2010年06月01日
ぶらり、PASSIONEでタルタルーガを借りて京都を走ってきた
先週末の土日で京都へ行ってきました。とあるイベント主な目的でしたが、初日は丸一日身が開いていたので、「京の通」取材の続きを行う事にしました。もはや終盤と言っても過言では無く、最後の詰めを目標にしていましたが、やはり「京都」は奥が深い。
まだまだ終わりそうにはありません。
今回は金曜日の夜間に新宿から「夜行高速バス」で出発して、早朝に京都入り。日曜は仕事の都合があって新幹線でトンボ帰りという事で、マイ自転車は持参せず、レンタルサイクルを利用する事に。
最近のレンタルサイクルはいわゆる「ママチャリ」では無く、ルイガノやトレックのMTBやクロスバイク、はたまたミニベロ(小径車)をレンタルしている店も増えてきました。
そんな中で、GWの京都散策の際に偶然発見した東中筋通にあるレンタルサイクルのお店「PASSIONE」(パッシオーネ)。
京都のポタリングをテーマに自転車のレンタルだけでなく、ルートやショップ、飲食店をプロデュースする「サイクルサーバー」をキーコンセプトとサービスに掲げているお店です。
店主は元競輪選手の亀岡氏。なにより特筆はレンタルしている自転車がマニアック!!というか高価!!BD-1にブロンプトン、KHSにタルタル−ガといった高級小径車ばかりです。
料金は1日3,000円(BD-1は5,000円)とレンタルサイクルにしては高めですが、車体価格が15万前後ですから、はたして元が取れるのかと逆に心配になってしまいます。
で、今回このお店でチョイスしたのが「タルタルーガ」です。昨年夏のシルバーウィークから年末年始、そしてGWと延べ13日間の京都市内をFrettaで走った身としては、直感的にこの車種を選んだのです。体が・・・。
タルタルーガはリカンベントでも知られる日本のデザイン会社と台湾のトップ自転車製造メーカーのコラボで生まれた自転車です。
今回乗った自転車は「Tartaruga Type SPORT」という折り畳み小径車のモデルです。標準モデルのSD(スタンダードの意味?)で15万オーバーの価格だけあって軽いです。そしてジオメトリーも走行性能も計算され尽くしています。
ハイプレッシャーなスリムの20インチタイヤ。ブレーキはロード用のもの。
正解でした。いや「大正解」です。京都のサイズにこれほどマッチした自転車があるでしょうか?コンポはシマノのALIVIOがメインですが実用車にしては十分。おそらくアップグレードすると西京、もとい!最強になるでしょう。
今回四条、もとい!試乗の意味合いが強かったのですが、完全に虜になってしまいました。(すぐには買わないけど)次に京都の訪れた際には、他の自転車も気になりますが、おそらく再びこの自転車を選ぶでしょう。
ちなみに、最初違和感を覚えたのがこの前カゴ。このお店がコラボしている京都の「IREMONYA DESIGN LABO」のファニーな前カゴではありません。車体固定式の取り付け方法です。これはルイガノの小径車「LGS-MV 1」でも同じですが(欧州のシティサイクルでは一般的)、ハンドルにカゴを固定する国産車と比較すると、重い荷物を載せた時にハンドルが重くなる事がありません。
しかし、カゴとハンドルの動きがリンクするのに慣れているとかなり違和感があります。戸惑います。
さらに、狭い空間、車の間などをすり抜ける時は、気を使います。おそらく欧米ではそのような乗り方はあまり無いのでしょう。狭い気持ちばかりの歩道帯に電柱が堂々と打ち付けられている。電柱と車の間、歩行者の間をすり抜ける・・・・まだまだ日本の自転車文化は発展途上です。
最後に・・・「IREMONYA DESIGN LABO」のファニーなフェイス。修学旅行中の女子学生にはもろに受けていましたが、この年でこのフェイスの自転車に乗るのはちょっと抵抗がありますね、正直。外国人には受けが良いそうですが・・・。
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