『On』
聞き慣れないブランドですが、スイスのブランドだそうです。
梅雨の季節、防水機能のあるランニングシューズ、ウォーキングシューズが欲しい。
という事で探していたら、このブランドのシューズを見つけました。
あまり聞かないブランドですが、誕生は2010年で元プロトライアスロン選手だった創業者が自身の怪我の悩みをきっかけに設立したそうです。
日本に入ってきたのは2013年という事ですから、まだ6年くらいですね。
ようやく浸透してきた感じでしょうか。
かっこいいロゴのセンスの良い箱です。
箱の裏には「雲」のデザイン。
これは「まるで雲の上を走っているかのようなふんわり感」をめざした技術CloudTec

複雑に凝ったデザイン。
通気性の良さそうなメッシュ構造ですが、これで完全防水だそうです。
ランニングシューズというよりは、アウトドアシューズのようです。
「スイス・エンジニアリング」
標準では紐を解いたり結んだりしないくても、そもまま履き脱ぎできるゴムのレースが付いています。
日常生活で使う分にはフィット感も抜群で実用的です。
ちなみに、ランニングシューズなので、よりフィット感を高める為の普通のシューレースも付いていました。
シューズを箱から取り出した瞬間、
「軽い!」
と思いました。
264gでした。
重さも「雲」のようでした。
このクラウドテックシリーズには
クラウド ウォータープルーフ
クラウド ベンチャー ウォータープルーフ
クラウド フライヤー ウォータープルーフ
と、グレードがありますが、ベースグレードでこの軽さです。
十分に軽いですね。
雨の日の徒歩通勤用を主な目的に購入した靴ですので、これでもう十分です。
ソフトな着地と爆発的な蹴り出しを実現するために開発を重ねて生まれた、チューブを輪切りにしたような形状が特徴的なクッション構造。
特許技術 CloudTec

発想当初はゴムホースを輪切りにしたものを靴底に貼りつけて実験したそうです。

過去記事:靴底がジグザグ波形のランニングシューズ・Reebok ZIGTECH
だいぶ昔に、リーボックが『ジグソニック』というシューズを開発しました。
ランニングシューズとしては重量級でしたが、その波のような靴底のデザインは効率的な着地と爆発的な蹴り出しを目指して開発されたもの。
一部のマラソンレースでは使用禁止となったほどです。
しかし、この『ジグソニック』の技術は継承されず消えてしまいました。
今もずっと愛用していますが、経年劣化が見え始め、同じ様な機能の靴は無いものかと、ずっと探していたのです。
あと、この『ジグソニック』は防水ではありませんでした。
なので、加えて防水機能もあれば最高でした。
そんな中、要求スペックを全て満たしたような、この『On』と出会ったのです。
靴の形としては欧州系の形なので扁平な足の日本人だとハーフサイズ上が良いそうですが、ウォータープルーフだともうハーフサイズ上の方が良いそうです。
実際私は普段26.0サイズなのですが、欧州形状の靴の場合は26.5にしています。
今回も26.5にしたのですが、靴下を履くと締め付け感のあるフィット感でした。
意外につま先の遊びも無いので、もしかしたら27.5くらいが良かったかも知れません。
歩いた感じはゴムホースのブヨブヨ感をイメージしましたが、意外にもしっかりした硬めの感触でした。
それでいて路面からの衝撃はほとんどありません。
前に、前に進む感じは『ジグソニック』ほどではありませんでしたが、普通のランニングシューズよりはずっと性能を発揮しています。
雨の日は安心。
晴れの日も楽しみです。
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