2016年06月04日

ぶらり、老干媽の辣油シリーズ『風味豆鼓油制辣椒』と『香辣脆油辣椒』を買ってみた

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また辣油ネタいっちゃいます。

老干媽

最近になって初めて知ったメーカーです。
日本語ではローカンマともラオガンマとも読むそうですが、瓶のラベルにはカタカナでローカンマと書いてありました。

家の近くにある台湾人が経営する台湾料理店のカウンターの上に並べてあって、小売りしてあったものを見て、家に帰って調べてみたのです。

まあ、辣油はラー油でも「食べるラー油」系のものでした。

中国の辣油ではナンバーワンのブランドだそうです。

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ラベルの写真の方が創業者だそうです。

初めはおっさんかと思いましたが、お婆さんでした。

陶華碧(とうかへき)さんといいます。

この方は学校に通ったことさえない農村の女性だったそうです。
しかし、夫に先立たれ二人の子供を育てるために、食堂を起こしました。

ご飯が進むように作った自家製のラー油が話題となり店は繁盛したとか。

そして1996年にラー油製造販売会社を設立。

会社はたった15年で、今や年商13億元(約160億円)の会社にまで成長したそうです。

なお、初めて覚えた字は契約書にサインするために練習した自分の名前だったとのこと。

まあ、途中の経緯がはしょりすぎですが、そんなチャイナドリームを秘めた辣油ブランドです。

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この老干媽の辣油シリーズはラインナップが沢山あって、今回購入したのが

『香辣脆油辣椒』 日本名(パリパリ唐辛子ラー油) 
『風味豆鼓油制辣椒』日本名(風味トウチラー油)

です。

「食べるラー油」としてではなく、調味料として興味があったので、この2つを選びました。

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『香辣脆油辣椒』(パリパリ唐辛子ラー油) 

商品名はパリパリ唐辛子となっていますが、主な具は香ばしく揚げたタマネギ。
つまりはローストオニオンです。

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これがもう、香りが素晴らしい。

料理を引き立てるというか、一気に別物に変わります。

餃子につけても旨いですが、麻婆豆腐にスプーン1杯入れるだけで、コクと深みと香りが加わります。

四川系万能調味料!!

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続いて

『風味豆鼓油制辣椒』(風味トウチラー油)

まあ、普通の家庭ではあまりなじみは無いかも知れませんが、四川料理には欠かせないのが「豆鼓」(トウチ)です。

「豆鼓」(トウチ)とは黒大豆に塩を加えて発酵させたもの。

味としては醤油に近い感じかな?

ちなみに「豆鼓」という漢字は当て字です。
本当の文字は日本に無い漢字なので近い字を当てています。

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その「トウチ」を加えて仕上げた辣油。

やっぱり「食べるラー油」だからなのか、「トウチ」を砕かず豆のまんまゴロゴロ。

麻婆豆腐を作る際の工程を省く目的で買ってみましたが、う〜ん。

ま、でもこれはこれでアリかな?と。

ちなみに、老干媽ブランドは偽物が出回っているとか。

メーカーの日本法人のHPによると、正規品はきちんとラベル全体が日本語で印刷され、ふたにシュリンクがあって、賞味期限がフタ記載されているそうです。





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posted by 太泉八雲 at 08:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 別冊・男の調味料
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