2011年10月13日
ロードバイクのホイール向上化計画を検討してみた(第3話)
ロードバイクに乗り始めてまだ日が浅く、ホイールなぞまるで未知の世界であり、正直自転車が買えるような5万円以上のホイールなんざ「アホちゃうか」と思っていたりもしていましたが、結局その「アホ」の仲間入りです。
で、とりあえずいろいろ調べてリストに上がったのかこれ。
MAVIC(マビック)フランス
R-SYS(1,390g)・・・価格147,000円
キシリウムSR(1,445g)・・・価格141,750円
キシリウムSL(1,485g)・・・価格126,000円
キシリウムエリート(1,550g)・・・価格84,000円
Campagnolo(カンパニョーロ)イタリア
SHAMAL-ULTRA(2wayFIT)(1,479g)・・・価格145,950円
SHAMAL-ULTRA(1,464g)・・・価格139,650円
EURUS(2wayFIT)(1,500g)・・・価格117,600円
EURUS(1,521g)・・・価格112,350円
ZONDA(2wayFIT)(1,580g)・・・価格81,900円
ZONDA(1,594g)・・・価格69,300円
EASTON(イーストン)米国
EA90SLX(1,398g)・・・価格120,750円
EA90AEARO(1,545g)・・・価格115,500円
EA90SL(1,530g)・・・価格99,750円
EA70(1,650g)・・・価格69,300円
FULCRUM(フルクラム)イタリア
レーシングゼロ(1,435g)・・・価格142,800円
レーシング1(1,485g)・・・価格117,600円
レーシング3(1,555g)・・・価格66,990円
当然ながら実売価格を調べた上でのリストアップなので、この金額を出せるという訳ではありません。
予算は8万円以下をめざしています。
さて、この中に国産シマノが入っていませんね〜。コンポに関してはシマノ信者であるわたくしも、ホイールに関してはちょっと躊躇してしまいます。
シマノのホイールはコストパフォーマンスで見ると、ある意味に最高&最強に近い代物です。
でも、「華」が今ひとつなのですね。最近すこしづつ変わってきつつはあるようですが。
上にピックアップしたのは、いわゆる所のホイール御四家。これ以外にもホイールメーカーはいろいろあり、おそらくわたくしが臨むホイールもそちらにあるのでないかという憶測も強くあるのですが、とにかく情報が少ないうえに、ミーハーである事がここに露見しました。
さて、この中から厳選されて篩いに残ったのが下記。
て、定番すぎる。
MAVIC(マビック)フランス
キシリウムSL(1,485g)・・・価格126,000円
キシリウムエリート(1,550g)・・・価格84,000円
Campagnolo(カンパニョーロ)イタリア
SHAMAL-ULTRA(1,464g)・・・価格139,650円
EURUS(1,521g)・・・価格112,350円
ZONDA(1,594g)・・・価格69,300円
EASTON(イーストン)米国
EA90SLX(1,398g)・・・価格120,750円
EA70(1,650g)・・・価格69,300円
そちあえず、通販最安値の実勢価格で9万円台以下に絞った結果です。
(なんか1万円上がってるじゃん)
理由はいろいろあるのですが、行きつけのショップの値引率が結構高くで、海外通販との差が1万円程度に収まっていた事。関税や出荷時の状態、後々のメンテナンスを考えると、行きつけのショップで買うのもありかな?という選択肢も出てきたからです。もちろん2万円以上の価格差であるならばそう言う訳にもいきませんが。
個々の選定について述べていくと、まずカンパの「2WAY-FIT」は外されました。理由はチューブレスタイヤがまだ現在は黎明期で、そのパフォーマンスやメンテナンスがちょっと今ひとつ情報が少なく、一方タイヤのホイールへの脱着がかなり大変であるという声は良く聞いたからです。出先でのパンク修理を考えると、ちょっと引いてしまいました。それに加えてホイールの重量がクリンチャーモデルよりも重くなっていると言うあまり良いことがないように思えたからです。
続いてイーストンですが、割引率が高い事で上位のEA90SLXが候補に残ったわけです。特にわたくしの良く行くショップでは海外通販並みの超お買い得価格もあって一気に順位も急上昇!それにともなってイーストンを再検討した結果、リムが高くて見た目は良いけど重量が重い「EA90AEARO」やベースモデルの「EA90SL」が落選。コスパ重視でミドルクラスの「EA70」が辛うじ”抑え”てランクに残りました。
さて、ここで落選したのがフルクラムです。
フルクラムはご存じカンパニョーロ社の子会社であり同社の別ブランドの位置でもあります。
元々は「シマノユーザーにもカンパのホイールを売るためのブランド」として立ち上げられた会社と言われ、ホイールメーカーの巨人、マビックにも強い対抗意識を持っています。
価格はなぜかカンパの同クラスよりも高めの設定。ハブは親会社のカンパゆずりの大変優れたものですが、候補から外れた理由が、華が無いこと。スポークが赤かったりしますが。
なんかフルクラムユーザーに怒られるかも知れませんが、シマノっぽい地味さが拭いきれません。よく見ると赤いスポークだったり、カンパやマビックのような”きしめんスポーク”だったりして、上位モデルになるほど魅力は増すのですが、買える価格帯となると性能は置いておいて、ビジュアル的に所有欲が満たされません。
最後発で歴史はありませんが、カンパの技術とエンジニアが移っているので性能的には問題ないものの、いまひとつ独自性はみられません。人によっては、「カンパニョーロのデザインだけをマビック風にした」という見解もあり、ならばマビックやカンパニョーロのホイールの方が華があります。
兄弟と言われるカンパとフルを比較してみると、「前輪に関してはほぼ同じ物」だそうで「カンパとフルクラムでは後輪のスポークレイアウトが大きな違いでここに味着けも違ってくる」とか。共にフリー側2本のスポークと、その間に反フリー側のスポーク1本が挟まるレイアウトでは同じですが、その3本が狭い範囲にほぼ平行に並ぶカンパのG3レイアウトに対して、フルクラムのは放射状に、ほぼリム全域に均等にスポークが広がる2:1レイアウトというらしいです。
これによりG3のカンパの方は若干回転方向にソフトで、ダッシュ時の反応は若干マイルド。「3本のスポークで空気抵抗がまとまるせいで、太い7本スポークのような感じで空気抵抗が減るので、スピードが上がると伸びは良くなる」感じだそうです。一方フルクラムは、「ダッシュ時の加速性能が良く、トップスピードまで直線的に加速していく」そうです。」
そうした中でさらに色々なユーザーの声を見ると「一般的にはカンパのホイールのほうがマイルドでやわらかく脚にこない、空気抵抗が小さく高速巡航に優れる。」とか。
ここで、わたくしが求めるスペックは「ロングライド」向けの、乗り心地の良いホイール。という事になります。
決定的だったのが価格です。
コンポでは高級ブランド品のイメージが強かったカンパですが、国内外のその値引率は意外にも高いものでした。一方でフルクラムはほとんど値引きがありません。行きつけのショップでも以前は値引き無し。最近約1割程度の値引きを始めたそうですが、いずれにしても同クラスの老舗カンパよりも数万円も高くなってしまうのです。
この強気の営業戦略はいったい何なのでしょうか?
カンパの上位にくるブランド化を目指しているのでしょうか?フルクラムがめちゃくちゃ売れているという訳では無さそうで、一説には投資した資金の回収に焦っているとも。最近はカンパ並みにどんどんエントリーグレードの分野にも裾野を広げ始めているようです。
う〜ん。ま、いいか。
つづく・・・
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僕も見習わなくては…!!(笑)
ダイエットの成功は人を大胆にさせるのか!!?
今後の成り行きを注視したいと思います!!(笑)
実はもっと大きな計画も・・・それはまだ秘密。
やはり自転車に乗る時間が多くなったのが要因ですね。乗るといろいろ分かってくるのですよ。
ただ、それが実際にパーツを替えて実感てきるかとなると話は別なのですが・・・