六車地区を後にして、大日向、磐戸と南牧村の中心地を抜け、下仁田町と接する南牧村最東端の小沢地区をめざします。
【小沢】
群馬県甘楽郡南牧町小沢字峯
小沢地区は南牧川を挟んで左岸にも集落があり、こちらの字は叶屋といいます。
今回は県道沿いとそこから弁天川に沿った峯集落を歩きます。
県道沿いの家並み。
さて、ここから小沢橋を渡って、南牧川の支流大塩沢川を遡っていきます。
こちらは県道225号黒滝山小沢線は通っています。
が、県道225号黒滝山小沢線は途中で左折してしまいます。
標識もありません。
大塩沢川に沿って真っ直ぐに進む道は村道です。
まあ、そこは事前に調べてあったので、今回は旅程としてあえてまっすぐ村道を進みます。
【大久保】
群馬県甘楽郡南牧町大塩沢字大久保
分岐から少し走ると見えてくるのが大久保集落です。
大塩沢流域では最も大きな集落ではないでしょうか。
大久保集落を出ると、切り立った岩山の細い渓谷を抜け道は大塩沢川の上流に向かって進みますが、しばらく民家は見えて来ません。
【下高原】
群馬県甘楽郡南牧町大塩沢字下高原
大塩沢川最奥の集落が高原(たかはら)地区です。
この高原地区は大塩沢川沿いの渓谷部に形成された下高原集落と、さらにそこから山の尾根に向かっていく場所に段々畑を形成する上高原集落があります。
上高原集落は民家がぽつんぽつんとある程度です。
実はその最奥に南牧村の村営高原運動広場という多いなグラウンド施設がある。
なぜ、こんな場所に。どんな目的で...。
まあ、南牧村は平地が少ないし...
とりあえず、特に見るものも無いので山を下ります。
そして、"本来の県道"に戻って黒滝方面へ向かいました。
【小塩沢】
群馬県甘楽郡南牧町大塩沢字小塩沢
支流黒滝川に沿って走ると、その途中にある小塩沢集落に出くわします。
季節のせいもあるかも知れませんが、美しい集落でした。
大塩沢という本村に対して小塩沢という地名からも、この地区で2番目に栄えた集落だったのでしょうか。
そして小塩沢からゴールを目指して山道を上っていきます。
すると、黒滝バス停がある小さな集落が。
この先県道を進んでも民家はありません。
そしてこの先にあるのは「黒瀧山不動寺」です。
なかなか良い古刹なのですが、今回は行きませんでした。
このバス停から右に伸びるコンクリート舗装の山道を登っていくと、本命の黒滝集落があるのです。
今回は迷わずこのコンクリート舗装の山道を登っていきました。
それは事前にチェックしていたから。
【黒滝】
群馬県甘楽郡南牧町大塩沢字黒滝
黒滝集落はまさに「天界の村」でした。
今回この黒滝集落に迷わず来ることができたのは、この集落にgoogleにも表示されている古民家喫茶があったからです。
黒滝集落は山の急斜面に4段くらいで家々が形成されています。
ほら、道路の高さに屋根がある。
集落の正面には天然の摩崖仏が。
なんとミステリアスな集落でしょうか。
「町」に降りてもスーパーも無い南牧村の遠く離れた僻地、限界集落の生活を支える移動スーパー。
この横にある民家が「古民家喫茶はなもも」です。
たまたまお店の方とお話を出来ました。
この方も東京からの移住組だそうです。
この日はGWという事もあって、集落には家族連れで帰省されている家もいくつか見られましたが、普段はこの集落に住んでいるのは、この店を営む夫婦だけだそうです。
営業日は金曜と土曜のみという事で、次回再訪したいと思います。
ちなみに民家の2階をお店に改装していて、見晴らしの良いせがい造りの縁側からハーブティーを飲めるそうですが、予約すればランチもあるとか。
ふむふむ。
はなもも
住所:群馬県甘楽郡南牧村大字大塩沢928-1
電話:0274-87-2182
営業日:金曜日、土曜日
営業時間:10:30〜16:00
・ハーブティセット 400円
・ランチ(ハーブティ付き)700円
こうして黒滝集落を後に山を下り、南牧村から帰路につきました。
ジャガーE-PACE、思ったよりも取り回しが良く、燃費もすばらしかったです。
アイドリングストップ機能も合わせてリッター約15kmですが、燃料が軽油の為3000円くらいで済みました。
南牧村、まだまだ奥が深いです。
次回は隣の下仁田町、甘楽町も合わせて再訪したいと思います。
『ぶらり、ジャガーE-PACEに乗って群馬県南牧村の集落を廻ってみた』
おしまい。
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田舎とはいえ風情のなる景色ですよね。
なんとなく落ち着きますね。