2011年02月26日

「のりつぶしオンライン」そして「鉄旅」をふりかえってみた

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「乗り鉄」といっても、にわか乗り鉄で、しかも原則的に冬季限定。
そんなわけで、先週の「JR東日本・スリーデーパス」を使った東北(岩手・青森・秋田)の鉄旅において、とりあえず今年の鉄道を中心とした旅は終わりになります。

私、太泉八雲が「乗り鉄」を始めたのは、4年前の冬でした。
子供のころから鉄道は好きでしたが、それは「好き」なレベルで、わざわざ撮りにいったり、まして「乗り鉄」などにはなりえません。せいぜい図鑑やムックを集める程度でした。
買い物目的以外で、どこかに電車で出かける。いわゆる「旅」まあ同じ県内の「散歩」程度でもよいのですが、「旅」という行為を自ら行うようになったのは、おそらく20代前半になってからでしょうか?
「青春18きっぷ」シーズンになると、各地で一人旅を行っている中学生くらいの少年にときどき遭遇しますが、自分もあのような年齢で”旅”に出て、いろいろと見聞を深めていたら、もう少し今の自分とは違った生き方をしていたかも知れないと思う今日この頃です。

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本格的な「旅」に目覚めたのは、22歳で自動車を所有してからの事。もっとも最初の頃はカーナビも無いし、道路地図の「読み方」もあまりわからない状態で、基本的には日常の足と、都内のドライブ。たまに友人と地方に出かける程度でした。
その後、本格的なミニバンを購入したのが、25歳の時。旅を意識してフルタイム4WDの車で、今度はカーナビ付き。
そうして、毎年2万キロ以上の全国津々浦々を駆け巡る「旅」が始まり、そして偶然であった町並みによって「伝統的な古い町並み」に目覚め、はまっていくのもこの時でした。

北海道から九州まで、連休を見つけては車の中で寝泊まりをしながら、リストアップした箇所を徹底的に”取材”し続けて走行距離は延べで20万キロ。ただし、「観光」ではなく「取材」に陥っていくことに疑問を感じ始めます。
とにかく「ノルマ」に追われて、「旅情」もへったくりもありません。車で移動しているので「うまい酒」も飲めません。
宿泊場所の「道の駅」で、コンビニ総菜と缶ビールの晩酌で終わります。

一方、新車で買った車も7年で18万キロ。多走行による老朽化を抱え、ランニングコストが生活を圧迫。買い換えも視野に入れて、その年の冬はスタッドレスタイヤの購入も止めました。
それに変わって、ちょっと旅情のある旅をしてみたくなったのです。それが「ローカル線」の旅。
雪国を走るローカル線で、日本酒を片手に雪景色の車窓にひたる・・・。
まさにそれを実施すべく、最初に選んだ路線が福島県の会津若松から新潟県の小出を結ぶ只見線でした。
只見線はキング・オブ・ローカル線として有名で、「聖地」的な路線でもありますが、それを知ったのはすっと後になってから。

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車で全国を網羅している中で、たまたま地域的に空白地帯であったからです。この只見線が赤字ながらも存続している理由がそこにあったわけですが、まあ、そういうわけでこの只見線に乗った事が、その後の「旅」を大きく変えていくのです。
あの「感動」は今でも忘れません。おもいっきり「車窓酌」を楽しんで、後半はべろべろに酔っぱらっていましたが、それでもしっかりと脳に焼き付いています。

思えば、「学生定期」以外で電車に乗ったことは無かったかも知れません。
定期の更新以外で「みどりの窓口」を利用したのは、30代初めの歳になっても、この時が初めて。ちなみに新幹線のキップの買い方も乗り方も分からず、とまどった記憶も残っています。(仕事柄、出張などとも無縁でした)

それから5年が経ちました。毎年冬と秋限定で「鉄旅」を行っていたのですが、当然毎回ルートを決めるのにあたっては、いろいろ資料となる書籍を買い集めたり、諸先輩方の鉄道サイトを参考にしたりもしていました。
そうしているうちに、だんだんと初心を忘れて「旅情」から「のりつぶし」の旅へと変化していくのです。これはもう、正確というか性分ですから、これから先も変える事はできないかもしれません。
そんな中で偶然出会ったのが「のりつぶしオンライン」というサイトでした。

個人で運営されているサイトで、ユーザー登録型のプログラムに乗車区間を入力していくと、集計結果やグラフィカルな地図が集計・作成されるのです。
下は、今日現在の乗車区間。JRのみです。私鉄版は別にありますが、怖くて手を出していません。

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北海道がまだほとんど手つかずです。JR東日本が北海道のフリーキップを廃止したので、ますます足を伸ばすのが遠のいています。その他地域の乗車率を紹介しますと。

JR東日本・・・86.142%
JR東海 ・・・95.083%
JR西日本・・・71.279%
JR四国 ・・・100%
JR九州 ・・・46.656%

「旅情」を求めた鉄道の旅でも「ノルマ」ですか〜まったく。という感じですが、それでも車での移動とは違って、電車の中では「自由」なので、車窓から写真を撮ったり、駅弁を食べたり、お酒を飲んだり・・・と「楽しむ旅」は、かろうじて行っています。

JR四国が100%なのは、路線が圧倒的に少ないのと、特急列車も乗り放題の「四国フリーキップ」があるからですね。特急を使用しないと、「超閑散路線」を乗り継ぐのも困難になるからですが、かなりお得なキップです。

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JR全線を100%完乗されている方は、すでに数え切れないほどいます。その方々はまだ国鉄の路線が全国津々浦々まで張り巡らされていた時代からすでに「遺業」を達成されています。
幸い今の私にはそれを追う気はまるでありません。
毎年のように赤字路線が廃線となり、また自然災害によって復旧されずに放置され、さらに新幹線の延伸によって第3セクター化の波が止まらないなかで、今さら全線のりつぶす意味はすでに失われつつありますし、もっともあくまで「ローカル線」に乗ることを目的としている事もあって、大都市圏の通勤路線をのりつぶす気などは最初からありませんでした。

北海道を除いて、本州で残されているのは、ほとんどが盲腸線。これをどうするか。
まあ、機会があれば、それにからめてのんびりと。

そう、盲腸線こそ輪行の為にあるようなものです。「ローカル線と輪行の旅」今年の新しいカテゴリーです。

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上の写真は色眼鏡の本間さんのオリバイク。そう、まさにこ〜ゆうシーンですね。

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posted by 太泉八雲 at 09:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 出来事・雑記
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