前々からの懸案事項で、暫定的作業のまま放置していた、Paragonに取り付けてあるサイクルコンピューター(以下サイコン)CATEYE CC-RD100N STRADAのセンサー取付問題にようやく解決の糸口が見えて来たので、着手してみました。
まあ、きっかけは前回の「Paragonディスクブレーキが固まってしまった事件」の際に、修理をお願いした新宿市ヶ谷にあるTREKの専門店「Psycrithm(サイクリズム)」の店長さんに指摘されたので、アドバイスを参考にいろいろと思案して、工作をしてみました。
そもそも事の発端は、サイコンのセンサーとマグネットをフロントのフォークとスポークに取り付けようとした際、左右のフォークとスポークとの距離に違いがある事に気がついたのでした。
ディスクブレーキ装着車は、実はフロントフォークの左右でホイールとの間隔が違うのですよ。
ディスクブレーキが左側に付いているので、約10mmも間隔に差があるのです。
この10mmは大きい。
付属のスペーサーを全て積み上げても、スポークに取り付けたマグネットにまるで届かないのです。
仕方がないので、かろうじてお互いが届く右側に取り付けたのですが、今度はセンサーのケーブル(Paragonだけは諸事情から有線にしています)が足りない。と、いう事で最短距離を結ぶ、非常にラフでみっともない配線をしていました。
しかし、自転車店の店長さんから「危険だよ」との指摘を受けたので、このまま放置して置くわけにもいかず、やっとこ重い腰をあげた次第にございます。
10mmの間隔を埋めるのに、何が良いか。
アイデアを絞りましたが、ステーのような見た目の良い小道具を作るよりも先に、実際にあたりを見る実験をしてみなければいけません。
ホームセンターでいろいろ物色していましたが、これといったものは無く、結局定番である、ゴム製のブロックを使用する事に。ちょうど結束バンドを通す穴もあいています。大きさもセンサー本体に近い。これはいいぞ。値段も195円なり。
まず、マグネットとセンサーの距離を測りながら、大まかな位置を決めると、ゴムブロックをフロントサスに強力両面テープで仮固定し、それを2本の結束バンドでしっかりと結びつけます。
そして、それにサイコンのセンサー部を付属のゴムリングとフックで固定。
何とかスペーサーを介して、ぐるりと1周届いてセンサーを固定できたのでホッと胸をなで下ろします。
あとは、センサーケーブルを、ブレーキアウターに巻き付けながらステムの本体へと持っていきます。
やや無骨で目立ちますが、なんとか信号の受信も成功し。一件落着したのです。
ちなみに「CATEYE CC-RD100N STRADA」は、生産終了になってしまいました。
そうそう・・・。
サイコンの再取付を終了し、テスト走行をしてみようと思ったら、またブレーキがロックしていました。
すでに、前回の件でブレーキの構造とブレーキフルードの特徴。対処の仕方を教わったので、左右のブレーキをギュ〜!!と、強く握りしめる作業を繰り返しました。
すると、どうでしょう。
ブレーキのロックは自然と消えてしまいました。
この記事はあなたのの役に立ちましたでしょうか?
よろしけれは、ポチッと応援をお願いします。
↓ ↓