ひさびさに「楊」の汁なし担々麺を食べて、火が付いた。的な。
他にも都内に汁なし担々麺が無いのか。
調べてみると、いろいろ出てくるのですが、その中で心を掴んだのが「つじ田」の担々麺。
あの、つけ麺で有名な「めん徳二代目つじ田グループ」は、今や神田小川町周辺にいくつものコンセプトの異なる店を展開し、商業施設のテナント、さらに海外にも進出と飛ぶ鳥を落とす勢いのテーメン店。
この「つじ田」が2016年にオープンした担々麺専門店。
並ぶのが嫌なので、早めに家を出て、神田小川町に向かいました。
神田小川町はあまり行った事が無い町だと思っていましたが、神田神保町のとなりでした。
昔は古本やアウトドアショップに良く足を運びました。
訪れたのはもう、15年ぶりくらいでしょうか。
歩いていて懐かしい記憶が甦ってきました。
成都正宗担々麺 つじ田
メニューは「汁あり」と「汁なし」の担々麺のみ。
さらに、それぞれ「成都」と「正宗」の2タイプの味が用意されています。
つまりは4タイプの担々麺というシンプルな構成。
まさに担々麺専門店。
「成都」は麻辣を求めた味。
「正宗」は日本式の胡麻ダレ(芝麻醤)の効いたクリーミーでマイルドなスープ。
ちなみに、「成都」とは中国・四川省にある担々麺の発祥と言われる都市の名前。
で、「正宗」は「まさむね」ではなく「ジョンゾン」と読みますが、意味は「本物・正統」。
つまり、本場四川成都の味という意味で「正宗成都」と表現します。
よって、「つじ田」のカテゴリー名称は、紛らわしくて誤解を生みますね。
店内は一列のカウンターのみ。
女性客でも入りやすいおしゃれでキレイな店舗設計で知られる「つじ田」らしい店作り。
券売機で購入。
「成都」汁なし担々麺のセット1180円を注文。
セットとは「麻婆飯」という300円の小丼ぶりが付いたもの。
ちなみに、セットですが安くなっている訳ではありません。
辛さはLevel0〜Level6まで選べます。
標準はLevel3です。
Level4が大辛でここまで無料。
Level5が+100円、Level6が+200円となる。
まあ、今回はLevel4を選択。
席に着いてから辛さを尋ねられます。
成都汁なし担々麺
おっしゃれ〜。
上に乗っているのがキュウリなのがちょっと気になりましたが...。
汁なし担々麺のセオリー通りに、しっかりとかき混ぜます。
中太でツルッとコシのある麺。
ん!!
こ、これは!!
麻辣だが、酸味がある。
甘酸っぱい。
冷やし中華のような...いやこれは「よだれ鶏」のタレだ!!
旨い!!
この程よい辛さとさっぱり感は夏に最高。
辛さよりも酢でちょっとむせます。要注意。
麻が物足りないですが、テーブルに花椒が用意されているので、好みでたっぷり振りかけます。
量はおそらく140gくらいと少なめなので、ペロリと食べ終わり。
次ぎに進みます。
サイドメニューとして侮るなかれ。
て、言うか。この店のもう一つの看板商品がこの「麻婆飯」なのだ...そうです。
う、うまい。
うめ〜!!
こりゃ、うまい!!
辛さは控えめ(っていうか普通に比べると辛いが...)コクがある深い甘み。
辛旨。
しかし、汗は止まらない。
そして、新食感!!
麻婆豆腐には珍しい、ザク切りネギのサクサク感。
このB級感は新鮮だ、いい。
今度家でもやってみよ。
うまい。
で、ここで終わりではありません。
追加でやってきたの...
成都汁あり担々麺 880円
もちろん辛さはLevel4。
やっぱり麺140gだと少ないし、あえて大盛りにしなかったのはこの為。
まあ、セットの麻婆飯があるので、「早まった」かと思ったものの、まだまだいける。
汁あり担々麺の麺は加水率の低い中細麺。
やっぱりこの麺が好き。
辛さは汁なしと同じLevel4ですが、汁ありは温かい為か辛さが際立つ。
うん、うまい。
麻が足りないので、追い花椒。
ああ、うまい。
まあ、これもある意味「和式成都風 担々麺」ですが、うまい。
担々麺、まだまだ奥が深い。
ごちそうさまでした。
成都正宗担々麺 つじ田 (食べログ)
電話:03-5577-6366
住所:東京都千代田区神田小川町3-2 サニービル 1F
営業時間:[月〜金]11:00〜23:00
[土・日・祝]11:00〜21:00
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