購入時から、もうこれ以上Frettaをいじることはしないと、心に刻んだ約束も、もろくも瓦解し始めてきました。
どうも、車を手放した事による財政の余裕が、心の隙間を突いてきたのかも知れません。
いやいや、それよりも折り畳み自転車で100kmを越える旅やサイクリングを重ねる内に、いろいろと「実用的」な要求を実感し始めたのかも。
まあ、いくら言い訳を重ねても、結局”煩悩”から逃れる事はできなかったという事でしょうか?
ただし、自身を援護射撃するわけではありませんが、現在のFrettaは新車購入のその日のうちに、すべてのコンポーネントの入れ替えが行われた訳ですが、それらは全て旧BD-1からの移植であって、すでに数年の経年劣化は進んでいたのですね。ね。
とりあえず今回のコンポ交換の切っ掛けは、初夏に購入した29erMTB「Paragon」です。
個人売買で入手したのですが、前のオーナーがコンポを標準装着のSRAMからシマノに交換していたのです。
で、シフトチェンジの際に今までと異なる、初めての感覚にふと、手元を見てみると。なんと、シフターは「XTR」様だったのです。
おおおお、なんと神々しい・・・。おもわず拝んでしまいそうです。
初XTRです。決して越えてはいけない一線でした。
(数年前に旧BD-1のBBを杉並の某自転車店で、間違えてXTRのそれを購入してしまった事がありましたが。家に帰って気がつきいたのです)
ちなみに「Paragon」のその他のコンポはXTです。
これもよかった。最近のシマノの「X」をモチーフにしたデザインは賛否・好き嫌いが分かれるところですが、私は好きです。
機能一辺倒ではなく、こういう遊びが日本製品にはもっと必要です。
ちなみにロード用のコンポはカンパを意識してかの、芸術的造形路線に向かっているようですが。
前振りがXTRだったのに、いつの間にかXTになって申し訳ありません。
まあ、いっしょにディレイラーも買ってしまった訳です。
RD-M771-GS そう、ミドルゲージです。
小径車にはこっちの方が良いでしょう。フロント一枚であればミドルゲージの方が剛性も高く、変速性能も良い。なにより車体のバンクでディレイラーを地面にヒットする確立が減ります。
まだ新品なので、キレイですね。付けるのがもったいないですね。
ちなみに「シャドーディレーラー」ではありません。
昨年末にシャドーの購入を模索した内容の文を書きましたが、それから半年。いろいろ調べてシャドーの弊害というか、この車体がそれの取付に向いていない事がわかりました。
折り畳みがコンパクトになるのは魅力ですが、やっかいな事は面倒くさがり屋なので。
そしていよいよ、XTRのシフターです。単体で右側(リアディレーラー)の分だけ購入しました。
SL-M970A 部番では(ISLM970ARAP)
このパーツだけで、ママちゃりが1台買えてしまいます。
おおおおおおお・・・・。
約半分の価格のXTでも入分であり、最後までXTにしようか迷いましたが、結局XTRのレバーに惚れた事もあり、ポッチとしてしまいました。
もっとも、XTはすでに10速に入っていて、シフトレバーも10速用。旧モデルの9速用は探し出さなければいけないようなレアなものになっていたのが、決定打です。
最も目に触れて、最も手に触れるシフトレバーの質感が最高に良いですね。
シフトインジゲーターがありませんが、問題はないでしょう。逆にあのインジゲーターは安っぽく見えてしまいます。
ちょっと場所のせまいハンドルまわりに、多少の余裕が生まれる事でしょう。
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