2016年06月10日

ぶらり、レンジローバーイヴォークに乗って静岡西部の酒蔵を廻ってきた【前編】

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「やっとレンジローバーイヴォーク予約できますよ!いかがですか」

行きつけの輸入車専門レンタカー店から電話があったのは金曜日の朝。

レンジローバーイヴォークは昨年の夏くらいに取り扱いが始まったのですが、なかなか人気車種で予約が取れませんでした。

基本このレンタカー会社の予約システムは少し変わっていて、希望車種の事前予約が原則できません。
第一希望から第三希望を伝え、借りる前日にはじめて予約できるのです。

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ただ、わりとこのレンタカー会社の常連になっているので、すっかり顔なじみになっているせいか、営業所の店長さんをはじめスタッフの方々が自発的にレンジローバーイヴォークの貸し出し状況を調べて、押さえてくれていたのです。

いきなりの電話だったので、週末の予定も無くはなかったのですが、もうレンジローバーイヴォーク(以下イヴォーク)優先でしょう。二つ返事で予約を受諾しました。

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この季節は早朝の4時30分には明るくなっているので、車体の撮影は早朝に行いたい。

なので前日の閉店間際の22時に借り、自宅で少し仮眠をして4時に出発しました。

東名自動車道に乗ったのが5時。すっかり明るくなっています。

御殿場ICを超え、駒門PAの手前、御殿場ジャンクションから新東名自動車道へと入ります。

設計速度140km/hの新東名自動車道、近々法律が改正されて制限速度が120km/hになるそうですが、さすが走り安い。

少しハイペースであっという間に浜松市に到着。

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新東名自動車道・浜松浜北ICで降ります。

インターチェンジ名にもあるように、平成の大合併で(大)浜松市になる以前は浜北市だったところで、現在は浜松市浜北区。

時刻はまだ8時前。

幸いにも今日は曇りのようで、日はすっかり昇っていますが、撮影しやすいフラットな光。

酒蔵はまだ開いていません。

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と、いうわけで。撮影する場所を探します。

広くで車も少ない大きな駐車場か道の駅のようなものがあれば良いのですが、ふと地図を見て発見したのがインターチェンジを北に行ったところにダムを発見。

併設されたダム公園の駐車場もあるのではないかと、車を走らせました。

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ビンゴ!!舗装はされていませんでしたが、広い駐車場がありました。周囲は人工物も少なく、この時間帯ではまだ駐車している車もほとんどありません。

おかげで、ゆっくりと撮影する事ができました。

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四駆やSUV好きだった頃から憧れだった英国のランドローバー。
もっとも今はかつての植民地、インド最大の自動車メーカータタ・モーターズの子会社となっています。

この挑戦的で未来的なデザインのイヴォークは、2008年の北米国際モーターショーのコンセプトモデルだったランドローバー・LRXを市販量産化したもので、英国が補助金を出すことを条件に英国ランドローバーで製造されています。

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当初はクーペSUVである3ドアだけでしたが、後から使い勝手の良い5ドアも追加されました。

見た目はスポーティーですが、ランドローバー創業時から守り続けてきたオフロード性能もしっかりと与えられています。

ベースはフリーランダー2のプラットフォームを使っています。

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ただこのイヴォークはコンパクトSUVなのに、なぜか「4WDのロールスロイス」と称される同社の最上級ブランド「レンジローバー」を冠しているのです。
これには非常に「意味」があるらしいのですが。よくわかりません。

このイヴォークは価格も戦略的で廉価モデルは450万円から。
もっとも今回借りたイヴォークは、いろいろオプションが着いているので600万くらいすると思います。

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内装はとても上質です。

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エンジンの始動はボタン式。
キーを差す必要もありません。

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シフトは前回借りたジャガーXEと同じダイアル式セレクター。

エンジンを掛けるとニョキッと出てきます。

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操作は好き嫌いがあるかと思いますが、前回のジャガーXEに続いて2度目なのでスッカリ慣れています。
すぐに体が思い出してブラインドで操作できるようになりました。

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Dモードの状態でエンジンを切っても、自動的にPモードになります。

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ドリンクホルダー。
冷却機能付き?

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アームレストの中にETCとポータブルオーディオ用のUSB端子がありました。

ただ、iPodとの操作性は今ひとつ。
ハード的にはソフトウェア的にも、BMW、メルセデスベンツ、ボルボ、アウディよりもインターフェースも含めて使い勝手が悪すぎです。

ナビ、オーディオ系は作っているのは日本のメーカーだと思うし(しかも限られている)他のメーカーが普通にやれている事がまったく出来ていないのは逆に不思議でなりませんね。

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ナビの使い勝手は、いたって普通。

及第点といったところ。

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つまりは、ステアリングスイッチ系の機能が限定されていて、スイッチがいっぱいあるのに、オーディオやナビの操作がほとんど出来ないのですね。

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メーターセンターのインフォメーションディスプレイの表示も一昔前の車レベルです。

液晶画面は大きいけど、ほとんどたいしたものは表示されません。

もちろん、iPodの曲名なども表示されません。

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ウィンカーレバーあたりは、日本車と操作感が一緒。

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パドルシフト、付いてます。

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シートポジションはさすがに電動式。

また外にでます。

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イヴォークはコンパクトでスポーティーなデザインですが、さすがランドローバー。

スクエアで広い開口部。

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荷室もしっかりとあります。

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しかも、このボタンを押すと。

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電動で閉まります。

ちなみに、リモコンキーのスイッチで自動的に開く事もできます。

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そんなところで、いよいよ酒蔵めざして出発です。

【中編】へつづく。




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