ついに買ってしまいました。
ジンバルを...。
今さらですが、ジンバルとは正確には「三軸電動ブラシレス・ジンバル」と言うカメラスタビライザーの一種です。
カメラスタビライザーというのは「カメラ安定支持機材」と言って、手持ちで動画撮影時に発生する揺れや手ぶれを解消する機材のことです。
まあ、僕の世代だとカメラスタビライザーと言えば「ステディカム」でしたが、もちろん高価で個人が買えるような機材ではありませんでしたけど。
それが僕が20代のころに、ステディカムの理論を応用したコンパクトなモデルが登場し、その時は速攻で飛びつきました。10万円以上したかと思います。
ただ、それから暫く動画撮影から遠ざかっていたので、正直、結構悩みました。
知人が導入したそのジンバルと言う機材を実物で見て「へ〜」と言った感じ方ぐらいでした。
それが、今年になって急に動画撮影熱が復活したのです。
と、言っても。
本格的なデジタル一眼を使っての「映像作品制作」まで行う気はありませんでした。
ウェアブル・アクションカムでのちょっとしたスナップ動画が目的でした。
バイクや自転車でのツーリングとか。
あとは鉄道旅とか...かな。

アクションカムと言えば『GoPro』が有名ですが、『GoPro』は2018年に登場した『GoPro HERO7 Black』まで手ぶれ補正機能がありませんでした。
そこへ行くとソニーのアクションカムは優れものの光学式の手ぶれ補正機能が搭載されていましたが、大きさと形がちょっとネック。

【公式サイト】https://www.dji.com/jp/osmo-pocket
そんな時に登場したのが、ドローン最大手DJI社が送り出した革新的なカメラ『osmo pocket』です。
手のひらサイズの棒状の変わった形をしたカメラでしたが、衝撃的だったのは電動ジンバルを搭載した、言うなれば「ウェラブル・電動ジンバル・アクションカム」でした。
もう、ほぼこのカメラで良いなと思い、導入計画を進めていましたが、はやり携帯性とひき替えに画角や画質の問題がありました。
そんな時、手元にあったSONYのカメラ『DCR-RX0』を活用できないかと。
そこから電動ジンバルの導入計画がスタートしました。
まず、まだ動画撮影機能が無かった『DCR-RX0』を、後継モデルの『DCR-RX0M2』(以下RX0 U)に買い換え。
そして、このRX0 Uを乗せるに最適なジンバルを探しました。
で、最終的にたどり着いたのが、FeiyuTech社の『FeiyuTech G6』という機種でした。
ちなみに、FeiyuTech社は2013年に業界初の3軸手持ちジンバル機材を開発したジンバルのパイオニアでした。
さて、前置きが長くなってしまいましたが。
『FeiyuTech G6』届きました。
外箱を開けるとセミハードケースが入っています。
ケースを開けると、中にこんな形で収まっていました。
シンプルな取扱説明書もいっしょに。
同梱品は本体充電用ケーブル・GoPro給電用MicriUSBケーブル・GoPro固定用の予備ピン。
専用バッテリー。
ちなみに、専用バッテリーは予備をもう一本購入しました。
緊張しますね。
軽い!!
三軸電動スタビライザーの首が赤ちゃんの様に、カクンッと垂れ下がるのに一瞬驚きましたが。
ちなみに、延長グリップにもなる三脚は購入店のキャンペーンで無料で頂きました。
早速GoProを取り付けてみます。
あれ?GoPro?
そうなんです。RX0 Uで運用する予定でしたが、いろいろ熟慮した結果『GoPro HERO7 Black』も買っちゃいました。
横軸のバランスをとって、首は寝ていますが。
電源を入れると、起動音と共にシャキッと首がまっすぐに起き上がりました。
ああ、感動。
バッテリーを含めた本体重量は約430g。
GoPro HERO7 Blackを搭載すると約550gになります。
GoProの本体底部にはネジ穴が無いので、ジンバルには金具で挟んで取り付けます。
G6にGoProをどの向きで装着するかは、運用の仕方に寄ります。
とりあえず、GoPro本体の電源を外側にして装着しましたが、ジンバル本体からGoProに専用コードで給電する事もできます。その場合は反対側の向きで取り付ける用です。
起動は、というと。『Feiyu ON』と言うスマホアプリで操作できるようです。
機能表示モニターがあります。
スイッチ類は上からジョイスティック、電源・機能ボタン、シャッターボタン。
正面側には水平調整ボタンとトリガーボタンというのが着いてます。
本体の右側面には1つ設定ボタンが付いていました。
操作系はこの6カ所。
覚えられるかな〜?
とりあず、今回は「開封の義」
ジンバルライフ、スタートです。
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