2020年05月03日
ぶらり、ついでなので我が家の三脚や雲台類を順次アルカスイス互換化してみた
今さらですが、今回の機材更新計画に合わせて、わが家にある撮影機材のマウントを一気にアルカスイス互換化していく事にしました。
アルカスイス(ARCA-SWISS)という規格に出会ったのは、もう6年ほど前のこと。
Peak Desing社という米国のベンチャー会社(当時は)の撮影サポート機材に衝撃を受け、すっかり虜になっていろいろ買いそろえていく中で、その名を知りました。
私の三脚歴と、今も運用しているブランドなどを並べると、まあ「ハクバ」「スリック」「ベルボン」「マンフロット」「ダイワ」などなどありましたが、不思議とクイックシューに関しては各社バラバラで互換性はまるでなく、いや、同じメーカーの中でも三脚や一脚の雲台の大きさ違いで互換性はありませんでした。
「そんなのあたりまえじゃん」的に国内外のメーカーは、三脚の種類だけクイックシューの種類があると言っても語弊ではありませんでした。
それが、いつごろか「アルカスイス互換」という物が出始めてきたのです。
これは、1926年にスイスのチューリッヒで創業した老舗カメラ機材メーカーで、現在はフランスに本拠を置く「アルカスイス・インターナショナル社」が作ったものです。
完全にプロ専用の、とてもとても高価な雲台などのメーカーで、クイックシューにも堅牢さと精密さを求めて生み出されたものなのですね。
とは、言っても国際的にアルカスイス規格というものはありません。はい。
カールツァイス財団が管理するカールツァイスレンズのようなランセンスものでもありません。
「アルカスイスの仕様って、しっかりしていて、使い勝手もいいよね」
的に各社が”勝手に見よう見まねで”似たような寸法と形にしてきて広まっているものです。
なので、精密なものではないのです。
とは言え。プロでは無いのでそんなに精密なものは求めていません。
正直、中国メーカーの互換製品で十分です。
中国メーカーの工作精度の進歩も目を見張るものがあります。
って、言うか有名メーカーもほとんど中国製でしょう。
中国メーカーでもプロ仕様(業務用)ブランドとコンシューマ仕様(一般・セミプロ用)があって、精度も価格も当然違います。
「SUNWAYFOTO」などはプロ用機材メーカーなので、ものはしっかりとしていますが、お値段も高いですね。
中々手を出すことができません。
なので、最近は「ulanzi」「Neewer」「MENGS」などが多いですね。
このあたりのメーカーは、見た目まったく同じ製品を販売していたりします。
おそらくOEMなのでしょう。
価格が微妙に違ったりします。
今回はあえて、あきらかに同じものであろうパーツをメーカー違いで買ってみました。
フィッシュボーンタイプのクイックシューは「Neewer」社と「MENGS」社で同じものでした。
「MENGS」社の方が200円ほど安かったかな。
上の写真の左2つ。「Koolehaoda」と「MENGS」もまったく同じでした。
「Koolehaoda」は初めて見るブランドでしたが、「MENGS」よりも500円ほど安かったです。
さて、少し調べてみました。これからもお世話になっていくメーカー(ブランド)なので。
最近各所で評価が高くなってきた「ulanzi」社は、分類でいうと業務用機材メーカーです。
「Neewer」(深圳ニューワー・テクノロジーズ)社も歴史のある主に照明機材、音楽系機材、カメラレンズなどを製造している深圳興英達工業の自社ブランドの子会社として設立された会社です。(OEMの供給元かな)
「MENGS」社は元々2013年に深圳で創業したLEDメーカーでしたが、最近カメラ関連事業にも進出しはじめたようで、こちらは完全にOEMですね。その分値段はお安くなっています。
と、言う訳で。
わが家のアルカスイス互換化も一段落しました。
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