2011年02月27日
ぶらり、ORi Bike M10でトレックストア六本木ヘ輪行ポタしてきた
今週末は、もうすっかり春晴れでありました。まだ、早朝や夕方になると気温がぐっと下がりますが、昼間なんぞポカポカしていてとても気持ちが良い。
もう、最高のサイクリング季節です。
花粉さえなければ...。
私の花粉症は遅咲きです。20代のころは完全に他人事で、花粉症に苦しむ同僚をからかったりしていましたが、20代後半あたりから症状が出始めました。
目やのど、それに主力のくしゃみが、全てまとまって発症することは稀ですが、ひどいときは本当に辛いです。
今日は、数分外に出ただけで目がどうしようもありません。
しかし折角の天気の良い週末なので、部屋から街に繰り出す意味でも、と家を出ました。
目的地は六本木にあるトレックストア。
早朝の時点では、花粉はそれほどでも無かったのですが、それでも、どのように行くかでちょっと悩みます。
自宅から六本木までは16キロほど。スポーツ車乗りにはなんて事は無い距離ですが、やはり身の安全を第一に考え、折り畳み自転車の輪行で行く事にしました。
今日も持ち出したのはオリバイクM10です。もうすっかりお株を奪われてしまった感のあるFretta号。ちょっとかわいそうですが、彼には彼なりのシーンがちゃんとあります。しばらくは弟の”慣らし”が優先です。
まあ”慣らし”というのは方便でもあって、実際のところ日常の輪行にはもうオリバイクしか考えられません。
地下鉄大江戸線で20分。六本木駅では乗降客が多く、また地上まで距離がありそうだったので、ここは乗り越して次の麻布十番駅で降りる事にします。
麻布十番は六本木から見ると谷底に位置するような地形なので、地上までの距離も短いと踏んだのですが、これが大きな間違い。半端無く遠かった。つまりは半端無く深い所に駅があったのです。
東京の地下を縦横無尽に走る既存の地下鉄網やインフラを避けるために、最後に作られた(東京メトロ副都心線は含めず)都営大江戸線は、最も深いところを縫うように走っているため、全ての駅が深い場所にある事は広く知られていたのですが、地形的には先のとおりと踏んでおり、またこの一帯は陸の孤島と呼ばれているように、他の地下鉄が無い事もあって(地下鉄南北線がいつのまにか開通していた)ここは確実に「浅い」と踏んだのですが、読みが甘かった。
エスカレーターは途中まで、あとは階段で地上に出で、十番稲荷さんの前でオリバイクを展開します。
見上げると、六本木ヒルズの摩天楼。
風もなく、気温も上々。久々の麻布・六本木界隈を流しながら店へと向かいます。
トレックストアに他社の自転車で訪れるのにちょっと気が引けます。
今日このトレックストア六本木に来たのは、奈良のタカやんさんが絶賛されていたボントレガーのサドルを物色する為です。
詳細はまた後日という事で、とりあえずFretta号用とパラ号(29er Paragon)用のサドルを1つずつ購入。
六本木から麻布十番まで裏路地を経由して、谷上から谷下まで急峻な坂道を下ります。途中、中国大使館もあって警視庁警備部の警備要員がいたるところに立っていました。
高級住宅街と昔ながらの長屋が混在する街・麻布。商店街もどこか不思議な雰囲気を醸し出しています。
最近は地酒を通販に頼りっきりであったので、ちょっと掘り出しものがあればと実店舗へ。
ちょうど麻布十番には「はせがわ酒店」の麻布十番店があります。
「はせがわ酒店」では本店やネット店舗でなんども買い物をしているので、大半の銘柄は飲んだ事があるのですが、ふと1本のお酒が目に入りました。
私がまだ20代前半、車で日本各地の古い町並みと酒蔵巡りを始めた最初のころに買った、秋田は旧六郷町の酒。まだ旅の中に”どきどき”と興奮を感じていた時代のなつかしい記憶がよみがえってきました。価格も許容範囲。1本ゲット。
サドルと地酒を買ったので、すっかりご満悦。来るとき降り立った麻布十番駅から再び輪行して帰ろうかとも思いましたが、まだ昼にもなっていないうえに、思ったよりも花粉が飛んでいない感じなので、ちょっと気ままにぶらぶらしてみる事にしました。
ポタリング・ブログといえば「グルメねた」特に「スイーツ」でしょう。と、いう事で、商店街で一際目を引く「麻布かりんと」に立ち寄り。
「ショコラかりんとう」というのが最初に目が入り、その次に店先で、できたての”かりんとう”を食べる人々を前に、これは買ってみるしかないでしょう。
店内には、さまざまな種類のかりんとうが。まあ、かりんとう専門店ですから。値段はちょっと高い気もしますが、和菓子党にはたまりませんね。
さて、できたてのかりんとうというのは、ちょっと小判くらいの大振りなサイズ。そとは黒糖かりんとうですが、中はあんの入った饅頭でした。1個90円。カリカリ、ほくほく。
糖分が補充されたので、とりあえず家の方角を目指して、適当に走り始めました。
麻布、六本木、青山界隈は車やバイクでなんども行き来していた時期がありましたが、ゆっくりと散歩をしたのは初めて。青山霊園を突っ切って、神宮外苑、絵画館、国立競技場を抜けて代々木へ。
今日はほんとうに気持ちの良い日です。
オリバイクは走りも楽しい。本当に良く走ります。いろいろいじくったカスタマイズもこの自転車のポテンシャルをうまく引き出していました。効きの悪いと酷評していたブレーキも、いがいにジワッと効く感じで、なれると良いです。
クルマの欧州車に乗っているフィーリング。これに慣れてしまうと、自宅の他のスポーツ車のブレーキが逆にぎこちなく、安っぽく感じてしまいます。
新宿に寄って、そのまま自走で自宅まで戻ろうかと思いましたが、ここにきて目に違和感を感じ始めたので、残念ながら今日はここまで。
ちょうど目の前に都営大江戸線の駅入り口があったので、そそくさとオリバイクM10を輪行袋に畳んで、逃げるように地下へと下りていきました。
今日オリバイクで走った距離は16km。
冬対策の次は花粉対策を真剣に考えなくてはいけませんね。
この記事はあなたのの役に立ちましたでしょうか?
よろしけれは、ポチッと応援をお願いします。
↓ ↓
http://blog.sakura.ne.jp/tb/43607358
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
トレックストアは、どのお店も綺麗で気持ちいがいいですね。
それにしてもオリバイク凄くカッコいいですね。
その上に走りがいいとは、刺激されるな〜。^^
サドルは結構よかったですよ。
OriBikeは面白い自転車です。でもタカやんさんはブロンプトンをお持ちですので、Bd-1との棲み分けが出来ていますね。3兄弟目としてはどうでしょうね。3者とも違った個性でしょうか。