2010年10月17日

ぶらり、甲州へ。石和健康ランドへの旅・その壱

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佐渡から帰って一週間。実際には4日間しかありませんでしたが、本業の仕事では忙しくあっという間に、次の休みに来てしまいました。

まあ、忙しいなかも土日の休みが取れたのは幸いであった。

さて、表題の「甲州」。なぜ甲州?

休みのぶらり旅に”なぜ”というのは無粋な問いだけれども、一応理由はあったのだ。

山梨県は石和温泉にある石和健康ランドから誕生日の招待ハガキが来たのだ。

しかし、いくら入館料がタダとは言え、わざわざ甲州まで足を運ぶ労力と費用はバカにならない。

で、その他の要素をいろいろ取り入れての旅をくみ上げた。

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「古い町並み」と「酒蔵」巡りである。

ここ数ヶ月、すっかり自転車カスタマイズ・ブログと化していた当ブログも久々に町並みサイトっぽさが戻ってきましたが、(スタート時から自転車ネタ中心であったが)、そのまま惰性を引きずってみましょう。

甲州へは中央本線を使ってアクセス。もちろん現地での足となる自転車は持参。

手軽さから、すっかりFretta。

オレンジ帯の通勤型列車E233系に揺られ、近距離・近郊列車の境界線である高尾駅で乗換。

ここからは旧国鉄の113系。旅情の切り替え境界駅でもある。

旧式らしい独特のモーター音を唸らせながら、高尾山の北麓を駆け上ってく。

そのまま一気に甲州まで列車旅、かというと実は次の相模湖駅で途中下車。

”ぶらり、途中下車”など、久々である。

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相模湖は昭和22年に相模川をせき止めて造られた人造湖で、当時は日本最大級のダム湖であり、首都圏の電力を支える重要な水瓶の一つである。

観光資源という事もあって、JR中央線の駅も相模湖駅となるのだが、それ以前は「与瀬駅」といった。

与瀬は相模湖駅前の地名であるが、ここは元々甲州街道の宿場町として発展した町だった。

この相模湖町与瀬から東の八王子方面へ徒歩でも30分ほどいった場所に、峠口の集落である小原(おばら)地区がある。

ここもまた甲州街道の宿場町であるのだが、中心部から離れていた為が、往時を偲ばせる町並みがに、本陣まで残されているのだ。

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与瀬宿と小原宿はそれぞれ独立した宿場町では無く、2つで一つの片宿とよばれる宿場町でした。

人馬継ぎ立ては、上りが与瀬宿、下りを小原宿が担ったのです。

町の規模としては与瀬宿の方が大きかったのですが、本陣・脇本陣が小原宿に置かれたのは、峠口の立地によるものでしょうか?

唯一残る本陣・清水家は養蚕型の兜造りで堂々とした佇まい。無料で一般公開されています。

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江戸期には「甲州道中」と呼ばれていた甲州街道は徳川家康によって整備された五街道の一つであるが、この道を参勤交代で利用した藩は信濃の高遠藩、高島藩(諏訪)、飯田藩くらいである。

そして甲州を収めた甲府(甲斐府中)藩はしばらく徳川宗家の一族が収めたのちに、五代将軍徳川綱吉の側用人を務めたかの有名な柳沢吉保に始まる柳沢家の支配となるが、藩主が甲府に入るのは、ほんのわずかだけ。藩主の大半は江戸で過ごしたのだ。

あとは、ずっと天領。つまりは幕府直轄領。

てなわけで、この街道のその役割は、江戸城陥落を想定して、甲府までの将軍の避難路として建設され有事の際の軍用道だったのである。

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ひさびさに、ゆっくりと小原宿を満喫したので、時刻はすっかりお昼に。

駅前によさげな定食屋があったので、そこで昼食をとることにした。

新しいお店で、地方都市にありがちな鄙びたさも無く、観光地特有の割高さもない、良心的な価格にも引かれた。

店内も明るく、家庭的な雰囲気の食堂である。注文したのはランチメニューの「焼肉定食」であったが、出てきたのは都心の食堂でも十分通用するレベルの代物であった。これで700円は安い!!

すっかり満たされ、甲府方面への列車を待つのであった。

相模湖町「かどや食堂

食べログ「かどや食堂」も。夜は居酒屋。朝食も300円からと、他の地域の駅前食堂もぜひ見習ってほしいものです。

つづく・・・。



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posted by 太泉八雲 at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ぶらり、輪行やポタリング
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