あまり食指が伸びない駅弁。
争奪戦であっという間に無くなり。
以前の旧駅舎には立ち食いそばや飲み屋があったのですが。
しかもダム建設の為に駅周辺には一切の店がありません。
あと1時間近く待つのか、と持った時に下り列車の到着。
そうだ、これで特急「草津」始発駅の万座・鹿沢口駅まで下ろう!!
始発駅なので、自由席の争奪戦も回避される事、
万座温泉と鹿沢温泉の玄関口である万座・鹿沢口駅周辺にはお店やコンビニがあるだろう。と、言う読み。
案の定、駅からすぐの場所にセブンイレブンがありました。
ガッツリ食べるつもりも無いので、軽くアルコールとつまみ類を買って駅に戻ります。
良く見ると万座温泉と鹿沢温泉の出入り口付近もリニューアルされていました。
あと、駅員さんに特急券の追加料金を確認したところ不要との事。
あとは、ホームで特急「草津」の入線を待つだけ。
そしてやってきました、651系特急「草津」!!
「上野行き」スワローあかぎ!?
常磐線時代の「スーパーひたち」は何度も乗っていますが、
オレンジのラインだけで、だいぶ印象が変わります。
651系は国鉄分割民営化によって誕生したJR東日本が初めて新設計した特急車両。
製造は川崎重工。
製造からすでに25年以上経過しているので、年期を感じさせるところもありますが、
デザインも設備的にもまだまだ行けます。
編成を短くして、オレンジの帯を着けただけでありません。
見えない所もいろいろ変えられています。
雪国仕様にもなっていますし。
なにせ、以前の「草津」は特急とは名ばかりのあれ(185系)ですから。
それに比べると2ランク以上グレードがアップしてますよ。
さあ、いよいよ651系特急「草津32号」上野に向けて出発です!!
いや〜、やっぱり快適ですよ。
車内も静かだし、乗り心地も最高!!
ボロボロのしかも急行に近い特急車両だった旧国鉄時代の185系は本当に酷かった。
特急料金を払うのがはばかれるくらいでした。
車窓の雰囲気もまるで新鮮に見えてしまうのが不思議。
遅い昼食となりましたが、ここで乾杯!!
お疲れさまでした。
最近はビールではなくハイボールです。夜の飲みでも。
別にNHKの朝ドラの影響という訳ではありません。
最近ビールはお腹がふくれるのと、早酔いするので。
このあとに、持参した日本酒も控えていますし。
上野までの区間で、結構651系特急「草津」「あかぎ」とすれ違いました。
吾妻線内でも、回送列車含めて2回ほど。
あ、お茶を買い忘れた。
特急「草津」には車内販売もあったので、ついでにハイボールのおかわりも購入。
車内販売でもSuicaが使えるのは小銭いらずで便利になりました。
杯は進みましたが、酔いはそれほどでもありません。
651系特急「草津」からの車窓は、高崎線内に入っても新鮮でした。
そうそう。
最近の鉄旅のマイブーム。
缶つまシリーズ「ぼんじり」です。
国分 缶つま 国産鶏ぼんじり ソラチたれ焼き
私は大のぼんじり好き。
焼きたてには遠く及びませんが、旅先で好きなときにぼんじりを食べられるのはスバらしい事です。
缶詰なので賞味期限も長いですし、ポンとカバンに放り込んで旅に出られる気軽さ。
これ、オススメです。
2015年最初の草津温泉の旅
おしまい。
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