2011年11月21日

ぶらり、房総ポタ(その弐)金澤輪業さんへと行ってきました。

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金澤輪業の金澤社長と待ち合わせ時間は午後2時。

お昼をまわったので、yoshiko2さんに挨拶をして、暗黒技研の秘密基地を後に。

距離にして約20km。上総牛久を経由して山を越え、長南町まで房総半島を横断のサイクリングです。

途中コンビニで昼食...というよりはカロリー補給。

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なんとか長南町へ到着。時間もほぼ約束の2時ちょうど。

そして地図に示された店舗の場所を探す。国道から市街地へと分かれるY字路の角にあるハズなのだけれども、それらしき店舗は見あたらない。

すると大泉さん!!

のかけ声が後方から。

どうらや店を通り過ぎていたようです。それよりも金澤社長が良く私を覚えていてくれたな〜、ああ、そうかORi Bikeに乗ってきたからか!!。と
声の掛かった方向へ向かうと、どうも社長じゃない。

そう、先ほど秘密基地で分かれたフリーさんと愚兵衛さんでした。

な、なんでこんなところにいるの?

思わぬ再開に事態をうまく飲め込めない。

どうも、帰り際にyoshiko2さんから、「金澤さんに挨拶をしてから帰ったら」と言われたらしい。

こっちは、約束の時刻に遅れまいと必至でペダルを漕いできたのに〜。

って、まあ当初からその予定でしたけど。久々の運動になったし。

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そして、これがORi Bikeの聖地、金澤輪業さんです。

地図の表記は古かったようで、ちょうど道路を挟んだ北側に新しく移転していたようでした。

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フローリングのきれいな店舗です。

基本的にショールームですね。

本日、わたくしが金澤輪業さんへ訪れた目的が、先日のサイクルモードで試乗した「ORiBIKE SURPAZ CR87 」を再度試乗させてもらう事でした。

そして、店舗の入口にはすでにその準備がされていました。

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とりあえず店内を見学。

所狭しと小径車が並んでいますが、半分近くはORi Bikeです。

未発売や開発中のプロトタイプも含め、廃盤になった過去モデルなど、おおよそ今まで公開&販売されてきたORi Bikeのほとんどがここにありました。房総半島の山奥の小さな町に...。

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突き当たりの壁には、先日のサイクルモードで発表された新しい2台の「ORiBIKE SURPAZ」シリーズ。

ドロップハンドルで最上級モデルの「ORiBIKE SURPAZ CR1.0」(45万)

フロントシングルの廉価モデル「ORiBIKE SURPAZ CR3.0 」(28万)

おお!!

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続いて、過去に販売されたフロントダブルの20段「ORi Bike M20」なども.....

え?これって?

そう、現在開発途中の電動アシスト型ORi Bike「ORi Bike E-Power」ではないですか!!

ここはまさに「ORi Bike博物館です」

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店の外では金澤社長とフリーさん、愚さんとORi Bike談議中。

カスタムされたORi Bikeに興味津々の金澤社長。

暗黒技研で徹底的な改良がなされ、十分軽くなったブレーキをさらに軽くするために、「カーボン・ケーブルアウター」なるものを店の中から出してきた金澤社長。そして交換作業まで行われます。

その間、わたくしは「ORiBIKE SURPAZ CR87 」の試乗。

長南町は過去に一度訪れた事があります。本家「一路一会」の古い町並み探訪で、この小さな町にも伝統的な家並みが旧市街に残されていました。かつては鉄道がこの町まで敷設されていたのですよ。信じられます?


さて、あらためて乗ると、ハンドル位置がちょっと高いのと、フロントのふらつきが気になりました。ハンドル位置はあとで手を加える事ができますが、フロントの剛性はどうしようか思案。って、買う気か?

yoshiko2さんが、フレーム剛性が低いと指摘されていましたが、とりあえずこの試乗ではそこまで走り込む事はしませんでした。まあ、峠の下り坂カーブを高速で走り込むと不安なレベルらしいので。でも、後で金澤社長も同じ事を行っており、メーカーで何度も改良を打診したそうです。

まあ、そんな事は置いておいてもこの「ORiBIKE SURPAZ」は楽だ。乗っていて楽だし、楽しい。

これはロングライド・ポタリングが楽しくなるぞ〜。

レース指向では無く、どちらかというとランドナー的な旅スタイルをイメージ。

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そして店舗にもどり、フリーさんが金澤社長と来年春のORi Bikeオフ会に関する打ち合わせをしているのをよそに、わたくしは「ORiBIKE SURPAZ CR87 」を撮影。

「試乗車」のフダがちょっと邪魔ですか...。

妄想を膨らますべく、さまざまな角度から写真を撮りました。(詳細は後日)

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やはり「ORiBIKE SURPAZ」は軽いです。

でも折り畳むとやはりORi Bike M10よりは2周りほど大きくなるでしょうか。

「ORiBIKE SURPAZ CR87 」をはじめとするカーボンシリーズは、シートポストがアルミモデルのように下まで貫通しないので、折り畳むと写真の位置で止まってしまいます。

小柄な方でしたら、シートポストを切断する方法もありますが(カーボンですよ)、一般的にはシートポストは抜くそうです。

折角「折り紙」に由来する「ORi」を冠する自転車なのに、それはちょっと美しくありませんね。

アウターの交換作業が終わった後、本当は用事があってすぐに帰らなくてはいけなかった、フリーさんと愚兵衛さんのお二人は急いで帰路に着かれました。

私はもう少し「ORiBIKE SURPAZ」についてのお話を伺うのと、他の「ORiBIKE SURPAZ 」シリーズの写真を撮るために残りました。

ちなみに、ORi Bike M10(M9、M8)のあの美しいフレームは海外ではあまり人気が無く、現在は日本向けだけに製造しているとの事。海外では本日愚兵衛さんが乗っておられた、直線貴重のフレームがメインという事でした。なるほど、いろいろ文化的な嗜好はいろいろあるのだな?と、金澤社長から、ふだんは聞くことのできないお話の数々。

いや〜、今日は本当に来てよかった。

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そして、本日の目的をたっぷりと満喫した後、約7km先の茂原駅までのラストラン。金澤社長にお礼をして店を出た矢先に、後輪に違和感が。パンクしている...。

なんか、今日はパンクが多いな...などと行っている場合ではありません。日もだいぶ傾いてきました。

遺物による外傷では無く、リム打ちパンクのようで。

しっかりと2つの穴、スネークバイトが開いていました。

う〜ん、記憶が無いんだけど。でも道路も結構悪い場所があったし。ダートもあったからかな?

かなり大きな裂け目なので、スローパンクではありません。店の前で穴が開いたのでしょう。

でも、思い当たるフシが....

そして。

店終いの作業に追われていた金澤社長にタイヤ交換をしていただき、至極恐縮しながら再度お礼をして、店を出発したのです。

基本的に日曜日はお休みだそうで、そんな中わざわざ店を開けていただいて、本当にありがとうございました。

いや〜今日は久々に濃い1日でした。



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posted by 太泉八雲 at 08:45| Comment(3) | TrackBack(0) | ぶらり、輪行やポタリング
この記事へのコメント
日曜日はお疲れ様でした。

太泉さんのORi改造、楽しみにしています。
加えて、SURPAZ お買い上げですか〜(笑)?
Posted by フリー at 2011年11月22日 10:23
僕も大阪のLOROで、ORiBIKE SURPAZ CR87 試乗したことがありますが、カーボンのポコポコした乗り味が快適で本当に楽しい自転車でした!!(笑)
かなり欲しくなりましたが、何せ値段が!!(笑)

カーボン製のフォールディングバイク、本当なら是非欲しいところなんですが、耐久性などはどうなんでしょうね??

カーボンになれてないせいか、興味がすごくあります!!
Posted by at 2011年11月22日 21:32
>フリーさん

SURPAZねえ・・・財政赤字がねえ・・・ちょっと問題かな?自転車ばかりに投資する訳にもいかないし・・・。でも良かったですよ。

>無名さん
カーボンのポコポコした乗り味は人それぞれですが、私も乗り味が良いと思いました。
耐久性は問題ないと思いますが、カーボンの性質上(劣化)10年くらいしか乗れない代物ですから、高い買い物ですね。

Posted by 太泉八雲 at 2011年11月23日 04:32
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