2011年08月04日
ロードのポジション調整を再びしてみた(ステム)
奈良の旅で連日走ったポタリングを機に、あらためてロードを含めた自転車全般のライディングポジションの見直しを行いました。
一応ロード乗り方本「ロードバイク初・中級テクニック改訂版(えい出版社)」を持参していたので、毎日宿でその本を読みながら、その日の走りの反省と再確認を行い、翌日はそれらを意識して乗る。たった3日間でしたが、300km近く「意識」をして走ると、そこそこライディングフォームが体に染みこんできたような気がします。
それから東京に帰っても、日々フォームを意識して乗るようになりました。
すると、いかに今までズブにダメな姿勢で乗っていたのかと、あらためて認識する事になります。お尻の感覚もまるで違う。毎月のようにサドル探しの旅と称して、いろいろなサドルをあれはダメ、これもダメと変えてきましたが、そもそも基本的な事が出来ていなかった。
そもそも、ロードにおけるサドルは座る物ではなく、腰を添えるもの。
同じように、腹筋で上半身を支え、しっかりとしたフォームを作ると、ハンドルを握る腕もスーッと添えるだけ。
今まで腕に体重を掛けていたので、傷みを和らげる為にハンドル位置ブレーキ位置をアップライトにしたり、ステムを短くしたりしていましたが、これらも全てやりなおす事に。
「ロードバイク初・中級テクニック本」には、ロードのフォームが出来上がってくると、「脚と腕が伸びてくる」という記述がありました。実際に手や足がびよ〜んと「ワンピース」のルフィのように伸びるわけではありませんが、フォームが出来上がってくると、サドルがより高く、ハンドルも遠く低く「ロード乗りのスタイル」になってくるそうなのです。
昨年末に、ステムを標準装着されていた100mmから、60mmのものに交換しました。これはある意味正解で、自転車がかなり体の一部へと近づいたような感触を得ました。
ロードのフォームを意識して乗り始めた今でも、このサイズはある意味でベストチョイスだったと思います。自転車は足で漕ぐだけではなく、腕も使う事を体で覚え実感させられました。
ただ、「フォームが出来上がってくると、脚と腕が伸びてくる」という記述にあるように、そろそろステムを長くしてもよいのかな?大体標準で装着されているのは100mmのステムですから、とりあえず標準のものに戻してみる事に。
ん〜・・・。と、遠いな・・・。
苦ではありませんが、やっぱり遠い。
以前は体の延長線上のようだったハンドリングが、なんだか乗らされているような感じ。
コントロール性も落ちています。
それに、上り坂でのダンシングも出来ない。軸が定まらない感じでふらつく・・・・
と、いう事で間をとって80mmのステムをヤフオクで購入。
本当はマットな黒のステムが良かったのですが、アイスグレーの物しか出品されていなかったので、やむを得ず落札。
まあ、これでキッパリとサイズが決まるとは限らないし・・・とりあえずの試しですから。
実際装着してみると、ツヤ有りのアイスグレーも悪くはありませんでした。
そもそも、うちのレオ号のコンポーネンツはシマノのアルテグラSLです。
アルテグラSLの色は同じアイスグレーです。
まあ、カラーバランス的にはぴったり。
ただし光り物は撮影が大変。
そして肝心のインプレッションは、というと・・・
これが大正解!!もう近すぎず、遠すぎずのピッタシでした。
コントロール性もフィット感もベストマッチング。ダンシングも問題無し。
これで、あと一年も乗っていれば、またさらに伸びてくるでしょうか?
いや〜自転車って、奥が深いですわ。
この記事はあなたのの役に立ちましたでしょうか?
よろしけれは、ポチッと応援をお願いします。
↓ ↓
http://blog.sakura.ne.jp/tb/47156115
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
僕もブルホーンにした時、感じました!!
だんだん足も手も延びてくるんですよね!!
そうか…!!
手足が伸びる感じがするのは、てっきり僕が「ばか」だからだと思ってました!!(笑)
そう感じる根拠があってよかったです!!(笑)
ただし、変なフォームは怪我の原因にもなるので、気をつけなくてはいけません。