2011年06月11日

ORi BikeM10のチェーンはミッシングリンク(パワーリンク)

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おはようございます。
先週から少し仕事が忙しく、なかなかブログの書き込みができない状況でした。
まあ、ネタ切れ感も少々あったのですが...

今週末は久々に連休が取れたのにあいにくの雨、雨、雨です。
でもどうやら「明日は晴れるかも」と「かも」のついた、期待を助長するだけのニュースも。

そんなわけで、今日は朝から自宅のベランダにてORi Bikeのメンテナンスを行いました。

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メンテナンスといってもブログレポを兼ねたチェーンのお掃除。

実はORi BikeM10のチェーンはなんと「コネクティング・リンク」だったのですよ。
一般的には「コネックスリンク」または「ミッシングリンク」とも言うらしいようで。

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いろいろ調べていると「ミッシングリンク」という名称が多く使われているようなので、以下は”途中まで”ミッシングリンクとします。
このミッシングリンクはチェーンカッターを使わずに、簡単に指で外れるという、本当に目からウロコの仕組みです。
これでチェーンの丸洗いが可能になります。すごい。すごすぎる。

外し方にはちょっとしたコツがいりますが、慣れると簡単です。

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最初はチェーンルーブで持ち手が滑って、指先に力が入りません。変な力が入ると、チェーンが「くにゅッ」とひねくれて外れさせてくれません。ミッシングリンクの側面を押しながら、まっすぐ横スライドさせると良いらしいです。

外すとこんな感じです。

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さて、次に用意するのが”たっぷりボトル”のチェーンクリーナーと空ボトル。

ボトルは大口のものが良いです。別にペットボトルでなくとも、ジップロックやキッチンタッパーでも構いません。
ペットボトルとしては「 GLACEAU VITAMIN WATER」(グラソー・ビタミンウォーター)が良いらしいのですが、どこで売っているのかわかりません。わざわざこのためだけにドラッグストアやスーパーを探し歩くの気はさらさらなかったのですが、たまたま会社の同僚がこの「Glaceau Vitamin water」を飲んでいたので、事情を説明して飲み終わった空ペットをいただいて帰ったのです。

チェーンクリーナーは「パークツール・シトラスチェーンブライト CB-2」です。

シトラスチェンブライトは生物分解性があるので、後処理も楽です。一応ウェスに染みこませて燃えるゴミとしましたが、下水にも流せるのでしょうか?ゴムシールやOリング、樹脂部品を傷めず、また通常のディグリーザーとは違って必要最低限のグリス膜を残しておくので、チェーン洗浄後もすぐにそのまま乗ることができるといいます。

凄いのかどうなのかは分かりません。なんだか、生物分解性の製品化が先にあって、完全に油分の除去ができなくなったので、マイナス面をプラス指向で宣伝部か代理店が文言を考えたかのような、ひねくれた勘ぐりをしてしまいます。

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ORi Bikeから外したチェーンです。買ってから半年間経ちますが、ときどき洗浄しているので結構キレイです。ただし今回のようにチェーンを外して洗うのは初めて。

さて、どうなるでしょうか。

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GLACEAU VITAMIN WATERのボトルには見事なまでにピッタリと収まりました。さすが海外セレブのマストアイテムと呼ばれる品です。

そして、パークツール・シトラスチェーンブライト CB-2を注ぎ込んで、シャコシャコとボトルをシェイク。

いや〜、まるで一昔前のブラウン電動シェーバーのTVコマーシャルのごとく、キレイだと思っていたチェーンの想像以上の汚れ残りにビックリ。透明な洗浄液が真っ黒です。

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そして、いよいよそれを洗面所でウェスの上にあけて、乾いたウェスで拭き上げると、驚きの輝き。新品同様です〜。いや、まいった本当に。

しかし!!この時、洗浄し終わったチェーンを洗面所でウェスにあけた際、とんでも無い事が追ったのです。ミッシングリンク部分がチャリーンッと分解して落ちたのです。正確にはペットボトルの中ですでに分解していました。

歓喜の声が一瞬で悲鳴に!

もし、天然分解成分のチェーンクリーナーである事を良いことに、ダイレクトに洗面所へ流していたら、いまごろミッシングリンク部分は下水の彼方へと流されていました。考えるだけでゾッとします。危ない、危なかった。

いろいろと調べた結果、今頃になって知ったのです。「ミッシングリンクのチェーン」というものは無く、「ミッシングリンク」の”その部分だけ”を部品として後で取り付けるのだと。


ちなみに、このミッシングリンクを製造している主なメーカーは台湾のKMC社とSRAM社です。KMCでは「チェーンジョイント」という商品名です。ORi BikeM10はSRAMの10速を積んでいるので、おそらくこのミッシングリンクもSRAM製でしょう。

しかし、SRAMはこの機構を「ミッシングリンクとは違います!、うちのはパワーリンクです!!」と言い張っているようで、今回のエントリーも最後になってしまいましたが、今後の記事では「パワーリンク」として紹介します。

...でもやっぱり分かりづらいな〜。ミッシングリンクの方がメジャーだから良いかな?

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チェーンへの油差しは装着前に行います。FINISH LINE テフロンプラスルーブ「ドライ」を一滴、一滴チェーンのコマに注していきますが、チェーンを外した状態で行うと楽ですね。

強力なディグリーザーで洗浄した場合などは、チェーン全体のサビ防止のために、全体に薄くルーブを塗り込むか、もしくはテフロンかフッ素系の潤滑スプレーを噴いて表面をコーティングするのですが、このパークツールのチェーンのオイルはそれが不要という事なので、本当に作業が楽になりました。



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posted by 太泉八雲 at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ORi Bike・オリバイクM10
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