毎年恒例となっている冬の鉄道の旅。
目的は雪国の車窓。
今年はそれに加えて、登場から今日までまだ乗った事が無かった東北新幹線E5系と秋田新幹線E6系に乗ることがメインテーマでした。
正月休み明け最初の三連休。
この三連休に発行されるJR東日本の『三連休乗車券』を利用するために、少々無理してその三連休で東北へ行ってきました。
毎度の事ながら、休みが確定しなかったので券の購入は前日の夜ギリギリ。
「みどりの窓口」が閉まる5分前に駆け込みました。
『三連休乗車券』は無事購入。
あとは、全席指定席である秋田新幹線「こまち1号」の座席ですが、残念ながら窓側の席は全て埋まっています。と、いうか通路側の席も空席はわずか3席だけ。
「グリーン車なら、窓側の席はありますよ」との提案に一瞬悩みましたが、折角の記念すべき初乗車なのでここは奮発。差額3,000円弱は旅の思い出には安いか。
東京駅6:35発の「こまち1号」に乗るには自宅を4時には出ないと行けないのですが、少し寝過ごしてしまい、東京駅に到着するのはギリギリ5分前。
が、そこで思わぬトラブルが!!
なんと山手線が信号トラブルで止まってしまった。
よりによって東京駅手前の神田駅で。
その手前から徐行運転をしていたので、京浜東北線に乗っても間に合わない。
焦ってもしょうがない。
冷静に考えた。
以前にも似たような経験が。
そうだ、新幹線の次ぎの停車駅である上野に戻ろう!!
上野駅への到着は6:38だ!
すぐに上野方面への景品東北線に飛び乗り、上野駅で猛ダッシュ。
朝からいきなりの運動。
上野駅の新幹線ホームは地下のあります。
ギリギリ新幹線到着の2分前にホームに駆け下りました。
間違って「はやぶさ」に乗ってはいけないので、「こまち」の乗り場を探します。
そこへやってきた「こまち1号」無事撮影。
ああ、ついにE6系に乗る日がきたな。
E6系は2013年に登場だから実に3年が経っていたのです。
東北新幹線区間で最高速度320km/h運転を行うために開発された車両で、登場当時は「スーパーこまち」と呼ばれていました。
「フェラーリ・エンツォフェラーリ」のデザイナーとして知られる、工業デザイナーの奥山清行が監修したデザインで、車体の色は上部が「茜色」、下部が「飛雲ホワイト」でセンターラインは「アローシルバー」というそうです。
それよりも、グリーン車は...一番後ろの車両(目の前)でした。
おお、革のシート?何だかめちゃ豪華だぞ。
グリーン車奮発して正解かも。(選択肢なかったけど)
さらば、東京。
さらば、関東。
2016年・初新幹線。
朝から豪快な加速。
新型E6系の乗り心地は素晴らしい。
福島に入っても雪はまだ見えず、
宮城県に入ってようやく薄化粧。
岩手県に入ってやっと雪景色。
盛岡で「はやぶさ」と分割して田沢湖線へ。
田沢湖線内は時速100km程度で走るので、E6系はひたすら静か。揺れない。
絵画のような車窓。
この三連休は寒波が来ると天気予報で言っていたものの、あまり吹雪いていない...。
9時30すぎに角館に到着。
ここからは、超ローカル線の「秋田内陸縦貫鉄道」で秋田の内陸部を縦貫します。
角館駅、久しぶり。
前に降りたのはいつ頃だろうか。
調べてみたら、5年前の2011年の冬でした。
さよなら「こまち1号」。
さて。
この時間に角館に着いたものの、秋田内陸縦貫鉄道の鷹巣行きは昼の12時までありません。でした...orz。
今回はある意味成り行き旅にしたかったので、事前に調べていませんでした。
なので、久しぶりに角館の町を歩いてみる事にします。
角館の町並みへは過去に何度も来ていますが、その時は車で訪れていたので、駅と町の位置関係、距離が良くわかりません。
なのでタクシーを使うことにしました。
赤煉瓦蔵がシンボルの安藤醸造からスタートです。
ここが町人町(商店街)の端にあたります。
天気が良くて、思ったよりも雪が少なく歩きやすいのですが...。
このセブンイレブンはなかなか凝った造りですね。
元酒蔵の五井酒造。
今は町並み博物館といったところ。
武家屋敷街着。
意外に町と近かった。
なんだか久しぶりの角館の武家屋敷。
春・秋・冬と何度も来ていますが、冬に来たのは何年前だろうか?
おそらく10年は経っているかも。
三連休だというのに、観光客は二人くらいしか合わなかった。
町並み独占。
さて、帰りは駅まで歩いてみるか。
思ったよりも遠くなかった。
【第二話】へ、つづく。
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