今週末もまた雨模様。
って言うか台風が接近中。
しかも、休日かどうかも木曜の段階ではまだ未定。
おまけに、レンタルバイクの方も、判断をギリギリになったものだから、予約時には乗りたい車種がほとんど残っていませんでした。
そんな中で、ある意味「妥協」的に予約したのが、HONDAのNC750Xでした。
選んだ理由は、見た目がカッコ良さそう。
HONDAのバイクは2年前に借りたCBR1000RR以来2台目です。
前日の夕方にピックアップして、毎度の早朝4:30に自宅を出発。
昨夜から雨が続いていました。
レインウェアに身を包んでのツーリングです。
6時前に飯能に着いたころには小雨になっていて、国道299号線を秩父方面に走るころには雨は上がりました。
山霧が幻想的。
早朝ツーリングの醍醐味。
いつもの吾野宿に着く。
レインウェアを着込んでいると暑い。
でも、走り出すとまだ寒い。
さて、今回借りたHONDAのNC750X(以下NC750X)は意外に良かった。
意外に良かった、というか一瞬欲しいとすら思ってしまった。
NC750X見た目はアドベンチャー的なツアラーです。
オフロードバイクではありませんが、オフロードっぽい。
まあ、自転車で言うところのMTB系クロスバイクといったところでしょうか。
デザインは先進的で、この見た目でまずチョイスしたバイクでしたが、乗り味はフツ〜。
エンジンは直列2気筒750cc。
なのでビッグスクーターのような独特のドロドロ音。
でも、なんだかアクセルを開くと心地良い。
走っていて楽しい。
軽いし。
メーターパネルはシンプル。
最新モデルなので、ヘッドライトはLEDです。
特に奇をてらったところのない、ふつ〜な造り。
だって、新車で90万切っているのですから。
中古だと50〜60万くらいです。
なんか、思わず「買っちゃおうかな」との錯覚を覚えそうになってしまった。
何より特筆すべきが、ユーティリティー。
なんと、フツ〜燃料タンクになっているところが、収納スペースになっているのですよ。
容量は22L。
フルフェイスのヘルメットも入ります。
日常に買い物使いにも便利そう。
この収納スペースの底の部分にETC本体が標準装備されています。
荷物を満載だとカードの出し入れが出来ないですが、まあいいでしょう。
で、燃料タンクは、というと。
シート下にあるのですね。
収納スペースを空けるキーシリンダーを逆に回すとリアシートが解除されます。
ダンパー式ではなく、フックを引き出して支えます。
なんか石油ストーブの灯油缶ようなキャップですね。
ふと、思いましたが、フロントタンクが収納スペースになりましたが、給油の際にリアシートを開けないといけないという事は、ツーリングでは荷物を積めないという事ですね。
まあ、積めなくは無いですが、いちいちバッグを降ろさないと行けません。
オプションでパニアケースもあるようなので、リアシートには荷物を載せないノかな?
あと、グリップヒーターが標準装備されていました。
ただ、スイッチがグリップの付け根にあるのと、敏感なのか走っているといつの間にかヒーターが入っているのですよ。
寒い季節は良いですが、夏は「おや!」と走っていて気をとられます。
でも、まあ、本当に日常使いには至れり尽くせり感のあるバイクです。
今回も、最近お気に入りの峠越え山間ルートです。
吾野側から名栗に抜けるルートはいくつかあって、山伏峠以外は林道のような細くクネクネした県道です。
舗装はされていますが一部は林道だったり。
林道から県道に昇格(移管?)された道かも。
吾野宿手前の高麗川に掛かる天神橋を越えて名栗の南地区に至る道を走ります。
森の中を走ると木々が蓄えた雨が落ちてくる。
山切りが幻想的ですが、地面が思いっきりウェットで濡れた落ち葉も多いので慎重に走ります。
NC750Xは軽くて、脚付きも良く、取り回しも楽ですね。
乗車姿勢も楽だし。
今まで、単気筒や2気筒はあまり好きではありませんでしたが、今回このNC750Xにのって並列2気筒も悪くはないと思いました。
モタつきも嫌な振動もクセもなく、スロットル操作に対してダイレクトに伝わるトルク感。
低速な細い山道でもストレスを感じさせず、いやストレスを発散させてくれる安心の走りに感動しました。
なんか、あくまでもイメージでいうと、スーパーカブを大型バイクにしたような印象です。
なんか、超「ホンダ」って感じかな。
ツーリングのルートによっては、また借りたくなるバイクでした。
あと、まあ。
理性で買うのは踏みとどまりました。
台風が関東に接近中で、午後からヤバくなりそうなので、時刻はまだ9時前ですが、急いで帰路に着くことにしました。
おしまい。
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