2009年10月20日

ぶらり、TOPEAKのフロントバッグをRIXEN化してみた

topeak01.jpg

自転車のキャリアシステムのリクセンカウル化にあたり、それまで揃えて来た、旧システムはリクセンカウル導入の為の資金とすべく売却していきました。
そんな中で、かろうじて手元に置いたのがこのTOPEAKのフロントバッグ「ツアーガイドハンドルバーバッグDX」です。


TOPEAK(トピーク) ツアーガイド ハンドルバーバッグ DX BAG20200


リクセンカウル化にあたってフロントバッグも同社の物に統一しようかと思いましたが、資金難により買い換え出来なかった事と、TOPEAKのバッグの質感の高さがその理由でした。リクセンカウルの同様なバッグも、あとオーストリッチなども、おそらく”これ”よりは軽いと思いますが、機能性もさる事ながら、ビジュアル的なインパクトに欠ける点があります。それに価格が倍近い事も。

このTOPEAKツアーガイドハンドルバーバッグDXは、同社のフロントバッグの中で、一番大きなサイズのモデルです。容量は7,7L。これでもかと言うくらいの厚手のボディにクッション内蔵と、カメラバッグとしても十分使用に耐え、実際に一眼レフもすっぽり収まります。ただし重量は1,230gあります。

ただし、TOPEAKはアタッチメントシステムがしょぼすぎます。今年になって新型アタッチメントシステム「フィクサー8」になり、機能的にはリクセンに近づきましたが、発展性・拡張性に関してはやはり遅れを取っています。

この他社製のバッグでもリクセンカウルのシステムで使えるようにする魔法のアイテムが、KM811 アダプタープレートです。バッグだけでなくカゴなどでも、おおよそアタッチメントを取り付けられる強度と支持さえ出来れば、何でもリクセンカウル化できる代物です。

km811ap.jpg

RIXEN&KAUL/KM811 アダプタープレート

さて、このアダプタープレートを実際にTOPEAKのフロントバッグに取付を行います。

仮あてをして見て驚きました。TOPEAKのアダプタープレートとリクセンカウルのそれは、なんとまったくネジ穴の位置が同じだったのです。加工は不要でした。上2箇所だけは・・・。
実はTOPEAKは上下4箇所が同じ配列ですが、リクセンカウルのそれは、下2箇所が少し内側にずらしてあります。理由は分かりません。よって、TOPEAKのバッグの下2箇所は穴を開け直す必要があります。
一応プレートで隠れるので、多少雑な仕事でも問題ありませんが、結構大変でした。

topeak02.jpg

TOPEAKのバッグは二重構造の中に樹脂版とさらに金属のステーが入っているのです。
重量物を入れてもバッグを支持する為です。さらにバッグ自体もかなり強固な造りとなっています。分厚いナイロン製の筐体と中の樹脂パネルを電動ドリルで貫通させ、さらに解れ防止の為にハンダごてで溶かしながら穴を広げました。

問題は金属ステーです。ボルトが引っかかる場所をグランダーで切除しました。
ちなみに、この金属ステーのおかげで、苦労して下部2箇所を開けなくとも、上の2箇所だけでプレートはしっかりと固定されますが、一応性格的に完璧を期したかった事と重量物を入れた際の保証の為に4箇所のボルト締めを行いました。

あと、この金属ステーとバッグ自体の厚みの為に、下の2箇所は標準のボルトでは届きません。よって5mm×20mmのボルトを買ってくる事になりました。仕上がりは完璧です。

rixen_0738.jpg





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posted by 太泉八雲 at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 収納バッグ類& RIXEN & KAUL
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