
さて、昨日の「ワールドインポートツールズ」店で購入したのは、米国パーツールのペダルレンチPW-3でした。
なにゆえペダルレンチか?そうそう使用頻度の高いアイテムではありません。もっともハイクラスのSPDペダルなどを複数の自転車で使いまわすような環境にある方は必需品かも知れません。
一応私のその端くれだったりします。先立つものが無いので・・・。
ですが、一応ペダルレンチは持っていました。自転車整備工具の入門。台湾のLIFUツールのメンテナンス・ツールキットです。もうこれさえあれば大抵の事はできるのですが、何分精度が・・・。

ペダルレンチにかぎっていえば、このツールキットのそれは傷防止の為か、レンチがソフト樹脂で覆われいます。これが、幅の狭いペダルに入らない。おまけにトルクも掛からない。固着したペダルを外そうとすれば滑って使い物にならない・・・。
しかたがないので、近くの自転車店に行ってペダルレンチを借りるはずかしさ。何か商品でも買えばまだ良いが、そうそう必要な時に必要なものがないもので・・・。
で、やはりプロ用ツール。「Parktool ペダルレンチ PW-3」
です。しかしペダルレンチ(ごとき)に4,000円近くは払えない。
パークツールには上位に「PW-4 プロフェッショナルペダルレンチ」というものもあります。ペダルの締め付け、取り外しが容易なように30°/45°のオフセットしてあり、見るからにプロ用っぽい。値段は1,000ほど高く実売5,000円前後。

「Parktool PW-3 ペダルレンチ」

「Parktool PW-4 プロフェッショナルペダルレンチ」
もう少し無名でも良いから何か良い物がないか探していると、「グランジ ペダルレンチ 15mm」というものがあった。値段は1,000円をちょと超える程度で、ビジュアル的にはパークツールのPW-4に似てオフセットしてある。質感も良さそうだ。

「グランジ ペダルレンチ 15mm」
が、どうも精度が気になった。最大拡大画像を求めいくつかのショップサイトを徘徊した結果、ちょっと不安が募る。おそらく使用に問題は無いだろうが、所有欲を満たす物ではなさそうだ。
偶然知った都内の輸入工具専門店でパークツールの取扱と破格のキャンペーン価格の前には、送料を含めると必ずしも廉価では無かった。
紆余曲折の末に実物を確認する意味でも上記の店に足を運んでみたのだ。店にはPW-3とPW-4が両方ともあった。しかし、PW-4はネットの写真で見るのと違い、PW-3よりも2まわりほど大きい。個人所有の道具にしてはやや持て余してしまいそうで、PW-3の購入に至ったのでした。

口部サイズは15mmと9/16の2種類。一部米国のBMX用ペダルもカバーしています。クロモリ製で見るからに剛性、耐久性に優れたペダルレンチ。もう少しハンドル部分に有機的な遊びのデザインが欲しいところですが、質実剛健、米国製なので仕方がないか。

パークツールにならぶプロ用のペダルレンチでは、「ホーザン」のそれがありますが、こちらはやや肉厚でペダル形状を選ぶようでした。
Hozan ホーザン ペダルレンチ C-200 実売1,800円前後
