2011年02月06日

Ori Bike M10にERGONグリップ(?かな)を着けてみた

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病院の処方薬はやっぱりスゴイもので、ピンポイントで喉の腫れは引きましたが、どうやら風邪の症状が喉から下に下がってきたような今日この頃です。

この土日はどこにも遠出をする気はありませんでしたが、こうも咳き込み始めると、サイトの更新も気が乗りません。と、いうか集中力が持続しません。今週はずっと喉の腫れのせいで、アルコール類を飲む気にもなれず、久々に長い休肝日が続きましたが、喉の痛みが引いたとたんに、無性に酒が飲みたくなりました。誘惑を「病には酒を(少々)」という迷信理論によって正当化し、ちょっとばかし”地酒”を飲んだのですが、これが行けなかった。身体の抵抗力を一気に低下させたようです。目に見えない血管内の脱水症状を補うために、水をガブガブ飲んでいますが、もはや後の祭りです。

そんな身体にムチを打ってブログを書き続けていますが、熱しやすくて冷めやすい性格な為に、今の内に書いて置かないと後の保証が無いということで。ただし、こんな身体でどこへも行けないし、OriBikeをカスタマイズするパーツも”次の到着まで”間が開くために、明日以降のネタをどうしようか思案しています。ちょっとお休みをするかもしれません。

OriBike M10をいじっていく中で、やはりグリップも交換する事になりました。今週は通勤車である「ママちゃり号」がパンクの為、Fretta号で通勤をしていたのですが、やはりFrettaに着けているエルゴングリップが良かった。

と、いう事でやっぱりOriBike M10にもエルゴングリップを着ける事に。

ほぼ決めていたERGONニューモデルERGON Comfort Grip GR2 Long (エルゴン・コンフォートグリップGR2) HBG104

ただ、Frettaと同じものにするかどうかは迷いました。そこで、新モデルも含めていろいろネットを徘徊していると、偶然ヤフオクで変わったものを見つけたのです。

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もちろん、それはERGONグリップだったのですが、ちょっと変わっていました。
何が、かというと...カラーモデルだったのです。そんなモデルがあったのでしょうか?念のため本国のサイトも閲覧しました。が、そんなモデルはありません。何かの限定モデルなのでしょうか?
でも、赤い我がOriBike M10に非常にマッチしそうな...いや確実に赤い自転車の為に存在するであろう、この商品に少し悩みながらも「入札」を入れてしまいました。

で、「落札」してしまい。それが家に届きました。落札金額は正規品の半分くらいです。

たしかにERGONっぽいです。一応「エルゴングリップ」を落札したのですから。でも、なにか腑に落ちません。
そもそも、パッケージがシンプル過ぎます。店で売っているエルゴングリップは、おおよそ環境先進国のヨーロッパ、特に北欧とは思えないようなゴツイ、不燃ゴミの塊のようなパッケージになっていますが、この「エルゴングリップ」は上の写真のこれだけです。

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どうも、この手の品物では有名な、お隣の赤い大国の非正規品の匂いが、風邪の鼻にもプンプン漂ってきました。
風邪でもうろう気味の思い過ごしなら良いのですが...。
台紙の端っこには英語で「オーナーズマニュアルはプラスチックチューブの中にあります」と書かれていますが、そんなものは初めからありません。

グリップの色、形、質感はうちにあるFrettaのエルゴングリップとなんら変わりません。逆にFrettaのエルゴングリップすら疑ってしまいそうになるほどです。(今回買ったのがクロと断定された訳ではありませんが...)

とりあえず、取り付けてみました。元々着いていたスポンジグリップよりも、バーエンドの厚み分長いので、ブレーキレバーとシフターを少し内側に寄せます。着けた印象は、良いですね。
ちょっと、マッチしすぎて、いやらしさも感じますが、バーエンドの質感も大変良いです。

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しかし決定的なミスがありました。致命的です。バーエンドには「ERGON R2 Magnesium」とありますが、台紙には材質が「Forged aluminum(鍛造アルミニウム)」とあります。そもそも、このグリップはGC2という型番です。

あと、写真を撮っていて気がついたのですが、「ERGON」のロゴがちょっと違うような....

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でも、裏側もしっかりと造り込まれてはいます。

やっぱり、なにかとのコラボで作られた限定品なのかな?

が、またまたツメの甘いミスを発見。反対側のバーエンドの文字が逆さまになっています。うちのFretta号に着いているエルゴングリップは、両側とも文字が正体しています。こ、これは....やっぱり....。

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疑惑は晴れませんが、もの自体は気にいっているので、しばらくはこのままで行こうと思います。

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一応、折り畳んでみましたが、今のところ特に大きな影響はありません。それよりも、ATLAS ASG-CM21を取り付けるためのステーがタイヤと干渉していました。

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ちなみに、OriBike M10にもともと着いていた、スポンジグリップの重さはなんと!2本で22gでした。

この疑惑のエルゴングリップの重さは384gですから、プラス362gの重量増となります。まあ、すでにリクセンカウルのアダプターやら、ライトやら、いろいろと着けていますが...。せっかくのSUPER RIGHTがこれからもどんどん重くなっていきます。

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そうそう、リアキャリア無しのOri Bike各モデルに「リアキャリア&フェンダーを着けたい」と、いう声が多いという事で、今年の5月ごろから、キャリア&フェンダーの単体販売を始めるという情報を金澤輪業さんから頂きました。
価格は未定とのことですが、1万5000円くらいではないかな?まあ、これくらいに抑えて欲しいな、という個人的な希望です。

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posted by 太泉八雲 at 00:43| Comment(4) | TrackBack(0) | ORi Bike・オリバイクM10
この記事へのコメント
はじめまして!当方もこのERGON?グリップ、一抹の危うさを感じつつも購入しようかどうしようかと悩んでいるところです。貴殿の製品評価(品質に問題なし)はとても参考になりました。
現行正規品のGR2にするか、このGC2(R2?)にするかもう少し悩んでみたいと思います。
Posted by ふっさ at 2011年06月21日 22:20
使用感は(本物?)とまるで変わりません。カラーコーディネートを優先するのであれば、選択もありかな?と。恥ずかしさが気になるのであれば、「ERGON」の文字を消してしまえば。弱い印刷ですから擦れば消えますよ。
Posted by 太泉八雲 at 2011年06月22日 05:46
エルゴンで検索してここにたどり着きました。
もともと正規のエルゴンも中国にて製造していたような。
そこから正規以外に流れることはかの国ではよくあることで、この出品者が現在出品していないことが、それを意味するのでしょう。
きっと他の商品も香港あたりから仕入れてるのでしょう。
出どころは同じでも、それはコピー品と同じで、犯罪ですなぁ。
oribikeいいですね。
当方も検討して、結局値段のお手軽さで、DAHONにしたのですが、なんやかんだで結構お金使って、こんなことならってよくある話です。
また寄らせてもらいます。
Posted by 通りすがり at 2011年12月05日 22:18
グリップ部の出来は本物と区別が付きませんでしたが、ぶつけると簡単に外れるエンドバー部分に、微妙な造りの精度の違いを見ました。

今はママチャリに移植しています。まあ、カラーリングに関しては本家でもやってもらいたいところですが。

「商標」使用をしていなくても、類似品はたくさん出ていますね。

DAHONもモデルによっては良い自転車ですね。フレーム単体で売ってもらいたいくらい、アッセンブルにコストのしわ寄せが来ていて、そこに余計な交換費用が発生します。って、実は最近DAHONも少し気になっていて、いろいろ調べたりしていたのです。

今後とも、よろしくお願いします、
Posted by 太泉八雲 at 2011年12月06日 04:19
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