2011年09月10日
ORi BikeM10のグリップとバーエンドをSHIMANO PROに替えてみた
うちのORi Bikeは車体の色に合わせて、エルゴングリップ(らしい?)赤いバーエンドの同製品を着けていました。
まあ、どう調べてもエルゴン本体では造られた様子が無く、おそらく十中八九”かの国”のコピー用品だと思われる節も濃厚でしたが、とりあえず買ってしまったうえに、質感は本物とまるで変わらないので、それを半年の間装着していました。
ただ、やはりというか...エンドバー部分の剛性は驚くほど低いですね。
ぶつけただけで、軽く外れてしまうくらいですから、坂道などで体重を掛けてバーエンドを酷使する事を考えると、やはりちょっと早急に変更を模索したほうが良いかな?と。
それに加えて、奈良でのロングなポタリングでは、やはりハンドル周りの再検討も必要だと実感。
で、「夏のボーナス大作戦」の一環として、ORi Bikeのハンドルまわりにも手を入れることにしました。
グリップは、うちの29erMTB パラ号(Paragon)に装着済みで、そのフィーリングに惚れ込んだ
SHIMANO PRO (シマノプロ) ERGONOMIC GRIP (エルゴノミックグリップ)
です。パラ号に装着した際のインプレでは、グリップの材質がエルゴングリップとは違って一種類と書いてしまいましたが、あきらかに手の掌が置かれる部分と指先の部分の材質が異なります。
製品の説明書きにもデュアルコンパウンドと書かれていました。
指で握る部分に指の形に合わせた造形がありますが、おそらく、いや確実に欧米人のサイズのもので日本人の指の間隔とはまるでマッチしませんが、指先に感じる質感は申し分ありません。
グリップの長さも130cmを越えます。もう少し短いと使いやすいのですけど。
バーエンドも同じくSHIMANO PROの製品で、形状も普通のものとはだいぶ違います。
【バーエンド】SHIMANO PRO (シマノプロ)ラバーアナトミック オーバーサイズ・バーエンド
ロングライド用に、少し大きめでいろいろな握り方ができます。材質は柔らかく、エルゴングリップの様に手の掌を置く場所もあります。
表面は軟質のラバーで、さらにこの表面の仕上がりがガマガエルのような気もして、他社からはマットな質感の同等品が発売されていましたが、今回は性能と造りに重点を置き、かつブランドをグリップと統一する意味でもシマノをチョイス。
実際に実物が届くと、おお...結構な迫力です。
握ってみると、おお...独特の柔らかさがとても良い。剛性も高くORi Bikeにはちょっとオーバースペックだったかも知れませんが、安心度はまるで違いますね。
ところで、シマノプロの2つの似たような製品を改めて見てみると、まず商品名のところで気がつくのが、「アナトミック」と「エルゴノミック」という表記。
アナトミック・・・「解剖学」
幕末に杉田玄白が持ち込んだ「ターヘル・アナトミア」も同じ語源ですね。
では
エルゴノミック・・・「人間工学」
という意味のだそうです。
Ergonomicsはギリシャ語のergon(働く)とnomos(自然法則)から作られた造語とか。
ちなみにこのエルゴノミックという言葉はヨーロッパで使われる言葉で、アメリカでは「ヒューマンファクター」と言うそうです。
しかし、このネーミングの使い分けって意味があるのでしょうか?...しかも解剖学って....
あ、
そうか、ロードのドロップハンドルにもアナトミックハンドルってのがありますね。
なるほど〜。多様な握りやすさといった事なのですかね。
本当はORi Bikeのハンドルバーも左右20mmずつ切断する予定でしたが、エルゴノミックグリップが130mmと思いのほか大きかったために、とりあえず延期。
ちょっと小径車のORi Bikeにはやや無骨でオーバースペック気味とも思いましたが、長い距離を走るとなると、これくらいは必要かと。
まあ、ビジュアル的にはちょっと美意識に反するところもありますが、実際に走ってみると
いや〜、いいですよ。
いままでのバーエンドは何だったんだ〜、とうくらい良いです。
次回のちょい遠出ポタが楽しみです。
ただ...やはり両サイド20mmは切り落とすかな?
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こういう直接体に触れるパーツって大事ですよね!!
しかもグレードアップすると確実にテンションが上がります!!
またロングライドでのインプレ、楽しみにしております!!(笑)
エルゴンって使っている内にネッチョリして来て気持ち悪いんですよね。
次期候補として参考にさせて頂きます。
このシマノのグリップはサラサラしていて、指先の気持ちよさは一味違いますね。
クロスバイクの方にぜひオススメです。