来た道を羽沢地区まで戻ります。
かつての尾沢小学校で南牧村民族資料館となっている建物を右折。
星尾川に沿って走る県道201号線を登って星尾地区を目指します。
星尾地区は大部分が「妙義荒船佐久高原国定公園」内にあります。
しばらく走ると、渓谷が開け吉祥寺というお寺が目に飛び込んできます。
ここが、星尾地区の中心集落である仲庭中楽です。
ここに来るのも3度目くらいでしょうか。
本日はここに宿泊するため、仲庭集落は最後に歩きます。
仲庭集落を抜けて星尾川上流を目指して山道を登っていきます。
そして星尾大上集落に到着。
【大上】
群馬県甘楽郡南牧町星尾大字大上
山の中腹に形成されている集落で「天界の村」というほどではありませんが、居住率も高そうです。
荒船山・立岩への登山口にもなっている集落です。
建物も手入れがされて状態が良かったです。
さて、次ぎは山を下って、また登ります。
仲庭集落から吉祥寺を左に曲がり、星尾川支流の道場川に沿って村道を上っていきます。
【道場】
群馬県甘楽郡南牧町星尾大字道場
規模は小さな集落ですが、石垣度は高いです。
この道場集落は毛無岩への登山口にもなっています。
「道場 山神宮」懸崖造りの立派な社殿。
さて、仲庭集落に戻ってきました。
【星尾(仲庭)】
群馬県甘楽郡南牧町星尾大字中庭
南牧村の石垣集落と言えば、この星尾地区を外せません。
狭い傾斜地に石を積み上げ、まるで要塞か砦のように形成された集落。
石垣もそうですし、集落の規模も大きく建物も状態が良い。
専門家の調査も終わり、家主が了承しればいつでも重要文化財に指定されるそうです。
そして平成19年頃には国の重要伝統的建造物群保存地区の候補にもなったそうですが、残念ながら指定はされませんでした。
こちらが今回宿泊した「かじか倶楽部」という民宿です。
正確には「体験型古民家民宿 かじか倶楽部」といいます。
2007年にオープン。
千葉県から退職後にこの南牧村に移住してきた米田夫妻が、有志と共に築60年の古民家を自力改装して、現在も改装進行中の民宿です。
客室は3つ。
夫婦とIターンしてきた若者3人で切り盛りしているので、1日3組限定の宿です。
体験型古民家民宿 かじか倶楽部(楽天トラベル)
住所:群馬県甘楽郡南牧村星尾1235-1
電話:090-1558-2899
チェックイン:14:00(最終チェックイン:20:00)
チェックアウト:11:00
そして同じく米田氏が復活させた南牧村唯一の温泉「星尾温泉・木の葉石の湯」
昭和25年に廃業た集落の共同浴場を68年の時を経て2018年9月にオープン。
かつては温泉宿泊施設などもあったそうですが戦後間もなくして姿を消していったそうです。
食事処もあって星尾エリア散策の休憩場所にはもってこい。
入浴料800円
現在2階部分に民宿の別館を計画中だそうです。
早朝5時に起床。
朝の集落を歩き始めました。
凜とした空気が気持ちよい。
7時に朝食を頂き、8時に民宿を出発しました。
本日は「六車」地区と「大塩沢」地区を巡ります。
つづく・・・
次ぎは「ぶらり、ジャガーE-PACEに乗って群馬県南牧村の集落を廻ってみた【第4話】」
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