二年ほど前でしょうか。まだ”車”を所有していしたころ。
夜の都内を自宅へと向かっている国道で、一台のロードレーサーを見つけました。
あたりは漆黒の闇の中、そのロード乗りは自転車のテールフラッシャーに加え、背面に背負ったバックパックにも赤色の発光体を装着し、縦に列を成して発光するフラッシャー配列は、その存在をより知らしめる事に最善である事が一目で、その数秒後にはその自転車を追い抜いていたものの、同じ自転車乗りとして、夜間における自転車走行の安全対策を客観的に見て学ぶ事ができたのです。
その赤色フラッシャーの縦列配置は、2010年の春に行ったFretta(Bd-1)による琵琶湖一周において、街路灯すら無い湖畔道路を日没後に走行するにあたり、事前に用意していた発光体をリュックや、ハンドルにぶら下げて走行した事に生かされました。
しかし、それを認識させられるキッカケとなった、例のロードレーサーの”気になる記憶”が長く頭から離れる事はありませんでした。
それは、ある一点に注がれていました。
そう・・・ドロップハンドルのエンド部です。
ドロップハンドルのエンドが点滅していたのです。
それは、おそらく「夢」では無く、”エンド部に装着するように設計されたフラッシャー”である事はすぐに理解しました。
それを2年ほど経った、今頃思い出したのです。
左がフラット用(MTB)・右がドロップ用(ロード)
それをネット上で調べると、いくつかの製品にたどりつきました。
「grunge」と「Dixna」というメーカーから販売されていました。それぞれ(グランジ)と(ディズナ)と読みます。
Dixna ディズナ ドロップエンドライト
Grunge グランジ フラットエンドライト
どう見ても、パッケージは同じでロゴが違います。おそらく台湾系メーカーの製品を輸入代理店違いでOEMパッケージしたものかと思っていましたが、実は両方とも「東京サンエス」という会社のブランドである事を、商品が家に届いて箱の記述によって初めて知ったのです。
「grange/グランジ」がまず先に展開したブランドでMTB用のパーツが対象で、1994年の誕生。
「Dixna/ディズナ」はその後の1999年に続いて創られたROAD系スポーツブランドです。
そもそも、この「東京サンエス」という会社。元々は坂井商店といいました。昭和初期に「関根清兵衛」という名の頭文字を取った「SSS」を商標として譲り受けました。そもそも、この関根清兵衛氏とはいったい誰なのか?
それは置いておいて、「SSS」を「スリーエス」ではなく「サンエス」とするところがまた渋いですね。1950年 旧社名「サンエス自転車株式会社」となり、1962年「東京サンエス株式会社」に社名変更しました。
しかもその後、なんと日産ブルーバード「SSS」にはそのブランド名をこの「東京サンエス」が正式貸与しているのですよ。まあ、ブルーバード自体が日産のモデルから消滅してしまった今、それを知るものは団塊の世代が最後ではないでしょうか。
と、いう事で「グランジ フラットエンドライト」と「ディズナ ドロップエンドライト」はそれぞれ、MTB用とロード用という事で、基本的なスペックは同じです。単4電池を1本使用で、連続点灯時間は約30時間。
フラットハンドルとドロップハンドルでは当然ながらパイプの径が違うようで、前者が(16.5〜18mm以内)、後者が(16.5〜20mm以内)という事です。
ライトが向く方向は「横方向」と「縦方向・後ろ方向」という事で、使用している発光体はLEDが1灯だけなので、レンズの造形に多少の工夫・差別化が見られます。
さて、今回はこれらを試験的に1組づつ買ってみました。
胴体のゴムの部分は、マイナーチェンジが行われているようで、販売店の写真によっては違う形状のものも見受けられますが、おそらく現在の最新の形状はこの写真のタイプでしょう。
左がフラット用(MTB)・右がドロップ用(ロード)
Dixna ディズナ ドロップエンドライト
Grunge グランジ フラットエンドライト
これらを、順にうちの4台の自転車に装着していこうと思います。
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Dixna ドロップエンドライト ディズナ ライト |
大学生の頃のはラグビーで体を鍛えましたが、今ではすっかりたるんでしまいました。最近クロスバイクを買い、休みの日は走るようにしています。走る楽しさを知るにつれて、折りたたみ自転車が欲しくなりました。私は身長が162cmで、猪首、小太り、短足といった体型です。自宅周辺はけっこうきつい坂が多く、Bromptonよりも、BD-1 comfortがいいかなと思っていました。ところが、このブログでOri Bikeを知ってびっくり仰天。あまり知られていませんが、すごい自転車があるんですね。
そこで、教えて頂きたいのですが、私のような体型でも、Ori Bikeは問題なく乗ることができるでしょうか? ご教示頂ければ幸甚に存じます。
BromptonとBD-1では、コンセプトといいますか方向性がまるで違います。ゆえに両方とも所有されているオーナーも多いです。そこへ行くとORiBikeはその中間(よりもややスポーティー寄り)に位置しています。折り畳みの完成度はBromptonやBD-1よりもずっと上をいきますよ。最後発の完成形といった幹事です。
ORiBikeはどちらかというと、のんびり乗る使用でハンドルも体に近く、小柄の方には向いています。私はハンドルポジションチェンジャーで前方に突きだして使用しています。
まだまだ数は少ないですが、買って損はしないと思いますよ。
お花茶屋(しぶやさん)まで行けば、試乗(M9)もできると分かりましたので、近日中に行ってこようかと思います。
赤もきれいですが、緑や黒もカッコ良さそうですね。
購入しましたならば、お礼を兼ねて報告させて頂きます。本当に有り難うございました。
琵琶湖と精力的に活動されていますね。滋賀へは例の江博に来られたとか
ですか?
近江八幡へは、近江牛のコロッケ
食べ歩きや、クラブハリエのお膝元な
たねやがあり、ときどき立ち寄ります。カヌーをしているので、水郷や
近江八幡の水郷から沖島へカヌーで
渡ったりと昨年実行しました。
さて、現在、ブロンプトンインター8
とビアンキの白フレッタとtikitを所有
していて、リクセン化を進めようと
思っています。シートピンの加工方法
や、フロントに装着する場合の、アダプターをどれにするか悩んでいます。
それとtikitのフロント2枚が1500ドルぐらいですので、1ドル81円としたら
12万円と関税とアメリカからの送料で
買えちゃいます。関西のイトーサイクルさんはドルたてなので関東で買うよりお買い得です。
滋賀への訪問は江博ではなく、町並みサークルの集まりです。近江八幡も良い町並みがありますよね。
リクセンカウルのクイック化は他にも検討中です。円高ユーロ安の影響で、海外通販で買うとかなりお買い得な時代になってきました。スゴイ時代です。まあ関税と消費税があとから加算されますので、それも見越して計算しないといけませんが。