2011年01月05日

ぶらり、in京都・2010-2011年末年始の旅その七・京都最終日(2)

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今日もまた、名残惜しい京都の余韻の続きです。

そういえば、京都駅前に建設中だったヨドバシカメラも完成していました。

古都を意識した、レトロな洋風、石造り調にデザインされたビルでした。

さて、京都の最後に食べたラーメンですが、ここもラーメンが主力のお店ではありません。

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葱や平吉 高瀬川店
京都市下京区西木屋町通り仏光寺上ル3丁目
075-342-4430
営業時間:11:30〜14:30 17:30〜23:00

角倉了以が切り開いた運河、高瀬川沿いに立ち並ぶ町家を改装したお店です。

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「ネギ」をテーマにした新鋭の料理屋(居酒屋)のようですが、昼は”鍋うどん”を中心としたランチを行っています。

店の表には今日採れた(?)野菜を並べて、軒下には大根を吊して沢庵にする(?)ような田舎っぽい演出がちょっと気になりますが、店の雰囲気はよさそうで、匂いも悪くはありません。

そして、メニューの端っこに発見した”鍋ラーメン”なるもの。

とりあえず、冒険で店の戸を開けました。

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少し、昼には早い時間帯だけあってか、店内はガラガラだったので、まっすぐ高瀬川の見える窓側の席に座ります。

う〜ん。

この窓からの風景は良いですね。私が求めていたそのものです。

この窓の外の軒下にも大根が吊してありましたが、本当に沢庵にするのでしょうか?

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ちょっと演出が鼻につくところもありますが、後で調べたら全国に展開する巨大外食プロデュース会社の経営でした。

でも、落ちつく店内です。

昼にこの落ち着き様ですから、夜は最良の隠れ家的なお店である事でしょう。

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この店の奥に並べられている瓶には何が仕込まれているのでしょう。

そして...待つことしばらくして、目の前に置かれた「ネギ」。

九条ネギです。

好きなだけ「たくさん」入れてください。との事。

関西ではネギがど〜んと出されるラーメン店が多いですね。

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東京ではまず見かけません。以前懇意にしていた「そば」のチェーン店はネギのセルフサービスを行っていましたが、ネギを初めとする野菜の価格の急騰でやめてしまいました。

それっきり行かなくなりましたが、価格が安定している今はどうなんでしょう。

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ついに、ラーメンがやってきました。

取り皿が付いていますが、十分に直接食べる事ができる熱さでしたので、そのまま行きます。

さすがに、土鍋に口をつけるような暴挙には出ませんが...。

う、うまい。

八丁味噌のような香ばしさとコクのある甘口の赤味噌です。名古屋のどて煮に似ている感じ。

チャーシューも”超”ハイレベルな感じで、京都らしいコシのある細麺のゆで加減もベスト。

なんか新感覚のラーメンに出会った感じです。セットのご飯は3種類の中から選べますが、やはり屋号にもある「焼きネギまぜご飯」をチョイス。他のお客もみな同じでした。

まあ、これで1,000円という価格は微妙なところですが、この店のしつらえなど総合的に判断すると、別にそれほど高くは感じませんでした。

ちょっとお気に入りのお店を京都に発見できた事をうれしく思い、この町を後にしたのです。



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