先日のトレックストア六本木での買い物の一つが、この
Bonrager inform NEBULA PLUS
(ボントレガー・インフォーム・ネビュラ・プラス)です。(詳細はこちら)
まあ、見るからにレース用のサドルではありませんね。
そう、クロスバイク用のコンフォートサドルです。
Fretta君用の買い物です。
見た目のデザインは、ウェブサイトで見る写真よりもカッコ良く、機能的”そう”に見えます。
ボントレガー(BONTRAGER)はTREKの用品ブランドです。ここのサドルはTREKの完成車向けパーツを中心に開発しているので(おそらく)価格が非常にリーズナブルなのに機能性も十分高いレベルで、コストパフォーマンスは抜群です。
似たような環境の他社ブランドに、私もお気に入りのスペシャライズドがありますが、あちらは極めて売る気が無いのか、広告も無く、知名度も知る人ゾ知る...レベルなのが惜しまれます。
ちなみに、この「inForm ネビュラプラス」の価格は4,300円
レールは中空クロモリで重さは400gですが、価格を考えると妥当ですかね。
TREKは対面販売を原則としているので、パーツ類もネット購入する事はできません。
この「inForm ネビュラプラス」はサイズが3種類。男性用と女性用に分かれているので計6種類あります。
適正サイズを測るために用意されているのが
「サドルサイザー」〜っ!(ド○えもんの声で)
そのまんまと言うか、なんのひねりも無いネーミングのこれは、座骨の幅を計測する装置というか器具というか。まあ、尻圧で色が変わる仕掛け、だけのもので。
対面販売の為のハッタリとしては、かなり効果的な器具であります。
まあ、このバスチェアーのような器具に座りたいが為に、わざわざ訪れたといっても過言ではない、変わったもの好きです。
最終的には実物を見ての判断にしようと思っていましたが、女の子の店員さんが丁寧にいろいろ対応してくれたので、思わず2個もサドルを買ってしまったのは、中年オヤジの性でしょうか。
(実際は、事前にリサーチを重ねて、買うモデルを決めていたのですけど)
レントゲンのフィルムを装填するように、白い感圧材のプレートを「サドルサイザー」に装填。計測。
サイズはズバリ「M」サイズ。なんの驚きも感動もありません。
「inForm ネビュラプラス」の裏側はこんな感じです。軽量化とは無縁の世界の製品です。
丸いお椀のような物体は、クッションと振り子を合わせたようなもの。ペダリングの動きに合わせて、座面が左右にわずかに傾斜する仕組みで、お尻の接地面の広さがありながら、ペダリング時には細いサドルのように、スムーズなペダリングを両立させる仕掛けなのです。
左右に振られるといっても、ハッキリと分かるほどブラブラ振れるわけではありません。なんとなくお尻で微弱な動きを感じる程度。ただしペダリングでその違いをハッキリと感じる事はできます。
ちなみに、”お椀”の後部に付いているミゾは、ボントレガーのサドルバッグを取り付けるマウントのようです。
早速、Fretta君に取り付けてみました。スペシャライズドのBGコンフォートサドルSONOMA(ソノマ)と比較すると、「inForm ネビュラプラス」も同じコンフォート系のサドルである事は一目ですが、「inForm ネビュラプラス」の方がスポーティーでいて、その分快適さがスポイルされていますね。
座った瞬間に柔らかさを感じるようなスペシャライズドのSONOMA(ソノマ)に比べると、何倍も硬いですが、漕いでいるとコンフォートなサドルだな〜と感じます。まあ、ロード系のサドルにくらべると十分コンフォートなのですが。
肉厚さにクッション量もだいぶ違いますね。表面の硬さもまるで違います。SONOMAは指で押すと柔らかく沈みます。クルマの本革シートでいうところの、国産クラウンとドイツ車のそれと同じような違いでしょうか?
この手のいわばママチャリ系サドルは、長距離だと辛いというお尻の方も多いと聞きますが、昨年琵琶湖を一周したときは何の不都合も感じませんでした。見た目のかっこ悪さ以外はまったくもって良いサドルです。
旅先の町で、ストップ&ゴーを繰り返しながら、サドルにまたがった姿勢で、時には降車&乗車を繰り返して写真撮影を行う場合には、表面が柔らかすぎるこのようなサドルの方が、内股の損傷を和らげてくれるのです。
走っていてもう一つ感じた印象は、見た目以上に座った時の感触がフラットなのですが、走っていると非常にお尻の落ち着きが良い、収まりが良いのにおどろかされます。ペダリングもスムーズで、停車時には座面が広くて楽である。
来週末くらいに少し長距離を走ってみようと思いますが、今のところ点数的には80点といったところでしょうか。
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同じサドルなのにカッコ良く見えるのは何故でしょうね。^^
私も前のサドルよりも硬めなのですが仰るように心地良い硬さですよね。
それにしても私が買った時の店員さんは男性で良かったです。^^
でも、以前の柔らかいサドルも捨てがたいので、手放ずにシーンにおいて付け替えて使っていこうと思っています。
サドルはもともと2個買う予定で、在庫確認とキープをお願いしていたのですよ。実は。
それにしても、カワイイ女の子でした。