長年の夢であった、佐渡へ行ってきました。
今回は友人と2人旅です。
なんと日産マーチで。東京から新潟まで350km。
まあ、距離的には東京〜浜松あたりの距離ですが、山を越えて、かつて裏日本とも呼ばれた「トンネルを抜けると・・・」の彼の地は、ずっとずっと遠いイメージが付きまといます。
まあ、実際3時間弱で付いてしまうのですが。
平日に都内の環八道路をちょっと走っただけで、これくらいの時間はかかります。
3連休の前日、仕事を終えた後に自宅近くでピックアップしてもらい、一路新潟へ。
新潟港のフェリーターミナルには深夜の2時ごろに到着。
明け方のフェリーに揺られること約3時間。
昼ちょっと前に佐渡へ上陸しました。
で、まあ。定番というか定番の昼食は地元の寿司屋。
何の下調べもせずに、冒険で入ったお店でしたが、昼というのに客は我らだけ。
まあ、値段は高いが至極ふつうの寿司を腹に収め、両津を後に。
内海府海岸を北上して最北端の弾崎をめざします。
天候は初日から雨。
天気予報では中日が雨だったので、前倒しになるのであれば歓迎。
弾崎には小一時間ほどで到着。
当然ながら、古い町並みを探してレーダーをブンブンまわしていましたが、残念ながらこれといったものは何も引っかからず。
殺伐とした風景をニベ色の空と風と小雨がより一層、最果ての地を演出してくれます。
とりあえず、第1の目的は達成したので、先を急ぐ。
今度は外海府海岸を南下。
主要地方道45号線は別名「佐渡一周線」
この外海府海岸は良かった。
北海道を思わせる、ダイナミックな地形。
越前海岸を思わせる奇岩がたくさんの海岸線。
丹後半島の東海岸を思わせる、半農半漁の風景。
入江には、漁村集落が。
開けた海岸線には、街村形態の半農集落。
そういえば、能登半島でも似たような風景を見たことがある。
日本海沿岸の各地で目にする不思議な共通性。記憶。
いくつかも集落は写真に収めました。
一応、古い町並み探しの旅ですから。
押さえるところはちゃんと押さえています。
しかしまあ、
気を許せば小雨が降り注いで来ました。
なんだかんだで、もう日没です。
日照時間もすっかり短くなりました。
7月であれば、夕方の16時なんざ、まだまだ「正午」の部類で、完全に日没となる19時ごろまで、あと5箇所は廻っていたりしましたが、今日泊まる予定の相川に早々と到着。
また、あと2日もあるので、昨日は車中泊だったし、集中力も途切れてきたので、早めのチェックイン。
「民宿たきもと」https://minsyukutakimoto.com/
さすがは佐渡の民宿。
7,000円でこのボリュームである。
アルコールもすっかりとまわり、翌日の準備を軽く行って、バタンキューで寝てしまいました。
1日目はおわり。
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