2015年05月03日
ぶらり、『郷愁小路』の孫右衛門さんと小田原プチポタオフをしてきた
GW初日。
広島から関東・山梨エリアの町並み散策に来られる孫右衛門さんにちょっと合流してプチオフを行いました。
孫右衛門さんは古い町並みのサイト『郷愁小路』を運営されていて『いらかぐみ』のメンバーです。
さて、今年のGWは直前まで休みが確定せず、結局はフルに6連休となったものの、休み明けからの仕事の課題がたくさん山積みになっている事もあり、また直前になって急に宿などの予約が取れるわけでもないので、今年のGWは長旅には出ずに、基本自宅でのんびり過ごし、たまには東京近郊をぶらぶらしてみようかな?と。
そんな余暇の過ごし方も、今までありませんでしたので。
会社の飲み会から帰宅して、『いらかぐみ』の掲示板を除いてみると、なんと孫右衛門さんがGWに関東へ来られるというではないですか。
時刻は深夜だった為に翌朝連絡を取ってみることに。
で、翌朝7:30ごろに電話。
この季節。町並みウォーカーならすでに動き始めている時間です。
そうしたら、まだ新幹線の中だと。
昨日ではなく今朝出発されたのですね。
今日の予定は新幹線の三島駅で降りて、三島から順に伊豆半島の町並みを歩き、小田原でレンタルサイクルを借りて、市内および板橋宿、国府津などを廻って、今度は御殿場線沿線の町並みを歩き、最後は御殿場でレンタカーを借りて終了という旅程。
小田原は昼頃到着するという事。
なので、半分無理矢理その時間に押し掛けて、プチオフを行う事にしました。
自転車で廻るという事で、私もいっしょにレンタルサイクルを借りようかと思いましたが、ここはブログの為にも、そして半年間乗っていなかったORi Bike M10を久々に持って行く事にしました。
小田原駅に到着したのは12時すぎ。
孫右衛門さんも、ほとんど同じタイミングで到着されたようです。
昨年11月に名古屋の有松オフ以来ですから、お会いするのは実に半年ぶりでしょうか?
レンタルサイクルの受付所は小田原城内にあります。
小田原城は外からは何度も見ていましたが、中に入るのは初めて。
小田原城は江戸時代の小田原藩の城というよりも、豊臣秀吉に滅ぼされた北条氏の居城のイメージが強く、というか実際町を歩いても北条氏の名前しかありません。
さて、小田原城を出発。
まずは静岡寄りにある板橋宿をめざします。
そして順番に小田原城下・宿場町を散策する予定。
小田原の中心市街で鍵形に2度クランクする国道1号線。
関東大震災で城下町のほとんどが失われた為、今あるのは震災復興後の町並みとか。
幅広い国道1号線沿いには、意外にも古い町並みが残っていました。
明治から昭和にかけてのもの。
板橋宿に到着。
板橋宿は正式には宿場町ではなく、東海道沿いに形成された街村。
小田原城防衛の為に「板橋見附」が置かれた村で、大工や石工、木工などの職人が多く住んでいたらしい。
国道1号線は町を大きく迂回していますが、この板橋も関東大震災で大きな被害を受けた為に江戸時代の建物はありません。明治・大正・昭和の古い町並みがわずかですが残されています。
板橋のランドマークとなってる「内野邸」は元醤油醸造蔵でした。
さて、お昼は東海道沿いに見つけた天ぷらのお店に入りました。
そして、小田原中心部の旧城下を散策します。
旧東海道沿いの宿場町・商業の町だった本町。
海岸線に近い浜町には小田原名物「かまぼこ」の工場や店舗が集まっています。
歓楽街の栄町界隈。
ここで、小田原城下は終了。
時間が迫っているので、急いでレンタルサイクルを返却し、国府津へと移動します。
孫右衛門さんは東海道本線で移動しますが、私は久々にORi Bike M10を駆り出した事もあり、運動も兼ねて国府津まで走って見ることにしました。
国府津までは約7kmほどしかありませんが、途中道に迷ったりして(今日はGPSは持参せず)結構ハイペースで走り続けた為に、良い運動にはなりました。
駅に着くと、ちょうど孫右衛門さんも同じタイミングで到着。
国府津は東海道沿いに町が形成されていますが、発展したのは東海道線が開通してからの事。
昭和の看板建築が国道1号線沿いに残されています。
国府津の町は駿河湾に面した海岸段丘上に形成され、街道に面した町並みの後ろには、古い漁師町のような細く入り組んだ路地に幾重もの民家がひしめいていました。
傾斜地に細い石段が続き、迷路のような集落形成に、こちらの方がある意味面白かったですね。
時刻は3時をまわり、ここで孫右衛門さんとはお別れ。
孫右衛門さんは御殿場線で川北の町を経由して御殿場へ。
私は湘南新宿ラインで家路につきました。
急な押し掛けにお付き合いいたき、ありがとうございました。
おしまい。
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銚子電鉄の車輌も変わりましたね。このブログはよく拝見しています。
今度はオフ会でお会いできますように。