2011年01月30日

ORi Bike M10を徹底解剖!その伍・折り畳み(後編)

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さて、前回は前輪をリリースするところまでを紹介しました。

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ORiBikeは写真のように、メインフォーク(勝手に命名)とインナーフォーク(勝手に命名)に別れています。Bd-1のようにフロントフォークその物を外すのではなく、前輪をフロントフォークから外す。しかしインナーフォークで車体とは一体になっている構造なのです。これを重量増加だと嫌う人もいますが、フロントの剛性を維持したままで、かつスムーズなフォールディングを実現する、発想の転換から生まれた優れたアイデアだと思います。

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ちょっと、折り畳みの流れから話しがそれますが、ORiBikeのチェーンステーに目を向けてみます。リアディレーラーの台座の近くに黒い「コ」の字のマウントらしきものがあります。

実はコレ、折り畳んだ前輪を受け止めてロックするためのクランプなのですね。

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前輪のクイックリリースを解除して、前輪を内側に折り込みます。この動作はBd-1に似たものがあります。
ただし、その先の事もORiBikeは良く考えています。

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ちょっと見えにくいかも知れませんが、前輪を釣り下げるインナーフォークが、先ほどのコの字クランプにはめ込んでロックさせるのです。

しかも、リアディレーラーと接触するであろう部分のインナーフォークは、少しへこまされています。芸が細かいですね。

一方でBd-1は放置プレー。パーツ同士の接触によって”巧み”に折り畳み状態が固定されていますが、これが各部のパーツを著しく傷付ける事になります。特にリアディレーラーと前輪のスポークの接触による破損は目も当てられません。

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ORiBikeは折り畳んだ後に各部が固定されるため、輪行中の振動でパーツ同士が擦れたり、破損したりする事がほとんどなさそうです。写真のように、前輪のスポークとリアディレーラーの間も余裕を持った隙間が「保持」されています。


次に、フロントのチェーンリングに目を向けてみます。何やらまた変わった物がチェーンリングの下に2箇所ついています。

ORiM10_zoom_45.jpg

これは一体何でしょう。

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正解はチェーンテンショナー(勝手に命名)なのです。ORiBikeのチェーンは折り畳んだ際に、図のような複雑な導線で保持されます。たわむ事はありません。この為に折り畳む前にリアディレーラーのギアの位置をセンター付近に持っていくのです。

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Bd-1ではリアディレーラーのプーリーにボルトで後付けされたガイドプーリーでチェーンにテンションを張りますが、これが弱いんですね。折り畳みを繰り返したり、走行中に緩んで来ますし。最初見たときは「へ〜」と感心しましたが。
しかも、反対側はたるんだままです。

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見て下さい。ORiBikeではチェーンが確実に収まって保持されています。

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なんかスゴイです。チェーンがまだキレイなので余計美しく見えます。

M10folding_05.jpg

折り畳みの続き...ここまで来たら、あとはシートポストを下げます。

注意するのは、このまま下ろしても下まで降りません。後輪をフレーム近くまで持ち上げてからシートを下ろします。ここはBd-1と同じです。

同じように注意しなくてはいけないのは、展開時です。Bd-1のようにスーッとシートポストは抜けません。シートポストもしっかりとロックされているからです。折り畳まれている後輪を持ち上げる事によって、このロックが解除されます。

ORiBikeでは先にシートポストを上げておきます。そしてハンドルを起こして、車体を持ち上げれば、あとは引力にしたがって各部が展開し、ロックされて展開終了となるのです。力にまかせて無理にシートポスト抜き上げようとすると、シートポストを著しく傷付ける事になります。(実は最初にこれをやってしまいました)

M10folding_06.jpg

最後にハンドルのIRCを解除して倒しこんで、ORiBikeの折り畳みは完了です。

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posted by 太泉八雲 at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ORi Bike・オリバイクM10
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