さて、角館駅から秋田内陸縦貫鉄道に乗って豪雪地帯のローカル線の旅です。
JR角館駅のすぐ横にあるカワイイ駅舎。
乗る列車は、角館12:02発〜鷹巣14:00着の急行「もりよし2号」です。
秋田内陸縦貫鉄道は『三連休乗車券』の適用外の路線です。
毎年廃線がささやかれている経営の厳しい路線なので全然出しますよ。
終点の鷹巣まで1670円プラス急行料金320円の合計1990円。
出発までまだ30分ほど時間があるので、駅周辺をぶらぶら。
すぐ横の車庫にはこれから乗る急行「もりよし1号」がいました。
今日は特別にお座敷列車を連結した3両編成です。
先頭車両は団体客の貸し切りだそうです。
角館駅の売店で酒とつまみを購入。
急行「もりよし1号」入線、改札。
特別編成のお座敷列車。
横になれる仕様かと思ったらこんな感じでした。
背もたれが無いのは、2時間つらいな。
普通車。
いいじゃないの。
豪華なシート。
ホームセンターの材料で造った手作りのテーブル。
経営努力がにじみ出ています。
昼食のセッティングOK。
JRの駅には秋田新幹線「こまち」が。
テクノロジーの差とも言えるような対比が不思議な光景。
急行「もりよし2号」は定刻に角館を出発。
しばらく田沢湖線と併走しますが、やがて北に進路を取って豪雪の山間部へと向かいます。
秋田内陸縦貫鉄道の車庫がある阿仁合駅。
かつて日本三大銅山の一つであった阿仁鉱山から産出される鉱石輸送のために建設された国鉄阿仁合線の終着駅。
車両ごとに違うカラーリングのAN8800形が見られます。
鷹巣駅に到着。
ちなみにJR奥羽本線の駅名は鷹ノ巣駅。
青森方面へはこの時間特急「つがる」しか無いので、特急券を購入。
930円
以前に乗った時は古い国鉄485系でしたが、今は新しいE751系です。
以前は東北新幹線の八戸〜青森間で走っていた連絡特急列車でした。
新幹線が新青森まで開通したのでこちらに回ってきたのです。
青森駅到着。
函館行きの789系「スーパー白鳥」乗らないけどね。
どうしようか。
と、いうか少し早いですが今日の鉄道旅はここでおしまい。
青森で宿を探す事にします。
本州最北端。
青森駅。
宿の目星は付いています。
何年か前にお世話になった、超格安のホテルが青森にはあります。
記憶を頼りに歩いて見ます。
ありました。
飛び込みでフロントに空室を確認。
2500円の角部屋なら空いているとの事。
それでも十分安いでしょう。
アメニティは一切無いので、貸しタオルプラス50円。
十分立派な部屋です。
荷物を置いて夜の街へ。
夕食を食べるだけだけどね。
寿司屋とか魚料理のお店とかいろいろあって悩みます。
「今のオレは何が食べたい?」
以前にも来たことがある大衆食堂「おさない」か〜。
気になるメニューがあったので、今回もこのお店に入りました。
注文。
ホタテカレー。
かすべ(えい)煮付け。
真だらじゃっぱり汁。
かすべ(えい)煮付け。
軟骨のような食感の、えいひれの煮付け。
酒のつまみに良さそう。
なるほど、といった感じ。
真だらじゃっぱり汁。
真だらのアラ汁ですね。
とにかく骨が多かったけど、体が温まるやさしい味です。
ホタテカレー。
ふつうの食堂のカレーにホタテが入っているだけ。
まあ、ふつうです。ふつう。
ごちそうさまでした。
【第三話】へ、つづく。
この記事はあなたのの役に立ちましたでしょうか?
よろしけれは、ポチッと応援をお願いします。
↓ ↓



