RIXEN & KAUL Contour Max Sports CO866
RIXEN & KAUL Contour Max Touring CO865
今日はコントアーマックス「ツーリング」と「スポーツ」を実際に、いろいろなタイプの自転車に着けてみようと思います。
まずはロードの「レオ号」
最初に買った「スポーツ」もまるで問題がありません。
シートポストバッグは”リアキャリアバッグ”に比べると積載重量で劣りますが、シンプルさでは上を行きます。
ゆいつの不満点は色ですね。車体が地味なだけにバッグが浮いています。
そして「ツーリング」
いいですねこれも。色のマッチングも良いです。
やっぱりバッグ系の色はグレーか黒系のほうが汎用性があってよいです。
明るい有色系も良いのですが、それはセカンドカラーとして。
2つを見比べると、「スポーツ」が水平になっているのに対して、「ツーリング」は前方に傾いている事がわかります。
また、前回発見したフレーム支持方式の違いによって、「ツーリング」の方が重心が高いことも分かります。
うちの「レオ号」はフレームがホリゾンタルなのでこうなりますが、
スローピングならもう少し下に下げられます。
ちなみに、このコントアーマックスを取り付けるために、シートポストを
カーボンからアルミのものに換えました。
次は29erMTBのゲイリーフィッシャー「パラ号」
実はこれが本命。
29インチのどデカタイヤと、低重心設計のフレームの組み合わせによって、シートポストバッグの取付に大きな制約が生じている自転車。
おそらく、持っていないのでわかりませんが、ふつ〜の26型のMTBなら杞憂はほとんどないのではと思います。
あと、シートポストの角度も重要な要素ですね。
マウントアダプターの取付位置は、バッグを普通に使用できる位置と出来るだけ低重心を求めた、せめぎ合いで決めるのですが、「スポーツ」はタイヤとの干渉も考慮しなくてはなりません。
写真の取付位置では「ぎりぎり」です。
路面の衝撃でコントアーマックスが上下に暴れた場合は、確実にヒットします。
せっかく容量が大きいのですが、極力重たいものは入れる事ができません。
一方「ツーリング」
ベストマッチングです。
タイヤとのクリアランスも十二分です。
もう少し取付位置を下げてもよいですね。
実は「ツーリング」と「スポーツ」はバッグの開け方が逆なのです。
後ろ開きの「ツーリング」の場合、サドルとの干渉も考慮しなければなりません。
写真の位置だと、ちょっと実用にはつらいものがあります。
後ろから見てみたコントアーマックス「ツーリング」
かなり余裕のクリアランスです。
後ろから見てみたコントアーマックス「スポーツ」
タイヤぎりぎりです。
マウントの位置は同じなのですが、これだけ違うのには正直おどろきました。
ちなみにFretta君(BD-1)では一切問題がありません。
「スポーツ」だと低重心で走りやすいですね。
2つのモデルを比較して、相対的に優れているのは「ツーリング」のような気がしますが、
こと「重心」に関して言えば「スポーツ」に軍配があがります。
あっ
ああ・・・そうか・・・ポンッ!!
なるほど・・・!
ふむふむ、
今までずっと腑に落ちなかった、この2つのモデルにおけるネーミングの問題...
つまり「スポーツ」と「ツーリング」が逆ではないのか?という事に関して、他のサイトや掲示板でも同じように思っている方々は多いようでしたが、ここに来て少し「スポーツ」の意味が理解できたような気がします。
ことFrettaの写真をながめると、それは一目でわかります。
基本的に「コントアー」シリーズの派生型である「ツーリング」から、さらに後継として開発された「スポーツ」は、シリーズの中で最も浮いたモデルであります。
すべての設計思想を一から見直したものである事がわかりました。
このモデルのさらなる進化を待ち望みたいものです。
最後に「ツーリング」のマイナス点を...
マウントアダプターを「クイック・リクセン化」している場合、バッグ本体がフレームよりも上に張り出している分、脱着がスムーズにはいきません。
まあ、すこし難儀するといったところで、それほど大事では無いのですけど。
写真を見ていて、クイック・レバーを下に向ければ解決じゃね?
と、お思いの方もいらっしゃるかも知れませんが、そうるすと取付自体ができないのですね〜。
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