一路一会のぶらり、一筆

今日はORi Bike M10への純正オプションのリアキャリア装着レポです。

前々からあったORi Bike M10オーナーの要望を金澤輪業さんが受けてくださり、ようやく今年の春から取扱が始まりました。

ORi Bikeの下位グレードＭ９やＭ８その他には標準で装備されているので、いわばＭ１０の為のオプションですね。

ところで、今回Ｍ１０に純正リアキャリアを取り付けたのは、実はわたくしではありません。

前々から色々なレポートを送って来てくださる、新潟にお住まいの本間さんのORi Bike M10です。

私と同じ赤いORi Bikeです。



装着したスタイルは以前わたくしも検討していた際に造ってみた合成写真と同じですね。（あたりまえか）

やっぱり、リアキャリアがあると引き締まりますね。

重たい荷物も詰めそうです。

リクセンカウルのシートポスト装着型バックパックフリーメタ・シリーズも中身が重いと下に垂れ下がって後輪に干渉することもあるので、ギリギリのポジションで取付部を上にあげるのですが、そうすると重心も高くなってしまいます。

これだと、思いっきり重心を下げられますね。しかもキャリアに乗っかるので荷物も暴れません。

やっぱり、いいな〜。

この反射板は無しですが。



本間さんはいろいろと純正のバッグをお持ちです。

どうです。この大容量。

配達も出来そうですね。

念願の？２Lペットボトルや缶ビールをケースで運べそうです。

で。

この純正リアキャリアの装着費用は前にも書きましたが、工賃込みでなんと

１２，０００円

です。

キャリアはアルミ製ですが、アルマイトではなく塗装です。
ちょっと高すぎる気も....

実は、このキャリアを装着する事によって、折り畳み時の形態が変わるのでフロントフェンダー部分も交換する事になります。

アームの位置が下にさがって、スポーティーさがスポイルされてしまいます。
ここがちょっとネック。

フロントフェンダーの接地部分はキャスターからゴム脚に変わります。



フェンダーというよりも、フェンダー一体型のフロントフォークと言った方がよいかもしれません。

これは、専門的な技術が必要そうですね。

リアキャリアだけなら、ポンで行けそうな気もしますが....
（実はリアもホイールやなんやらを一回バラして組み直す作業があるとか）

まあ、そういった工賃と部品代を考えると妥当な金額でしょうか？



リアキャリアを装着した事によって、念願のフェンダーも一体となって装備されます。

が...

何なのでしょうね、このフェンダー。
質感がまるでORi Bikeと合わないではないですか。
まるで、ママチャリ系小径車のフェンダーです。

ちなみにORi Bikeのシートステーとチェーンステーの間には、リアフェンダーを取り付けるであろうと思われる、ガッチリとした台座が設けられています。
しかし、それがまるっきり無視されている状態で、しかも本体との間に隙間もあって、フェンダーの役割を完遂していません。

これはいけませんね〜。
要改良ですよ。

フロントと同じ角張った形状でアルマイト加工された（まあ塗装でもよいけど）フェンダーが着くのかと、てっきりそう思っていましたが。

これは、ありませんよね。

あと、ブロンプトンの様にリアを折り畳んで駐輪するのがセオリーなのですが、これがどうも自立しないらしい...

まだまだ改良の余地ありといったところでしょうか。



メーカーが動くには、もう少しORi Bikeオーナーが増えてもらう必要がありますが、今の様なちょっとマイナーで数少ない状態というのもレア感があって良いので、このへんは複雑な心境。

でも、こうしてネットを介してORi Bikeオーナーさんとの交流が始まった事はブログ冥利につきますね。

来年までには一度、ORi Bikeオーナーさんとのオフ会も実現したいところです。


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