荒川サイクリングロード(以下荒川CR)を走るとき、自宅から荒川までのアクセス道中にいつも気になっていたお店がある。
茅葺古民家のお店で、「かつみや」という名の蕎麦屋だ。
近くをJR武蔵野線が走り、大規模な倉庫街の中にぽつりと建つ古民家のお店。
かつてはこの一帯も荒川の肥沃な氾濫原で、広大な田園地帯だっただろう。
荒川沿いには今も古民家の農家を良く目にする。
それにしても立派な古民家だ。
移築かもしれないものの、かやぶき屋根には苔がむして、はるか昔からこの地に根ざしていたような風格を醸し出している。
昼時になると20台以上停められる駐車場はいつも埋まっている。
結構繁盛しているようだ。
そのお店に今日初めて入ります。
そうそう、今回はSONY『NEX-3N』に先日買った、20mm単焦点のパンケーキレンズ『SEL20F28L』を装着して持ってきた。
考えてみればサイクリングにミラーレス一眼を持ってくるのは初めてかも。
レーパン姿で入店する事もあって、開店直後を狙って入店。
最も、できるだけ無人の状態の店内を撮影する為でもあるのですが。
お店は道路に面して入口がありますが、駐車場からは裏門をくぐって庭を抜けるアプローチがある。
自転車も駐車場側にとめて、裏門から入る事に。
庭を通り、民家の縁側脇の小径を歩いて正面入り口へ。
そして引き戸を開けて中に入る。
いきなり目に飛び込んできた南欧風にリノベーションされたのテーブル席。
これにはちょっとショック。コンセプトがわからん。
でも、囲炉裏のある座敷席は良い雰囲気でした。
窓から眺める庭もきれいです。
どうやら一番乗りのよです。
高い天井に、広々とした座敷が何部屋も広がり、まさに旧家のたたずまい。
席についてしばらくすると、蕎麦茶といっしょに、蕎麦かりんとうの小鉢が添えられて出てきました。
ざらめのまぶされたほんのり甘い蕎麦かりんとうが、素朴でうまい!!
注文は迷うところ。
価格設定はちょっと高め。
まあ、蕎麦屋なら普通か。
ここは基本にシンプルな「せいろ」で行くか。
でも、鴨汁せいろ(1,188円)がとても魅力的だったので、思わずそれを注文してしまった。
蕎麦は色黒で細め強いコシがあって、噛めば甘味を感じます。
じわ〜と鴨の出汁が十分に染み出た、甘さ控え目の鴨汁は結構このみの味付けでした。
この鴨汁が、やや太めのこの蕎麦によく合う合う。
荒川を走るサイクリストもよく訪れるとか。
駐車場にはロードバイク用の駐輪場もあるそうですが気が付かなかった。
建物はやはり移築だそうです。
朝霞 手打ちそば かつみや
住所:埼玉県朝霞市上内間木796-6
電話:048-456-1505
営業時間:11:00〜21:30
定休日:1/1、1/2
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