2011年03月03日

BONTRAGER inForm AFFINTY RL サドルを着けてみた

AFFITYRL_01.JPG

先日のトレックストア六本木で購入した2つのサドルのもう一つが

Bonrager inform AFFINTY RL
(ボントレガー・インフォーム・アフィニティ・アールエル)です。(詳細はこちら

バラ号(GARU FISHAER Paragon)用に購入したサドルですが、ズバリロード用です。
「AFFINTY」は、ボントレガーのロード用コンフォート系サドルで、RXL・RL・Rと3つのグレードがあって、RLは真ん中に位置するグレードです。各グレードはレールの材質とパッド量の違いです。

このサドルも各モデル、各グレードごとに3種類のサドル幅が用意されています。

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もちろん、「サドルサイザー」〜っ!(ド○えもんの声で)

での測定結果である「M」サイズを購入。
当初、店員さんはMサイズは在庫切れとおっしゃっていましたが、善く善く商品ラックのサドルを全て見ていると、な〜んだちゃんと一番奥にありました。店員さんも「あっ」という感じ。

冒頭でも言いましたが、このサドルはロード用です。同クラスのサドルではMTB用の「inForm Evoke RXL」というのがありますが、色が「黒」しかなかったので残念。またRXLという事で、パッド量が少ないことも減点。でも、デザインはカッコイイですね。

AFFITYRL_03.JPG

レールは中空ステンレス。重さは225gとロード用としてはまあまあですが、先に紹介した「inform NEBULA PLUS」の約半分の重さです。やっぱりサドルは250gは切りたいところです。

価格は10,000円とまあまあ、微妙なところを行く値付けですが、ビジュアル的には極めてシンプルです。

AFFITYRL_04.JPG

特にこれといった「新しいテクノロジー」や「発想」を臭わせる、視覚的な訴求はほとんど感じません。
なんとも「平凡」といった単語がよく似合うサドル。
あまりの「色気」のなさに、やっぱり「イタリア製」と「米国製」の違いを再認識。

晴れた日の屋外で真横から見ると「薄く伸ばしたマシュマロ」みたいです。

あ、そうそう。「Selle Italia Max Flite Gel Flow」の特殊な楕円シートレール形状の為に、買ってすぐに御蔵入りとなってしまった、「SHIMANO PRO コリャーク・アロイ・シートポスト 」がこのたび復活しました。この点は大満足。ステムと合わせたカラーコーディネートがようやく元に戻りました。

Paragon&Affinty_03.JPG

このサドルと入れ替えになった「Selle Italia Max Flite Gel Flow」や「selle sanmarco マントラ」と比べると、あまりに華がありませんね。パラ号の大柄で戦闘的なスタイルの前には「Selle Italia Max Flite Gel Flow」のような派手で無骨なデザインのサドルの方が、バランスがよかったです。

しかし、穴あきサドルのデザインと尿道への配慮よりも、穴のエッジの硬さの方が私のお尻とはうまく相性が合わなかったようで、穴なしタイプのサドルを選ぶこととなったのです。
かつて、穴あきサドルのデザインにあこがれて、それから8年の歳月が流れ、長いサドル探しの旅路の末に、ついに我が家の自転車から穴あきサドルが一掃されてしまいました。

Paragon&Affinty_08.JPG

さて、乗り心地は...というと、いくらコンフォート系とは言っても、そこはロード用のサドルです。フワフワとは無縁です。ママチャリに乗っている人が座ると、ハッキリ言って「硬い」サドルです。分かる人には分かるパッド量です。
地味なサドルですが、見えないところでしっかりと計算されて作られてはいます。路面の段差などでは突き上げや衝撃をレールやサドル全体でうまく吸収してくれるようで、思わずほ〜っといった印象。

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フラットのようで、フラットではない座面が意外にお尻の落ち着きが良い。また前方部分の細見の形状が、極めてスムーズなペダリングに貢献していて、そもそもサドルに座っている意識が無い、なんだか股下が「自由」になった印象で、思わずクルクル、クランクをまわして、どこまでも遠くまで行ってしまいそうな錯覚に陥ります。

いや〜地味だけど、思ったよりも良いかも。地味だけど。

ここに来て「Selle Italia Max Flite Gel Flow」も捨てがたく、もう一度両者を交互に乗り継いで、ジャッジを行いたいと思います。
はたして「Selle Italia Max Flite Gel Flow」の復権はなるか!

Paragon&Affinty_05.JPG

ふと、気がつくと、いろいろ遠回りをしてきましたが、結局純正パーツで元の鞘に収まった感じですね。


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posted by 太泉八雲 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | サドル探しの旅路
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