先日我が家に念願の29erMTB・GARY FISHAER「Paragon」が加わりました。
あまり知名度はありませんが、知る人ぞ知るMTBのルーツでもあるGARY FISHAERですが、ロードカテゴリは昨年からトレックに統合され、今年はMTB専門ブランドとして”延命”されていましたが、これもいよいよトレックに完全統合されてしまいます。
一応・・・GARY FISHAERのブランドは小さく残るそうですが。
車体のロゴはトレックになります。なんだか寂しいですね。
いまさらですが、「29er」は”トゥーナイナー”と読みます。ロードレーサーと同じ700cのホイールにMTB用のタイヤを履かせた結果、タイヤ外径が29インチになっていると言う意味です。
タイヤの径が大きくなると、どうなるのか?スバリ路面との接地面積が増えてトラクションは増大、登り坂でも前へ進みやすく、悪路で滑り難くなるのと障害物に対してもタイヤの挿入角度が小さくなるので乗り越えやすくなります。
さらに高速巡航が容易になります。ホイールにもよりますが、タイヤ量の増大に伴い下回りの重量は増すため、走り出しは重く感じますが、速度が乗ると慣性が働いて減速しにくく、さらに加速が増していきます。
しかし、取り回しが犠牲になっていましたが、それを解決するのが「G2」ジオメトリーです。
2010年からGARY FISHAERの29erの全てのグレードに標準装備となったG2ジオメトリー設計の専用フロントフォーク。
Fox F80 RL29 G2ジオメトリー
そして、「初」のチューブレスタイヤです。
ボントレガー XDX29 ×2.1 を履いてます。
おお、スゲ−。初体験です。重量の軽量化に大きく貢献していると共に、パンクに強く、パンク修理にも強い。
でも、パンク修理の仕方はおそら少し違うのでしょう。少し勉強しなくてはいけませんね。
ちなみに、ホイールはボントレガーのリズム29です。
先日、空気入れでタイヤに空気を入れた際、入れても入れても50数PSIしか入らず、へとへとになって諦めた事を書きました。
(タイヤは結構パンパンになっていましたが)
で、よくよくタイヤを見てみると・・・書いてありました推奨空気圧が。
30PSI〜50PSI と。な〜んだ。
ディスクブレーキも「初」になります。ちなみにParagonは油圧式です。
これもまた「エア噛み」とか輪行時における取扱の注意など、いろいろと勉強は必要ですね。
でも、制動力やタッチはVブレーキの比ではなく、惚れ込みました。
Paragon2010年モデルのブレーキはAvid Elixir5 ですが、2009年モデルはJUICY 5です。