2011年05月10日

ぶらり、山陰出雲の旅・酒蔵と町並み巡り最終日

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短くも長かった山陰島根・石見路&出雲路の旅もいよいよ最終日になりました。

残すところ島根半島の沿岸部の村落10箇所に松江や平田の町などの再撮で完了となります。
しかし!ここに来て今朝から大雨です。それもハンパではない局地的な大豪雨。小雨ならなんとかなったがこれはあまりに危険すぎます。しょうがないので今日はゆっくりと宿で様子をみます。

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最後にお世話になった平田の「持田屋旅館」は思いの外よかった。気さくで元気な女将さん。平田の町なら何でも聞いてと言わんばかりによくしゃべります。建物は大正末期に建てられた町家建築。

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この持田屋旅館。楽天トラベルでは2食付きのプランなどもありますが、実際のところ現在は宿で食事は提供していません。では、どうするのか。
宿が提携している居酒屋や料理店で宿オリジナルの定食メニューを食べる事ができます。2000〜3000円相当の食事が1200円ほどです。(日によって店が変わる)ただし前日までの予約が必要とのこと。

また風呂はありますが、車で2分ほど、徒歩で8分ほどの場所にスーパー銭湯「割烹温泉ゆらり」があり、ここの入浴料が半額以下の300円で利用できます。これは宿専用チケットを宿で購入します。

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さて、翌朝の食事は。これはぜひ予約をしていただきたい。平田の伝統的な古い町並みが残る木綿街道地区(片原町・宮ノ町)の中にある醤油醸造蔵「持田醤油店」でいただく事になります。焼きおにぎりと味噌汁。
これは最高ですね。古い町並みの中で食する朝食です。

笹の葉に包まれた一見「ちまき」のような焼きおにぎりは、通常も店先で売っていますが、宿の宿泊者限定である朝食メニューは平田川が見える川辺の座敷で食べる事ができます。目の前に仏壇もあるごく普通のよそのお宅の座敷です。

これが格別。醤油店のおばあさんがこれまた気さくな方なのです。たいへん有意義な朝のひとときを過ごす事ができました。

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この朝食が330円です!!

持田醤油店は「ヤマサン正宗」を醸す道路を挟んだ向かい側に建つ「持田酒造」の分家筋です。ちなみに「持田屋旅館」はこの両家とは直接は関係ないそうですが、遠くの祖先で繋がっているかもとの事。

この小さな宿がいつまで続いているかはわかりませんが、また出雲に来る機会があれば是非に利用したい。

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やはり、平田に来てよかった。1日前倒しで帰らなくて大正解。ある意味、遠く遠く離れた出雲と石見の地で得たものは多かったが、この最終日の平田滞在がその集大成のような気がした。

平田の町もよかった。そして平田の人もよかった。

強い雨の中で無理に取材をする必要はない。もう焦りもありません。また来ればよいのです。
そう出雲には来る価値があります。

今夜出雲市駅を19:00発のサンライズ出雲に乗って島根を去ります。
明日の7:00に東京駅。そのあと自宅にもどってから出勤です。


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