2020年元旦の早朝に夜行バスで秋田駅に到着。
駅から2kmほど離れた場所にある
『太平山 三吉神社総本宮』
で初詣を行い、まだ真っ暗な小雪が舞う雪道を駅に向かって歩いていると一軒のラーメン屋の明かりが目に入った...。
まあ、ぶっちゃけ。最初に目に入ったのは1軒手前の「長崎ちゃんぽん」のお店だったのだが。
さらに、ぶっちゃけ。最初はラーメン店とは分からなかった。
だって、こんな店構えだもの。
日中に行列が出来ていればラーメン店かと分かるかも知れないが、真っ暗な早朝の見知らぬ土地ですから。
第一、最初入り口も分からなかった。
しかし、「朝ら〜めん」の文字。
それに、「500円」!?
さらに、「麺大盛り」可だと!?
入り口に立てかけられた看板には「自家製麺・無添加・無化調らーめん」の文字。
窓から店内をのぞくと、客は誰もいない。
冷えた身体+年越しそば。にはラーメンだ。
始めての土地での冒険もまた旅の一興。
覚悟を決めて店内に入る。
ほ〜キレイな店内だ。
てっきり、バーが副業でラーメン屋をやっているようなお店かと思ったら、純粋にラーメンオンリーの専門店だった。
店主はまだ若い。
若さゆえのチャレンジャーなのか。
それとも元旦の早朝から店を開けている「朝ら〜めん」が秋田の文化なのか。
食券を購入。
「塩」と「醤油」を選べるが、今日は「醤油」で。
「塩」を最初にもってくるあたりにスープに自身ありとふんだが、悩んだ末の「醤油」だった。
だって、ずっと年越しそばの口になっていたので。
それと「麺大盛り」か「ライス」を選べるサービスだったが、こちらは当然「麺大盛り」にした。
カウンターから見ていて分かる、店主の作る一杯入魂。
着丼して一瞬怯みました。
なんだ、このめちゃクオリティーの高いラーメンは。
少なくとも、ビジュアルだけも500円のラーメンじゃないぞ。
おしゃれなラーメンだ。
醤油なのに澄んだスープは上品な魚介ベースに鶏油で厚みをもたせたもの。
麺は自家製の平打ちの細ストレート麺。
低加水でコシ感があり小麦風味豊かな味わい。
僕の好きな麺だ!!
具は肩ロース肉を低温調理したしっとりとしたチャーシュー。
刻みタマネギ、太メンマ。
元旦の朝からめちゃクオリティの高いラーメンに出会った。
この若い店主は大和麺学校ラーメン学校と食の道場の2つのラーメン学校を卒業したらしい。
朝から幸せな一杯。
今年は幸先がいいかも!!
ごちそうさまでした。
Ramen RyuGujyo(食べログ)
電話:不明
住所:秋田県秋田市手形山崎町10-58
営業時間:朝6:00〜9:00
昼11:00〜15:00
定休日:月曜・木曜
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