2011年03月20日

GARY FISHER ParagonにシマノPROエルゴノミックグリップを着けてみた

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今日は花粉に加えて黄砂も飛び始めているそうで、しばらく洗濯は部屋干し。節電が叫ばれてはいますが、布団も布団乾燥機に頼るしかありません。

スーパーではいまだトイレットペーパーの類は供給が追いついていない感じですが、少量品は徐々に品数を増やしつつあります。
電車もこの3連休は通常運行ですが、週が明けるとまた計画停電と共に、不安定ダイヤの日々がはじまります。


もっとも自転車通勤の私には、あまり関係がありません。
今年に入ってから、天候が良い日には、通勤や買い物などにも、Fretta「フレッ太」やオリバイク「えむ天」、それに29erのParagon「パラ号」などを交互に使っています。ロードの「レオ号」はSPDペダルにしているせいで、なかなか出番はありませんが、今月はフィッティング向上作戦を行うために、仕事から帰ったあとに夜な夜な試乗とサイズ出しを行っています。

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今回は、パラ号のグリップを変えました。

約半年間、クランクブラザーズのハンドルバーに合わせて、着けていた同ブランドのグリップが、どうもしっくりきません。
他のエルゴングリップを装着している自転車に乗ると、やはり楽なのです。特に前傾姿勢が強いMTBである事と、29erという大型のタイヤを操作するには、もう少しグリップ自体太い方が良いように感じました。

クランクブラザーズのグリップも悪いものではありません。しかし、レース仕様的なストイックなもので、私のやわな身体にはもう少し優しさが欲しいところでした。
またうちのGARY FISHAER Paragonは今のところレースには出ません。いずれは出てみたいとも思っていますが、基本はポタリング仕様なのです。

やはり長距離を走るには、エルゴノミックなグリップの方が良いですね。ちょい乗りでも。今さらヘタレと言われても構いません。

され、エルゴノミックデザインのグリップといえば、ERGONグリップがまず最初に候補にあがります。

ただ...ERGONグリップはうちにある2台の折り畳み自転車で愛用していますが、デザイン的にかなりコンフォートに寄ったものとなっています。まあ、コンフォートなグリップなわけですから、「何をいっているのだ」と言われればその通りなのですが、あれを無骨なわがパラ号に着けるのは、ちょっと美意識が許しません。

で、いろいろ探していて辿り着いたのが、シマノ PRO エルゴノミックグリップ でした。

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ちなみに、ERGONグリップにもスポーツモデルは存在します。

ERGON レースグリップ GX1と、

ERGON レースグリップ GX2 マグネシウムはエンドバーがついたモデル。

ただし、値段がべらぼうに高い割に質感は今ひとつ。と、いうか高すぎますよ。あのパッケージをシンプルにしたら500円は下がるのではないでしょうか?
そこで似たようなエルゴノミック系のグリップを探してみました。知らないあいだに各社から出ていたのですね。

いかにもERGONグリップのコピー品的なものから、”ちょっとデザインをいじってみました”的なものが大半ですので、結果どれも今ひとつ。クロスバイクに着けるのなら問題ないのですが、求めているものとちょっとズレています。

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もう少し「プロ仕様」な「レースモデル」的なデザインのものが無いものか。
「プロもレースに出る人間もエルゴノミック・グリップなど着けないよ」という指摘はここでは無用です。あくまでデザインコンセプトですから。

加えてバーエンドはパラ号の車体カラーと合わせて今装着している「白」のものを流用したい。ゆえにバーエンド一体型のグリップも候補から落ちる事となります。

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シマノ PRO エルゴノミックグリップ は、そのあたりの要求をそこそこ満たしていました。まあ70点といったところでしょうか。
もう少し質感が欲しいところですが、ERGONグリップの半値以下という価格ですから、使用感が今ひとつだった場合でもあきらめがつきます。

しかし、実物を手にしてみると質感は意外に悪くはありません。材質は全体的に柔らかく、グミを少し硬くしたような感じです。エルゴングリップのように、部分的に材質を変えてはいません。重さは200gを少し切っている程度。左右をロックオンリングで固定するタイプで、長さはカタログ値で130mmとありますが、どこをどう計っても140mmはあります。

大きいです。欧米人の手のサイズに合わせたような大きさで、ブレーキレバーとシフターを左右それぞれ2cmほど内側にずらす事に。
指の形に形成された複雑な造形はERGONグリップの対局にあるようで、この辺は好みの分かれるところです。

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今までは、自転車にまたがって手を伸ばした時の、楽な姿勢でエルゴノミック・グリップの位置を合わせていました。

しかし、このエルゴノミックグリップは、手のひらを置く位置が固定されるために、楽な乗車姿勢のまま、知らない間に手首を痛めてしまいます。と、いいますか手首を痛めてその事に気がつきました。

特にMTBであるパラ号はかなり前傾姿勢となる為、手首に体重ががかってしまいます。そこで今回はまず「エルゴノミック」である事を忘れて、ブレーキレバーを握る手の角度を最初に決めて、その手のひらにエルゴノミックの接地面を合わせる方法をとりました。まあ、基本に戻ったわけです。
手首が猫手のようにならず、腕から指先までゆるやかな直線、いわゆる基本の形になる為、グリップの手のひらが乗る面部分がかなり起き上がった感じになっているのです。

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posted by 太泉八雲 at 15:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 29erGARYFISHER Paragon
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