2011年05月07日

ぶらり、山陰出雲の旅・酒蔵と町並み巡り3日目

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ようやくエンジンが掛かってきました。
山陰に脚を踏み入れて3日目。今朝は5:00に起きて、5:30にお寺を出発。
明日訪問する予定の石見銀山を通過して、「川本町」に至る道の途中にある「祖式」という集落を訪れました。街道沿いの農村集落ですが、以前は酒蔵が1軒ありました。現在の道路から離れた旧道沿いに街道集落を思わせる家並みを発見。

続いてこの「祖式」からさらに西や約7kmの山間部、「大代町大家」を目指します。この山間の集落には1軒の酒蔵が現存しています。これが予想外のヒットでした。隔絶された山間の小盆地に白壁漆喰の家並みが形成されていたのです。雰囲気的には岡山県の円城に似たインパクト。到着時刻6時台という事で、木村酒造さんはまだ閉まってしました。人通りもありません。

続いて少し距離を走りますが、山間部の細い県道を抜けて江の川沿いへと下ります。三江線沿線の町「川本町」には旧家が1軒、あとは昭和初期ごろの面影を残す町並みが少しだけ残されていました。

再び山間部の険道を越えて反対側の「都賀本郷」に。古くは陸路・舟運の交通の要衝にして川舟改番所も置かれた要地。らしいかったのですが、今や寒村でした。でも郵便局や銀行の支店はあります。

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次の町並みの前にちょっと寄り道。念願の「JR三江線・宇津井駅」を見てきました。地上30m、116段の階段を上る十字架のようなコンクリート建造物。生で見るとやっぱりスゴイ。
思えば三江線に乗ったのは2年前の冬です。江津本町から乗ってすぐに日没。宇津井駅を越えたときは漆黒の中でした。戦前からの長い期間を掛けて建設された三江線は極めて低い水準の路線ですが、最後に開通した浜原〜三次間は時代が新しいだけあって、トンネルや橋梁による直線化した高い水準の路線となっています。宇津井駅もそうした後の時代に建設された駅です。

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10分ほど走って旧羽須美村の「口羽」と「阿須那」を訪問。いや〜今日初めての町並みらしい町並みの登場です。
阿須那で「誉池月」を醸す池月酒造で今日1本目の地酒をゲット。時刻はまだ10:00です。

県道ではなく広域農道を使って旧瑞穂町の「出羽・三日市」地区へ。その途中で「玉櫻」を醸す玉櫻酒造に立ち寄って地酒と会社のおみやげように酒まんじゅうを購入。町並みの方は今ひとつぱっとしませんでした。

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次は旧邑南町の「中野」へ。それなりの規模の町並みが期待されていたのと、今回必須の酒蔵がある町でしたが、町の中心と生活の中心が分散していて、町の全体像がつかめなく、かつ町並みも無し。

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それでも、加茂福酒造では偶然に蔵元の方が対応していただき、今回必須の地酒をゲットしました。

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その名も「死神」

小さな山間の蔵ですが主力銘柄の「加茂福」も入手困難なお酒となっています。「死神」はちょっと日本酒本来のクセを前面に出した、おそらく私好みのお酒のようです。くわしくは加茂福酒造のHPで。

さあ、続いてひと山越えて、石州街道まで下ります。ひと山といっても長大トンネルでひと抜け。石州街道沿いには浜田自動車道が併走しています。まだまだ中国山地のど真ん中ですが、高速道路があると下界まで降りてきた気分になります。

頭上を高速道路が走る旧宿場町「市木」の撮影を終えると、その高速道路で一気にワープ。インターチェンジもすぐ側にあってアクセス良好。今、山陰の高速自動車道は無料社会実験中、縦貫道も米子道は有料ですが、この浜田道は朝来ICまで無料です。

瑞穂町から浜田市の間にはかつて、旭町と金城町がありましたが現在は浜田市の一部です。この町の西側にも旧弥栄村がありましたが同じく合併。この旧3町村にある宿場町、在郷町「今市」「下来原」「波佐」「長安本郷」「木都賀」とすべて全滅。唯一浜田道の金城PA裏にある「今福」宿のみ、街道時代を偲ばせる家並みが残されていました。
最も町並みが残ると確証していた「木都賀」がまるで跡かたも無かったのはちょっとショック。場所は間違えていないとおもうのですが・・・。

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もうここから海を目指します。目指す町は旧三隅町。三隅町はとなりの山口県にもあるので紛らわしいですが、現在は浜田市の一部になっています。

交通・経済・行政の中心地であった三隅町の中心地に町並みは無く、「環日本海」という知られた地酒を醸す日本海酒造のある「湊浦」を目指しました。
湊浦地区には現在港はありませんが、かつて港を中心として栄えたような集落が形成されていました。地酒「日本海」もゲット。

天候が怪しくなってきました。宿のある太田市仁万までは約80km。
時刻はまだ14:00ですが、帰路の時間を考えるといいところかな?疲れが楽な思考を誘発してきました。およそ3日分のノルマを2日でクリアした結果の心の余裕があったのかも知れません。

このまま「益田」まで下ろうかと思うも、やはり体力的に断念。それでも約10kmほど益田よりの「石見津田」へと脚を伸ばしました。そこそこ撮影する価値のある家並みをカメラに納めて、一路国道9号線を東進します。

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途中、「温泉津」で地酒「開春」を購入。酒蔵が開いている時間に訪れるのもなかなか大変です。
温泉津の町も10年ぶりくらいでしょうか?うすら記憶をたどって酒蔵を見つけだしました。せっかくなので温泉地区も軽く歩いてみることに。以前は町並みはまるで無かったように記憶していましたが、おそらく今回最大規模の町並みを再認識。

思えば1度目は「古い町並み」に目覚める前に温泉目的でやってきて、2回目もまだ目が薄目だったのでしょう。今日一番の量のシャッターを切りました。

今回、すでに「一路一会」に掲載済みの町並みも再撮の為に廻りました。これを機に掲載済みのページもすべて再編集・リニューアルしていく予定です。

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宿である城福寺には17:00すぎに到着しました。昨日の天気予報では夕方から雨でしたが、雨雲もすっかり無くなって美しい夕景が今日もまた眼下に広がりました。仁万の町と日本海を一望できる角の窓際に座卓を運んで、その夕景を眺めながら撮影した画像の整理を行いました。

当初は6日間ではとても日数が足りないかと心配していましたが、残り3日を控えて7〜8割近くを終えていました。かなりのハイペースに明日以降の予定を見直します。ちなみにこの宿ももう一日滞在を延期しました。


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