2010年05月05日

ぶらり、京都へ行こう。GW4日目

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京都2日目の朝を迎えました。そして今日、東京へ戻ります。
太陽の日差しが落ち着いている朝5時に起きて、軽く「京の通」の散策を行いました。

アキレス腱の痛みは引いていますが、ギシギシと違和感が残ると共に、階段の上り下りはやはりキツイです。

もともとアキレス腱はコラーゲンの塊と言うことで、悪化しても痛みを感じる部位では無いそうで、これが重傷をより悪化させ、最悪の場合再起できないおそれもあるとか・・・宿でネットをいろいろ検索していると、不安が募ってきました。

家にもどったら早速医者に診てもらう事にします。

宿のチェックアウト11:00のギリギリまで布団の中でアキレス腱を冷やしながら安静に過ごし、時間が来たので荷物を抱えて出発します。

重い荷物は京都駅のコインロッカーに預けておこうと考えていましたが、昼前の同駅は観光客で溢れ、ロッカーは全て埋まっていました。

駅から離れても良いから無いか、とグルグル廻っていると見つけました。アパホテルの玄関にフリーのロッカーを。しかも200円と格安。容量もそこそこあったので、荷物が全て収まりGood!

特に腫れの大きい(大きかった)左足を極力使わず、サドルも少し下げ気味にして、駅周辺から上は四条通までの未取材の通を廻りました。特に重点は五条通から七条通間の通です。

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お昼は、極力胃に負担のあるものは避け、かつ炭水化物をメインに・・・かつ廉価に。とすると、毎度お決まりのラーメンしかありません。

と、言うか。ラーメン屋を探していました。木屋瀬町通を走っていると、京都駅前付近でいつのまにか東塩小路通に。ビルとビルに挟まれた狭い路地に発見。出来たばかりの新しく、キレイなお店ですが、どうも立地が良くないような。

これ見よがしに、客を表通りから誘導するような案内も看板も張り紙の類も一切ない。どうやら地元でいくつか飲食店を経営する会社の一つらしい。

店の入口には、お決まりのウンチクが掲げられていますが、チェーン店特有の無難で、これと言った感動も無い感じのお店に思えて、ちょっと候補から外しました。店内に客が一人もいないし・・・。

ぐるっと廻るも、周辺にこれと言ったラーメン店が無いので(駅ビル内にはあるし、ちょっと行けば第一旭本店もある)再びこの店にもどると、そこそこ客が入っていたので、戸を開きました。

らーめん恵比朱・京都駅前店
京都府京都市下京区不明門通下ル東塩小路736
075-361-2123
定休日・無休/11:00〜0:00

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鶏ガラベースに豚骨を加えて、背脂も少し散らしたスープ。一口のんで、これはウマイ!二口のんで、これは旨い!

麺は京都でお馴染みの細麺、博多よりは少し太く小麦の味を感じるもので、他のお店のそれよりも少しコシが強く、これまた旨いし、お気に入りであった。

チャーシューは薄く、そぎ落としたバラ肉の切り落としのような、京都ではよく見るタイプ。極太のメンマもともに、しっかりとした味があって、お馴染みの九条ネギもおいしいな。

替え玉を注文して、しめて750円。

思わぬ発見に、満足感も満たされ店を出ました。


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南北に走る縦の通のうち、未訪問であった五条通以南を廻っていると、偶然に町家の一画におしゃれなレンタルサイクル店を発見しました。


CYCLE SERVER(サイクルサーバー)
“PASSIONE” (パッシオーネ)

京都市下京区七条東中筋通上る文覚町389-1
TEL/FAX:075-344-0868
定休日・木曜/9:00〜18:00

http://www.passione-kyoto.jp/

一応「サイクルサーバー」としていて、「レンタルサイクル」とは一味違うサービスの提供を模索し奮闘しているそうです。

このお店のオーナーは元競輪選手の亀岡氏。

今にも飛び出しそうな、熱いギョロ目で、京都における自転車ライフを探求しています。

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何より、驚いたのはそのラインナップ。ママチャリやMTBルック車ではありませんよ!!

・タルタル−ガ
・ブロンプトン
・KHS(ブルホーン仕様)
・BD−Frog

1日/3,150円

さらに、店の奥には

・BD-1


と、す、ストラーダ?
が展示してあるでは無いですか!!しかも値札が付いています(レンタル料ね)

1日/5,250円

レンタルサイクルにしては価格がちょっと高く感じますが、(10倍から5倍)その車両価格を知っていて、かつ各モデルの「試乗」「インプレ」も兼ねると考えれば、十分妥当な金額だと思います。

ちなみに、折りたたみ機能は殺してあります。

行くところまで言って、バスや地下鉄での輪行はできないようです。まあ、この辺は店主に相談だそうです。

まあ、強いてあげれば(この黄色いカゴ)かな・・・・。
笑顔と平和のシンボルマーク、
京都・IREMONOYA DESIGN LABOとのコラボとか。

これ・・・取りはずせないかな?だめか。

おそらく、私がレンタルサイクルを利用するときは、リクセンカウルのアダプターも持参する事になるでしょう。フロントにこの大きなカゴはちょっと邪魔かも。

でも、普通の人がふつうの乗り方で、この黄色いカゴの自転車で京都の観光地を走っていると、とても良い風景だと思います。

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お店はゴチャゴチャしたものを廃して、極めてシンプルに、キレイな造りです。各種オリジナルグッズも販売しています。2Fはくつろぎスペース「Passione cafe」となっています。


ちなみに、このお店のある「東中筋通」は御所の北から縦に走る「小川通」の南の延長の路なのですが、別名「天使突抜通」とも呼ばれます。「天使突抜」は(てんしつきぬけ)と読み、同名の町名が1から4丁目まであります。

地名の由来は西洋の「エンジェル」が落っこちて来た?のでは無く、「天使=天神さま」かの菅原道真公のあれを、区画整理で貫通させた事によります。行ったのは豊臣秀吉。洛中改造とも呼ばれる天正の地割のあれです。



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