2011年04月01日

震災の呼称が閣議で「東日本大震災」になったことと、原発のこと

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今年も、あっという間に1/4が過ぎてしまいました。
今日はエイプリルフールの日ですが、さすがにこれまでの災害や核汚染が、どっきりカメラのように、「うそだよ〜ん」と行くわけには行きません。

気象庁が名付けた「東北地方日本海沖地震」という名称が長すぎると言うことで、報道機関を中心に各社バラバラに勝手な名称をこれ誠かのごとく垂れ流してしましたが、ようやく閣議で名前が決定したようです。

「東日本大震災」

東北三陸地域の災害に加え、福島の原発事故(あえて事故と)とその放射能被害を全て”天災”のせいにしてしまおう、という「魂胆」である「東日本」という広大であいまいなエリアと、直接の被害をもたらした「津波」を明記してほしいとする、被災地の要望を組んで、「地震」ではなく「震災」という名称に落ちついた、といったところでしょうか?

東北の被災地の事など、かき消すよな勢いの原発災害は好転するどころか、悪化の一途をたどり、いよいよもって国も東電も白旗をあげ、一度は支援要請を断った米仏の専門機関にすがりつきましたが、それでもまだアホらしい「プライド」が見え隠れして、ウダウダしている姿を腹立たしく思う今日この頃であり、一度は期待した民主党が、実は学芸会の「政治ごっこ」気取りの素人集団であった事を知らしめられたのです。

フランスからは世界最大の原子力産業複合企業「アルヴァ社」(テレビではアルバ社)が、アメリカからは米軍の核専門部隊「CBIRF・シーバーフ」(ケミカル・バイオロジカル・インシデント・レスポンス・フォース)が同部隊の1/3にあたる140名を派遣してきました。メディアでは「核専門部隊」としていますが、まあ生物・化学・核対応部隊ですね。一昔前の「NBC部隊」の現代版といったところでしょうか?

「アルヴァ社」はフランス政府の持株会社で、世界最大規模の原子力複合企業です。ようは原発建設だけではなく、核燃料の生産から再処理、原発の建設はおろか、核兵器から、同施設・兵器の廃棄まですべてを行うすごい会社です。
世界5大原発メーカーの一つと言われていますが、他のジェネラル・エレクトリック(GE・米国)、東芝、日立、三菱(日本)など、ただの機器メーカーに過ぎません。東芝は総合メーカーを目指して、精力的に海外の原発関連企業の買収に精を出しているようですが。

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会社の同僚は、原発を日本のメーカーが作っている事を今まで知らず、その事に驚いていました。国内50数カ所にもなる原子力発電所を全て外国のメーカーが作っていると思っていたのでしょうか?おそらく彼は、戦車やミサイルなどの兵器類も生活に身近なメーカーが製造しているなどという事は、考えもしないのでしょう。

今回の福島原発は、実に40年前、東京電力でも初の原発、日本も原発草創期の事もあって、さすがに純国産ではなく米国GE社の技術供与によるものですが、今や世界の原発メーカーの5本の指のうち3本も日本のメーカーが占めている事にはさすがに私もおどろきでした。

今になって考えてみれば、世界的に下火になりつつある「原子力発電」の気配をいち早く察した先進国の各メーカーが、原発事業からの撤退を模索している中で、日本の重電メーカーが喜んで飛びついて、ある意味「体良く買わされた」のでは無いかと勘ぐってしまいます。
結局世界の原発メーカー「ビッグ5」の中に入ってはいるものの、中途半端に終わってしまって、負の財産だけが手元に残ってしまったような、日本人としても残念でなりません。

仮に、「脱原発」を目指すにしても、その「後片付け」を全て米仏などの海外におまかせ、というのではあまりにお粗末で寂しすぎます。もっとも、いち早く「脱原発」を掲げたドイツですら、同じ状況であり、さらに「閉鎖・撤去」の費用も捻出できず「放置」の状態が続いているという状況だそうです。

また今回は、日本の御家芸である「ロボット」ですら、ダメダメですからもはやぐうの音もでません。


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posted by 太泉八雲 at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 出来事・雑記
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