2011年11月10日

カンパニョーロ EURUS(ユーラス)2WAYFITを実走してみた

EURUS2wayfit2_12.JPG

だいぶ印象が変わってホッとしています。

EA50SLではスポークがステンレス地金のシルバーだったのですが、今度の「Campagnolo EURUS 2WAY-FIT HG」はブラックです。しかも”きしめんスポーク”の太さがより視覚的なインパクトを強調しています。

このスポークへのマグネット(もちろんサイコン)の取付はいろいろと難儀するようで、ホイールの付属品にもアタッチメントのような物が付属していましたが、キャットアイの普通の丸いマグネットでも難なく取り付ける事ができました。

丸スポーク用のへっこんだ方ではなく、フラットな部分で挟めば良いのです。しかも動かずきちっと安定しています。


EURUS2wayfit2_15.JPG

さっそく乗り出してみました。

違いが分からなかったら、見た目だけの高い買い物になってしまいます。

しかし!!

走り出してすぐにその違いが分かりました。

まず、心配していた乗り心地の硬さですが、「しなやか」そのものです。
路面からの振動も吸収してくれるばかりでなく、ペダリングが軽い。
漕げば、漕いだだけ前に進む感じです。これはタイヤをミシュランPRO3 RACEに交換したときと同じような感覚です。
今回このEURUS(ユーラス)にはミシュランPRO3 RACEを履いています。

以前のミシュランPRO3 RACEの実走記事で、「スケートのように路面を滑らかに走る」と書きましたが、一皮剥けると結構乗り味は変わってきました。本来のグリップ性能が発揮されてきたのでしょうか、路面に吸い付くような感じになり同時にロードノイズも若干ですが出てきました。漕げば漕いだだけ前に進む感覚はホイールのそれと同じですが、軽快さは無くなってきたようです。ブリヂストンの自動車用タイヤに例えると以前は「REGNO」だと思ったのですが、今は「POTENZA」そのものに感じます。


EURUS2wayfit2_16.JPG

わずか200gほどの重量差だけではありませんね。ホイールにはさまざまなテクノロジーが用いられています。

走っていてそれが分かります。多少プラシーボ効果もあるかも知れません。
平均速度が約3km/hほど上がっている気がするのも、もしかしたら連日の走行で脚力が付いてきたからなのかも知れませんが、感覚的に速度が上がっている気は確実に感じます。

直線走行時の安定性は上がっています。ダンシング時も安定している。
坂道では本領発揮といったところでしょうか。グングン上へ上へと自転車の方が登っていこうとしている感じです。

走っている際の疲れも半減しています。

なんかどこまでも走っていけそうな気がします。正直これは楽しい。


EURUS2wayfit2_11.JPG

さて、気になるラチェット音です。

「爆音」で著名なカンパのホイールです。

こればかりはかなり覚悟をしていましたが、もちろんこの音が好き!という方もいらっしゃいます。しかし、わたくし的には静かな方が好きです。で...走ってみると...

「音がしない・・・・」

「ええええええええええ?」

ラチェット音が静かというレベルではなく、無音に近いのですよ。逆に漕いでいる時に小さなラチェット音のようなものはしますが、これがハブから鳴ってきているものなのか、チェーンとスプロケから鳴っているのかは分かりません。

なんかハブ内部の組み付けが逆になっているのかな?通販で「ハズレ」を掴んでしまったか....?とすら一瞬思いましたが、すでに100km近く走っていて、まるで問題ないので、こえはカンパの方で改良が行われたのではと解釈しています。

しかし、気になっていろいろと調べてみると、別の要因があったようです。

それはハブ内のグリスでした。

実は以前のカンパはハブの内部にグリスはほとんど充填していなかったそうです。

理由はグリスは劣化するという事。カンパの工場から倉庫を経て世界中の代理店まで商品が届けられる期間、そして販売店を経てエンドユーザーの手に届くまでの間にグリスは劣化していきます。販売店でも在庫として数ヶ月から数年間眠っていることは当然ながらあります。

元々、シビアなレース用の機材ですから、たとえ僅かであっても最高のパフォーマンスを引き出すためには、グリスの劣化すら許されない世界なのですね。ですから、最終的に販売店がエンドユーザーに納品する際にグリス詰めを行うのです。

だから最初はグリスが入っていません。

でも、最近はそんな事を知らない販売店が増えてきているそうで、それは日本だけでなく世界中でそうなのだそうです。
通販なんて、まさにそれそのものですね。

なので、最近になってカンパも工場出荷時に(というか組み立て時に)ハブをグリスアップしてから出荷するようになったそうです。

つまり「爆音」時代のカンパホイールはグリスアップされていないハブで走っていたという事らしいのです。なので、オーバーホールの際などにハブを分解してみると、相当ひどい事になっているとか。

カンパに直接聞いた話ではないので、真相はわかりませんが、とりあえずわたくしの”無音”な「Campagnolo EURUS 2WAY-FIT HG」の理由を納得させてくれる”お話”ではあります。


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この記事へのコメント
グングン上へ上へと自転車の方が登って行こうとしているとは
凄い効果なんですね。
大枚をはたかれた甲斐があって良かったですね。
脚力も強化されているようで鬼に金棒ですね。
今度お会いする時がちょっと恐いです。^^
Posted by タカやん at 2011年11月11日 11:37
ホイールとタイヤで本当にこれほどまでに走りが変わるのですね。
脚力も多少はついてきたかと思いますが、走る頻度はタカやんさんに比べると、遥かに少ないので、実際どうでしょうかね。

奈良へは年内にあと2回はいきたいと思います。
持ち込む自転車は未定ですが、またその時はお世話になります。
Posted by 太泉八雲 at 2011年11月11日 12:30
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