前々回のエントリー「リクセン&カウル KR851 CADDY(キャディ) を追加購入」で紹介しました、リクセンカウルのアタッチメントリクセンカウル キャディ(KR851)を輪行用のミニベロ折り畳み自転車であるFretta(Bd-1)とORi Bike(オリバイク)にそれぞれ取付け、それにリクセン化したTOPEAKツアーガイドフロントバッグを装着しています。
これによって、特に最近活躍しているオリバイクでは、ハンドルの形状と合わさってこのフロントバッグが足に干渉するために、登坂路でのダンシングができません。まあ、もともとダンシングには向かない構造なのですが...。
また、フロントバッグをハンドルの前方ではなく、内側に装着するという独特の取付方法をしていますが、これにはいろいろと合理的な理由があるのです。
まず1に、ハンドルの前面のワイヤー類にバッグが干渉する為です。ワイヤーの取り回しがデリケートな折り畳み自転車では極力ワイヤーとの干渉は避けたいところです。
次に、仮に使用頻度が低い小物入れとしてのバッグでしたら、ワイヤー問題を抜きにしたとしても、ハンドルの前面に取り付けて問題が無いように思えますが、使用頻度が高くまた中に入れる物によっては別の諸問題を引き起こします。
そもそも、フロントバッグをハンドルの前方の装着すると、ミニベロ(小径車)ではハンドルを取られて走行が安定しません。バッグの中に重量物を入れていればなおさらです。
逆にバッグに重量がある場合、ハンドルの手前側に装着すると、ハンドリングが不思議と安定するのです。バッグが無い状態よりも安定します。そして次に、バッグが手前側にあると、とっさに物が出し入れしやすいのは見てすぐに分かるとおもいます。
では、そのフロントバッグに何が入っているかというと...
ずばり、一眼レフカメラなのです。
散歩的なポタリングであれば、ポケットにコンデジを忍ばせておく程度でよく、このフロントバッグは必要がありませんが、古い町並み取材が絡む輪行ポタリングでは必須の撮影機材です。
すばやくカメラを取り出せて、ショットを逃がさない....まあ効率的な撮影が行えるわけです。
フロントバッグはいろいろなものがありますが、そこそこ防水性や耐衝撃性を考えると、乾燥重量だけでも結構な重さになります。ちなみにこのTOPEAK ツアーガイド・ハンドルバーバッグDXは、かなり手の込んだしっかりとした造りで、所有欲をも刺激するような高い質感のバッグです。そして高価な一眼レフカメラを入れた状態で地面に落下させても、しっかりと中身を守ってくれる防御力を兼ね備えています。これで自転車に乗っていて遭遇する不意の事故でも安心です。
こういった重量物をフロントハンドル部に取り付けると、基本的にどんな自転車も駐輪時に前輪がクルリッ!!とひっくり返ってしまいます。下手をすると転倒すらありえます。小径車であればなおさらその危険を抱えています。
フロントバッグをハンドルの内側に取り付けても、クルリッ!!は回避できませんが、ちょっとだけ自転車のスナップ・ポートレートを撮影する数秒くらいの時間であれば、路面状況にもよりますが、かなり結構踏ん張ってくれます。
そういう事で、良いことづくめなのです。
ついでに、フロントバッグに取り付けてあるオレンジ色のストラップについても説明します。
全長1mくらいの輪っか状のストラップで、登山用具の一つで登山用品店で売っています。それに2個のカナビラを取り付けて、そのカナビラをフロントバッグのショルダーストラップ用フックに取り付けてあります。
使用目的としましては、まず1つ目に、フロントバッグの輪行時における補助ストラップとして、短めに手で持ったり、長くしてショルダーストラップになるなど変幻自在なアイテムなのです。
そして、2つ目は輪行時に欠す事のできない、電車内での自転車の固定です。ロングシートの端部や運転席の後ろなど、自転車が車両の揺れで転倒しないように、固定するためのロープになるのです。使用の際は、フロントバッグから外して使います。
まあ、そんなわけで(どんなわけで)今日これから遅めのGWとして、山陰に旅してきます。旅行中にブログの更新ができるかどうかは、現地でのネット環境次第です。
それでは、いってきます。
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