先日、久々にサイクルハウスしぶやさんに伺った際に、前々から気になっていたOriBIKE(オリバイク)を試乗してきました。
OriBIKE(オリバイク)には、フレーム違いも含めて様々なモデルやグレードがありますが、私の目的はBD-1モノコックに似た上級モデルです。
現在品切れ中という事で、今回試乗したのは9段変速・アーバンライドの「M9」というモデルです。
この上に上級スポーツモデルの「M10」がありますが、店舗には試乗車も含めてありませんでした。
この「OriBIKE」のフレームは「塗装」では無く「アルマイト加工」です。今回試乗したマットブラックもそうです。
質感は思った以上に高いです。
航空機の安全ベルトからアイデアを得たセーフロッキング・システムの「インスタント・リバウンド・キャッチ」という変形機構。見た目は複雑な形状のハンドルポスト。
剛性は大丈夫か?と心配でしたが、なんとあらゆる可動部分も含めて、BD-1より剛性が高いです。
BD-1モノコックのパチモンかと思いましたが、BD-1とブロンプトンを足して割ったような機構で、それぞれの長所が生かされています。
折り畳む際のレバーの剛性もBD-1より格段に上です。ガッチリしていて、カチッと分解します。おおおおおおおおおお・・・です。
「M9」と「M8」に標準装備のキャスター付きリアキャリア。この辺はブロンプトンを受け継いでいますね。試乗車はしぶやさんが改造してオリジナルのキャスターを取り付けています。
実際はもう少し小さく、目立ちません。
反対側から。
ハンドルもブロンプトンのようなコンフォートなものです。上級スポーツの「M10」はフラットバーです。
シマノ・カプレオのシフターは初めて触りましたが、慣れないと今ひとつな感じです。でも初めて使う人には好印象なのではないでしょうか?
折り畳み・・・・。途中までです。あと、フロントホイールのクイックリリースレバーを外すと、前輪が別機構によってフロントフォークから外れて、BD-1のように内側に折り畳まれます。
実際に見るとスゴイ機構です。
おそらく変形が中途半端だったので、シートポストが下まで降りませんでした。
折り畳み時間は、BD-1よりも確実に早いです。(慣れれば)
あと、試乗した際の問題点としては、この複雑な変形システムの為に、ブレーキワイヤーの取り回しが複雑で、制動力に問題があります。ずばり、ブレーキが利きません。
この点はメーカーも認めていて、日々改良が行われているとの事です。時速20km以上出すと危険かも。おしいですね。
しかし、我がFrettaの弟にぜひ欲しい一台でした。あと一年くらいすれば、もう少し熟成されてくるでしょうか?
あと、泥よけ付きというのがいいですね。シンプルで目立たないこのタイプのフェンダーがBD-1/Frettaにも欲しかったです。
アルミである必要はありません。樹脂で十分です。
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