2017年04月24日

ぶらり、今更CO2ボンベ初心者ながらもついにTNI(ティーエヌアイ)CO2ボンベセットを買ってみた

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恥ずかしながら、今頃になってようやく「CO2ボンベ」デビューしました。

しちゃいました。買っちゃいました。

TNI(ティーエヌアイ)CO2ボンベセット。

レギュレーター+スペアボンベ(16g)2個セットで、米式、仏式兼用タイプです。

通称「赤ヘッド」ことよばれる定番中の定番です。

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「CO2ボンベ」の存在はずっと前から知っていましたが、長年その導入に踏み切れませんでした。敬遠していました。

それには理由がいくつかあります。

(理由1) まあ、インフレーターでなんとかなるだろう。的な楽観的思考。(力余る若さかな)

(理由2) まあ、パンクなんてまずしないだろうし。的な根拠無き楽観的思考。

(理由3) 圧縮ボンベを携行する事への不安。(安全性を理由にした食わず嫌い)

(理由4) 1回使い捨てへの躊躇。(経済的理由というよりも単なるケチ)


で、そんな消極的な理由を並び立てて敬遠してきたのに、なぜ今になって?


まあ、歳かな?

っていうか、いよいよブルベやらキャノンボールやら、純粋な自転車旅をいよいよ初めて見ようかと思ったこの歳で、正直不安になった訳ですよ。

万が一見散らぬ土地でパンクして、この華奢なインフレーターで空気を入れられるのだろうか?と。

人里離れた山奥の日没間際にパンクしたりしたら…とリアルな状況を想像したら、身震いしました。

その不安がたった500円弱の投資で払拭できたら、500円で安心を買えたら安いもんじゃないかと。思ったわけですよ。

まあ、この歳になってインフレーター・ギブアップです。

tinico2_002.JPG

で、早速調べてみたわけですよ。

まあ、最初にヒットするのは定番中の定番、TNI(ティーエヌアイ)のCO2ボンベセットです。

でも、見た目がちょっと実用的すぎるというか、ダサい。

デザインで言うとLEZYNE レザインやTOPEAKなどがカッコイイですよね。

で、更に調べて観ると、タイヤチューブのバルブにCO2を注入する口部分の規格、仕様にいくつかの種類があることが分かりました。

大きくわけて3種類。
(1)バルブ式
(2)スクリュー式
(3)プッシュ式

デザインで言うとLEZYNE レザインやTOPEAKなどがカッコイイですが、いろいろ調べて脳内シュミレーションをして、結局安全性と実用性で信頼のあるTNIを選びました。

LEZYNE(レザイン)CO2ボンベセット(Type1)


LEZYNE(レザイン)CO2ボンベセット(Type2)


TOPEAK(トピーク)CO2ボンベセット


安全性というのは、CO2ボンベは急速充填する際に気化熱によってボンベが凍ります。

素手でボンベを握ると冷凍庫内のように皮膚がくっついて凍傷になってしまいます。

なので、作業には必然的にグローブの装着が必要になるわけですが、TNIのボンベには標準でスポンジカバーが付いていました。



そして、安全性には続きがあって、その操作方法です。

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軽量・コンパクト・作業の即効性からいうと

(3)プッシュ式→(2)スクリュー式→(1)バルブ式の順になります。

CO2は充填時に漏れて直撃したら当然やけど(凍傷)しますし、チューブに完全充填できないリスクがある。

逆にいうと(3)は本格的レース仕様・プロ仕様で(1)はアマチュア仕様・初心者仕様という事になります。

(2)はその中間。CO2ボンベの取扱に慣れて、よりコンパクト・軽量さを求める上級者向き、かな?


(1)のバルブ式はチューブのバルブとCO2の装填とそれぞれネジ口式でしっかりと固定。

CO2の充填には、CO2の漏れを確認しながら充填用のバルブを少しずつ開放していけば良いのです。

CO2を入れるときにバルブを少しづつひねれば、「プシュ」...「プシュ」っと状況を確認でいるので安心。

こんな安心設計なので、デメリットとしてはバルブ部分が大きいのでコンパクトさに欠ける。

でも、十分小さいですよ。

ちなみにTNI(ティーエヌアイ)から出ている2モデル「バルブ式」と「スクリュー式」ですが、バルブ式は55g、クイックスクリュー式は28gと約50%の軽量化に成功しているところはすごいです。

ただ、「スクリュー式」は取扱いがやや難しいので、装填・充填時間は慣れの問題もありますが、バルブ式の方が早いそうです。

そんな訳で、なんでもっと早く買っとかなかったんだろう……。的なアイテム。

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ただし、CO2ボンベはその名のとおり二酸化炭素なので、ゴムのチューブから空気が抜けるスピードが早いのだとか。

応急処置としてこのCO2ボンベで空気を入れたあとは、通常のインフレーター(空気入れ)でしっかり空気を入れておく必要があるとの事。

なので、インフレーターの装備も必須だという事です。


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posted by 太泉八雲 at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 道具・工具&小物・油脂類
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