GWの渋滞に揉まれながら、予定通り・・・予定よりも遥かに遅く大津に到着。時刻は16:00をまわっていました。そこから宿のある彦根まで実に約70km。もう日没まで後わずか。とりあえず琵琶湖一周の起点である瀬田の唐橋に辿り着いたのは16:30。
天気には恵まれていたので、日照時間は19:00くらいまであるだろう。幸い風も少ない。
昨年訪れた守山市の「佐川美術館」を通り過ぎ、とりあえずの通過基準点である「琵琶湖大橋」を日没前に通過。夕暮れの湖面の美しさに旅の始まりを実感。日はもう終わりなのだが。
城下町、近江八幡に到着する前に日没となる。気温はまだ暖かい。しかし街路灯が無い街道を走るのは大変でとても心細い。
交通量の多さは、サイクリストにとっては憂慮するものだが、今この刻にかぎって言えば、車のライトがかろうじて行き先を照らしてくれていたし、孤独感も紛らわせてくれていた。
水分と栄養補給を欠かさず、ひたすらペダルを漕ぐ。ナビゲーションのATLAS ASG-CM11は想像以上に心の支えになってくれると供に、必要最大限の情報を提供し続けてくれました。
残り30kmほどの地点から両足のアキレス腱あたりに違和感を感じ始め、やがてそれは傷みへと変わっていきます。小休憩の数を増やし、前身のストレッチを繰り返しながら、夜の湖畔を北上。泣く泣く、本当に泣きたくなりながらも、暗闇の中、なんとか彦根の宿に辿り着いたのは夜の20:30を過ぎ。
琵琶湖一周の残りはおよそ130km。はたして明日一日で完走はできるのでしょうか?